たいせい

デジタル大辞泉

たい‐せい【体制】

読み方：たいせい

１ 各部分が統一的に組織されて一つの全体を形づくっている状態。「経営の—を立て直す」

２ 社会が一定の原理によって組織だてられている状態。政治支配の形式。社会の仕組み。「資本主義—」「幕藩—」

３ その時代の社会を支配する権力。「—側」「反—運動」

４ 詩文の形式・体裁。

「字法句法の軽捷なる、—音調の流麗なる」〈鴎外訳・即興詩人〉

５ 生物体の諸器官の配置や分化の状態などの、構造上の基本形式。ボディープラン。

たい‐せい【体勢】

読み方：たいせい

からだの構え。姿勢。「崩れた—を立て直す」

たい‐せい【大勢】

読み方：たいせい

１ 物事の一般的な傾向。大体の状況。「試合の—が決まる」「—に影響はない」

２ 世のなりゆき。天下の形勢。「社会の—に従う」

３ 大きな権勢。強い勢力。

「政府は必ず—大力を以て圧抑すべく」〈永峰秀樹訳・代議政体〉

たい‐せい【大声】

読み方：たいせい

１ 大きな声。おおごえ。「—を発する」

２ 高尚な音楽。上品な音律。

たい‐せい【大成】

読み方：たいせい

［名］(スル)

１ 長時間を費やして、仕事や研究などを完全にしとげること。「事業を—する」「近代医学の—者」

２ 業績を成し遂げてすぐれた人になること。「学者として—する」

３ 多くの資料などを集めて一つの秩序だったものにすること。また、そのもの。集大成。「万葉集—」

たい‐せい【大政】

読み方：たいせい

天下国家の政治。

たい‐せい【大聖】

読み方：たいせい

聖人の中でも特にりっぱな人格を備えている人。最もすぐれた聖人。

たい‐せい【大青】

読み方：たいせい

アブラナ科の越年草。高さ約90センチ。葉は互生し、長楕円形で、基部が茎を包む。初夏、黄色い花が咲く。中国の原産。葉にインジゴを含み、染料をとる。

たい‐せい【対生】

読み方：たいせい

［名］(スル)葉が茎の一つの節に2枚向かい合ってつくこと。対生葉序。

たい‐せい【態勢】

読み方：たいせい

ある物事や情勢に対してとる構え。「受け入れの—を整える」「24時間—を取る」

[補説] 「態勢」はそのことに対する構え・準備の意に、「体制」は整った状態・秩序立った仕組みの意に重点がある。

たい‐せい【戴聖】

読み方：たいせい

中国、前漢の学者。梁(りょう)（河南省）の人。字(あざな)は次君。叔父の戴徳(たいとく)を大戴とよぶのに対し、小戴とよぶ。「礼」を后蒼に学び、現在の「礼記(らいき)」である「小戴礼」49編を作った。生没年未詳。

たい‐せい【泰西】

読み方：たいせい

《西の果ての意》西洋。または、西洋諸国。「—名画」⇔泰東。

たい‐せい【耐性】

読み方：たいせい

１ 環境の変化に対して適応していく生物の能力。

２ 病原菌などが一定の薬物に対して示す抵抗力。

たい‐せい【胎生】

読み方：たいせい

１ 受精した卵子が胎盤によって直接母体につながり、栄養を受けて発育し、親とほぼ同じ姿になって生まれること。単孔類を除く哺乳類にみられる発生方法。⇔卵生。→卵胎生

２ 植物の種子が結実後も枝についたまま発芽し、ある程度まで育ってから親株を離れること。オヒルギ・メヒルギなどにみられる。

たい‐せい【退勢／^×頽勢】

読み方：たいせい

勢いが衰えること。衰退の形勢にあること。衰勢。「社の—を挽回する」

たい‐せい【^×黛青】

読み方：たいせい

まゆずみのように濃い青色。遠山などの青々として奥深い色。青黛。

商品先物取引用語集

大勢（たいせい）

相場の見通しを立てる場合に、向こう1週間から10日ぐらいを「目先」、半月から1ヵ月くらいを「中勢」、2・3ヵ月を「大勢」または「大局」といい、やや長期の見通しのことをいいます。また、大勢を見通して相場をやることを「大勢張り」または「大局張り」といいます。

睡眠用語辞典

耐性（たいせい）

特定の薬剤を反復して使用することによって、その薬剤の効果が減弱すること。耐性が生じた結果、薬剤の使用量が増加する事が多い。薬剤だけでなくアルコールにもこの現象がある。

健康用語辞典

耐性

読み方：たいせい
【英】：tolerance

耐性とは、依存性薬物が効かなくなり、同じ効果を得るのに量を増やさないといけなくなることである。

　依存性薬物の特徴として、耐性が作られることがあります。もともとその薬物の効果を得るために少量で済んでいたのに、その薬物を連用するようになると、だんだん同じ量では効果が少なくなってきます。いわゆる「強くなった」状態です。同じ量では十分に酔えないので、同じ効果を得るために量を増やさないといけなくなり、徐々に量が増えていきます。結果として、多量の飲酒を続けることになり、さらに依存が進行していきます。耐性は依存の形成の初期の段階で起こることが多く、病院に受診する頃には、体の調子が悪くなってきてむしろ量が減ってきているように見えることもありますが、依存症の発達の過程のどこかで耐性が形成されている段階があるはずです。

PDQ®がん用語辞書

耐性、抵抗性

【仮名】たいせい
【原文】resistance

治療を行ってもがんが縮小しないこと。

JMnedict

大城

姓	読み方
大城	たいせい

大成

姓	読み方
大成	たいせい

ウィキペディア

たいせい

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2022/12/31 23:39 UTC 版)

たいせい（1969年11月29日 - ）は、日本のミュージシャン、作曲家、音楽ディレクター。本名は経塚 泰誠（きょうづか たいせい）。旧芸名はたいせー。所属事務所はアップフロントクリエイト。

Wiktionary日本語版（日本語カテゴリ）

たいせい

出典:『Wiktionary』 (2021/11/08 23:55 UTC 版)

同音異義語

たいせい

• 【大成】：長い間かけて完全に成し遂げること。
• 【大勢】：大体の形勢。
• 【大聖】：非常に徳の高い聖人。
• 【胎生】：母胎内で孵化した動物が保護被包に包まれない状態で生まれること。
• 【体制】：社会や政治の組織だった秩序。
• 【体勢】：体の構え。姿勢。
• 【態勢】：状態。身構え。