アップフロントグループ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/01/17 06:14 UTC 版)
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種類 | 株式会社 |
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本社所在地 | ![]() 〒141-0001 東京都品川区北品川5丁目1番18号 住友不動産大崎ツインビル東館6F |
設立 | 1983年(昭和58年)1月14日 |
業種 | サービス業 |
法人番号 | 3010401001709 |
事業内容 | グループ各社の経営コンサルティング、持株会社としての統括業務 |
代表者 |
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資本金 | 9000万円(2012年3月19日現在)[1] |
純利益 | 単独: 5億998万4000円(2011年3月期) |
純資産 | 単独: 310億4865万7000円 (2011年3月31日現在) |
総資産 | 単独: 319億7900万3000円 (2011年3月31日現在) |
決算期 | 3月31日 |
主要株主 |
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主要子会社 | 「#グループ傘下および系列会社」参照 |
外部リンク | www |
株式会社アップフロントグループ(英: UP-FRONT GROUP Co., Ltd.)は、アップフロントプロモーションなどのグループ会社を統括する日本の持株会社。日本音楽制作者連盟(ただし、2023年1月現在、音制連の正会員一覧には非明記[2])、日本映像事業協同組合に加盟。
主な特徴
- 傘下に複数の芸能プロダクションやレーベルを抱え、本業の芸能活動以外の不動産、飲食などの業務にも進出するなど、1990年代前半をリードしてきたビーイングに似た組織構造を持つ。
- 森高千里、堀内孝雄、シャ乱Q、並びにモーニング娘。やアンジュルム(旧・スマイレージ)などを筆頭とする「ハロー!プロジェクト」などのヒットにより不動産投資を推し進めた結果、現在では利益額で不動産事業が所得利益の1/3を占める。
- ハロー!プロジェクトのようにグループ内のアイドル間でのコラボレーションが多く見られることで知られる。
沿革
- 1983年(昭和58年)1月14日 - ヤングジャパングループ内に株式会社ツーバンを設立。
- 1986年(昭和61年)5月 - 株式会社メイハウスと統合し、株式会社アップフロントエージェンシー(初代)になる。
- 1995年(平成7年)4月 - 株式会社アップフロントエージェンシーを5社に分社化し、社名を株式会社アップフロントエージェンシーグループに変更。
- 1999年(平成11年) - 社名を再び株式会社アップフロントエージェンシー(2代目)に変更。
- 2001年(平成13年)9月 - 芸能事業部門を分社化して株式会社アップフロントエージェンシー(3代目)を設立し、本社機能のみを保持したグループ統括企業となり、社名を株式会社アップフロントグループに変更。
- 2004年(平成16年)
- 3月21日 - 株式会社ゼティマを存続会社に株式会社ハチャマ・株式会社ピッコロタウンのレコード会社の3社が合併し、株式会社アップフロントワークスを設立。各レーベルは同社の社内レーベルとして継続する。
- 4月1日 - プロダクションと営業会社を再編。ギャラクシープロモーション、インパルプロモーション、ジャニスプロモーションをアップフロントエージェンシーに、エフエヌジー、ワンボイス、ペドラーをアップフロントプランニングにそれぞれ事業統合。再編時にハーモニープロモーションおよびグランブルーは資本構成上グループからは離脱しているが、今なお系列企業である。
- 2012年(平成24年)10月1日 - 株式会社アップフロントエージェンシー(3代目)の社名(法人名)を株式会社アップフロントプロモーションに変更。「アップフロントエージェンシー」の社名は新たに設立された別会社(4代目)が引き継ぐ[3]。
- 2015年(平成27年) - 子会社4社を吸収合併。旧4社を継承する部門として社内カンパニー制を導入し、アップフロントエージェンシー社、ディーシーファクトリー社、アプタス社、関西支社の4カンパニーを設置。アップフロントエージェンシー社の傘下に札幌支社を設置。これに伴い、事業持株会社体制とした。
- 2016年(平成28年)12月 - コーポレートロゴマークを改定し、株式会社アップフロントワークスなど関連会社の一部も共通のロゴマークに改定する。
- 2020年(令和2年)12月 - 本社を長年入居していた赤羽橋のビルから五反田に移転。
- 2023年(令和5年)- 品川区北品川に移転。
社内カンパニー
2015年頃に子会社4社を吸収合併し、旧4社を当社の社内カンパニーとして事業持株会社制へ移行した。
2016年12月のコーポレートロゴマーク改定に伴い、アップフロントエージェンシー社とディーシーファクトリー社は各カンパニーロゴの下に小さく「UP FRONT GROUP」のロゴを記載し、ロゴ表記を統一している。
- アップフロントエージェンシー社[注 1] - グループ全体のプロモーション企画推進、グループ所属タレントのCMキャスティング窓口。
- アップフロントエージェンシー社 札幌支社 - 北海道エリアにおけるプロモーション、札幌支社所属タレントのマネジメント。
- ディーシーファクトリー社[注 2] - オンラインショッピングモールサイト「e-LineUP!Mall」の運営、インターネットコンテンツの企画・制作・運営、CD・DVDのジャケット制作・映像制作、キャラクター商品の企画・制作・販売など。
- アプタス社 - 会計・経理事務受託。
- 関西支社(旧株式会社アップフロント関西) - 西日本エリアにおけるプロモーション、関西発タレント・アーティストの発掘・育成、関西地区におけるハロー!プロジェクトオフィシャルショップの運営。
グループ傘下および系列会社
※印は2016年12月にグループ内共通のコーポレートロゴマークに改定した企業
エンタテイメント事業(プロダクション事業会社)
- 株式会社アップフロントプロモーション※[注 3]
- 株式会社ジェイピィールーム※ - アップフロントグループとは異なり、音制連ではなく日本音楽事業者協会(音事協)に加盟している[4]
- 株式会社アップフロントクリエイト※
エンタテイメント事業(音楽事業会社)
- 株式会社アップフロントワークス※
- 株式会社アップフロント音楽出版
エンタテイメント事業(営業事業会社)
- 株式会社オデッセー - コンサート・イベント関連事業。
- 株式会社コットンクラブ・ジャパン
ライフ&カルチャー事業
- 株式会社アップフロントインターナショナル※ - ファンクラブの運営。アップフロントミュージックスクールの運営も行っていた。
- 株式会社オデッセー出版※ - 出版事業。
- 株式会社花畑牧場(代表取締役:田中義剛)
- 株式会社スタジオ・ケイグループ(代表取締役:勝野八千代[5])- ハワイアンキルトの製造販売。
- 株式会社オデッセー不動産 - 不動産事業。
- 株式会社グラビティー - ゴルフクラブシャフトの開発・製造・販売事業。
- UP-FRONT HAWAII INC. - ハワイでの事業全般。
- 株式会社ハロー!プロジェクトオフィシャルショップ - オフィシャルグッズの企画・制作・販売、オフィシャルショップの運営。
- 株式会社エスタシオン - イベント・催事運営業務。
関連会社
- 株式会社ハーモニープロモーション - 資本関係がない芸能プロダクション。社長はモーニング娘。の元マネージャー和田薫。
- 株式会社ジャストプロ - 2012年6月設立。当初はジェイピィールーム、現在はアップフロントクリエイトとの間でマネジメント業務を提携。
- TNX株式会社(代表取締役:寺田光男)
- 株式会社えがおプランニング - ハロー!プロジェクトオフィシャルショップの運営を行っている関連会社[6]。
- YU-Mエンターテインメント株式会社 - 2016年設立。アップフロントクリエイトとの間でマネジメント業務を提携。代表は吉川友のマネージメント山田昌治。
過去に存在していた系列会社
- 株式会社楽天スポーツプロパティーズ - 楽天との合弁会社。プロ野球パシフィック・リーグ球団、東北楽天ゴールデンイーグルスに関わる事業。2010年7月1日に株式会社楽天野球団に吸収合併された。
- 株式会社アップフロントスタイル - 2007年7月設立。2011年に有限会社スタジオキューブと統合し、株式会社スタイルキューブとなる。
- 株式会社トップラインエージェンシー
- 株式会社アップフロントトレンド(楠本柊生所属)
- 株式会社キッズネット - アップフロントとKADOKAWAの共同出資による合弁会社。2015年6月1日にアップフロントブックスと合併しオデッセー出版に商号変更。
- 株式会社Million Star Production
- 株式会社タイトプロ
- 株式会社アップフロントプランニング
- 株式会社UJ プランニング
- 株式会社オールトゥゲザー - 催事、旅行企画など。
- 株式会社フィジック - スポーツ施設。
- 株式会社楽々本舗 - カイロプラクティックなど。
- 株式会社あじわいフーズ
- 株式会社京寿々
- 株式会社レゾナンス
脚注
注釈
出典
- ^ 民事法務協会 登記情報センター. 2012年8月7日閲覧。
- ^ 正会員|FMPJ
- ^ 広報委員が行く会社訪問 株式会社アップフロントグループ J・VIG 協同組合 日本映像事業協会
- ^ JAME(日本音楽事業者協会)正会員一覧
- ^ “株式会社アップフロントグループ:関連会社”. 株式会社アップフロントグループ (2018年9月5日). 2018年9月5日閲覧。
- ^ 株式会社えがおプランニング PROFILE. 2011年11月19日閲覧。
外部リンク
アップフロントグループ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/15 15:07 UTC 版)
※森高千里、ハロー!プロジェクト及びNICE GIRL プロジェクト!はアップフロントグループに属するが別項にて記述する。 加藤紀子「電車のひと」 (「電車のひと」 1994年4月1日) 「Truth」 (「Truth」 1995年10月10日) 「思い出」 (「Flower Diamond」 1996年5月25日) 大原美紀「Just I Love You」 (「Everybody」 1996年10月25日) 「愛が足りないよ」 (「愛が足りないよ」 1997年5月10日) 「LOVE」 (同上) 吉村麻希「11枚の手紙」 (「11枚の手紙」 1997年2月21日) 「どんな風に…」 (同上) 田仲玲子「Dear my friend」 (「Squeeze」 1997年10月5日) KAN「車は走る」 (「KREMLINMAN」 1999年4月21日) KANとの共編曲 Chère「かまわないで…〜ハート・唇・涙〜 (Samba Funk Mix)」 (「かまわないで…〜ハート・唇・涙〜」 1999年4月21日) 「Tangerine」 (「Tangerine」 2000年6月21日) 「苦い雨」 (「All of you」 2000年8月30日) 「IDEA」 (同上) 「ハッピーエンド・ブルース」 (同上) 格闘女神ATHENA feat. キッスの世界「カクゴ」 (「バクバクKissの世界-W EXPLOSION-」 2000年7月12日) 山尾正人との共編曲 田村直美「Angel Breath」 (「No baby no cry」 2000年10月18日) 湯原昌幸「人生半分」 (「人生半分」 2001年1月24日) 城之内早苗「うずまき音頭」 (「うずまき音頭/隅田川」 2001年7月18日) 高山厳「わかれうた」 (「スーパーベスト」 2001年11月1日) 「さよならをするために」 (同上) セブンHOUSE「奇跡の雨」 (「奇跡の雨」 2001年4月18日) セブンHOUSEとの共編曲 「なんでやねん 心配せんでもええ」 (「なんでやねん 心配せんでもええ」 2001年11月7日) Nyle「fake」 (「fake」 2001年11月28日) 「優しい風」 (同上) 「強くなんて…」 (「RIVER」 2002年3月27日) 「ラストソング」 (同上) 「Blue Sky」 (同上) 「Dreamin」 (同上) 「月と光」 (同上) 「ただそれだけ」 (「強くなんて…」 2002年4月24日) より子。「ほんとはね。」 (「Aizenaha」 2002年3月27日) より子。との共編曲 「鏡」 (同上) 「みんなぼっち」 (同上) より子。との共編曲 「NOISE」 (同上) hasieとの共編曲 「Born」 (同上) より子。との共編曲 「No name」 (同上) hasieとの共編曲 ソニン「夏が来ない」 (「東京ミッドナイト ロンリネス」 2003年4月16日) 「ジグソーパズル」 (「ジグソーパズル」 2004年9月15日) つんく♂「なんでやねん 心配せんでもええ」 (「TAKE1」 2004年2月18日) 「愛エピローグ」 (「タイプ2」 2005年7月13日) 「大阪 恋の歌」 (同上) 「シングルベッド」 (「V3〜青春カバー〜」 2006年6月28日) 「青春の影」 (同上) 「悲しい色やね」 (同上) 「Don't Cry My Love」 (同上) 「気がつけば あなた」 (同上) 「トワイライト・アヴェニュー」 (同上) 「ピエロ」 (同上) 松井雄飛「エクボ」 (「エクボ」 2005年11月23日) 「ストーリー」 (同上) 村上智里「毎日がバースデイ」 (「毎日がバースデイ」 2007年1月31日) T-Pistonz「立ち上がリーヨ」 (「立ち上がリーヨ」 2008年11月26日) T-Pistonzとの共編曲 twe'lv「青春おでん」 (「青春おでん」 2008年10月29日) 「純情青春ラブ」 (同上) 松浦亜弥「横浜ロンド」 (「Click you Link me」 2010年11月24日) 「ホームにて」 (同上) 「Click you Link me」 (同上) 「語り継ぐこと」 (同上) 「渡良瀬橋」 (同上) 「only one」 (同上) アフタヌーン娘。「アフタヌーンコーヒー」 (「ドリムス。①」 2011年4月20日) アルマカミニイト「茜」 (「茜」 2012年4月25日) 「青にのせて」 (同上) 「Blue Horizon」 (同上) Lovelys「世界中が幸せであるように (リアレンジver.)」 (2016年11月15日初演) 「ヤケ石に雪 (リアレンジver.)」 (2016年12月18日初演) 「ドレドレ」 (「Riosaki」 2017年9月25日) 「いちばん大事なこと」 (同上) 「スーパーマン」 (同上) 「YOUR SONG」 (同上) 「もしも…」 (同上) 「ふたりはNS」 (同上) 「好きやねん、好きなんよ。」 (同上) 「お願い魅惑のターゲット」 (同上) 「OH YEAH」 (同上) 「有言実行」 (同上) 岡井千聖「ウーロンハイの女」 (配信 2017年12月8日) 小片リサ「道」 (「bon voyage!〜 risa covers 〜」 2021年12月15日)
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