resonance
「resonance」の意味
「resonance」とは、共鳴という意味である。物理学においては、振動や波動が同じ周波数で共振し、振幅が増大する現象を指す。また、比喩的な意味として、人々の心に訴えかける力や、アイデアや感情が共感を呼ぶ様子を表すこともある。「resonance」の発音・読み方
「resonance」の発音は、/ˈrɛzənəns/であり、IPAのカタカナ読みでは「レザナンス」となる。日本人が発音するカタカナ英語では「レゾナンス」と読むことが一般的である。「resonance」の定義を英語で解説
Resonance is a phenomenon in which vibrations or waves of the same frequency resonate, causing an increase in amplitude. In physics, it refers to the process of oscillation or wave motion at a natural frequency. In a figurative sense, it can also describe the ability of an idea or emotion to evoke a sympathetic response in people.「resonance」の類語
「resonance」の類語には、以下のような言葉がある。共鳴
「sympathy」や「harmony」は、共感や調和を意味する言葉であり、「resonance」と同様に人々の心に訴えかける力を表すことができる。共振
「oscillation」や「vibration」は、振動や振動の動きを意味する言葉であり、物理学における共振現象と関連がある。「resonance」に関連する用語・表現
「resonance」に関連する用語や表現には、以下のようなものがある。共鳴周波数
共鳴周波数は、共鳴現象が発生する特定の周波数を指す。物理学においては、共鳴周波数が重要な役割を果たす。共振器
共振器は、共鳴現象を利用した装置であり、音響学や電子工学などの分野で使用される。「resonance」の例文
1. The resonance of the violin strings created a beautiful sound.(バイオリンの弦の共鳴が美しい音を生み出した。) 2. The speech had a strong emotional resonance with the audience.(そのスピーチは聴衆の心に強い共鳴を呼んだ。) 3. The bridge collapsed due to resonance caused by strong winds.(橋は強風による共鳴のために崩壊した。) 4. The resonance frequency of the tuning fork is 440 Hz.(チューニングフォークの共鳴周波数は440ヘルツである。) 5. The artist's work has a deep resonance with people from all walks of life.(そのアーティストの作品はあらゆる人々の心に深く響く。) 6. The resonance of the guitar strings can be adjusted by tightening or loosening them.(ギターの弦の共鳴は、張り具合を調整することで変えることができる。) 7. The resonance between the two oscillators created a unique sound.(2つの振動子の共鳴が独特の音を生み出した。) 8. The resonance of the piano strings filled the concert hall.(ピアノの弦の共鳴がコンサートホールに響き渡った。) 9. The resonance of the singer's voice touched the hearts of the listeners.(歌手の声の共鳴が聴衆の心に触れた。) 10. The resonance of the sound waves in the room created an echo effect.(部屋の中で音波が共鳴し、エコー効果が生じた。)レゾナンス【resonance】
共鳴
(レゾナンス から転送)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/10/16 10:10 UTC 版)
![]() |
この記事は検証可能な参考文献や出典が全く示されていないか、不十分です。(2013年8月)
|
共鳴(きょうめい、英: resonance)とは、振動体が、その固有振動数に等しい外部振動の刺激を受けると、振幅が増大する現象[1]。たとえば、振動数の等しいふたつの音叉の一方を鳴らすと、他方も激しく鳴りはじめる、という現象[1]。
なお固有振動数の単位はヘルツ(Hz)である。
(さらに一般化、抽象化して説明すると)物理的な系が外部からの刺激で固有振動を始めること[2]。
- 訳語の選択 - 共鳴か、共振か
もともと英語の「resonance」(レゾナンス) を日本語に訳すときに、物理学では、音などについては「共鳴」という訳語をあて(他の振動についても「共鳴」という訳語をあてることがかなり一般的になり)、一方で電気工学など工学的分野では「共振」という訳語をあてるようになった。物理学者と工学者の活動領域は部分的に重なることも多いので、ふたつの訳語が、しばしば交錯する。
共鳴が知られることになったきっかけは、音を伴う振動現象であると言われるが、現在では、理論式の上で等価・類似の現象も広く「共鳴」と呼ばれる(ばねの振動・電気回路・核磁気共鳴など)[3]。
概要
きわめて通俗的な説明としては、ある物体Aの振動エネルギーが、別の物体Bに移る現象だとしてもよい。
- A(振動)→B、A→(振動)B
しかし、A・Bが電波とアンテナのような場合、必ずしもAは物体でなくともよく、自己共鳴的な現象では必ずしもAの存在は必要とされない。また、核磁気共鳴のような場合は摂動磁場の振動に対する磁性の変化として現象が現れるため、振動やエネルギーの移動があるわけではない。
共鳴が起きた場合、理論式の上では系を特徴付ける物理量が0や無限大になる場合が多い。また、外部からの振動が与え続けられる場合、振動を受ける側に破壊的現象が起こる場合がある(ハウリングやタコマナローズ橋の事例)。
力学的共鳴
あらゆる物体には固有振動数(その物体にとって振動し易い振動数)がある。外部から振動が与えられるとき、与えられる振動が固有振動数に近づくにつれ、物体の振幅が急激に増大する。この現象を「共鳴」または「共振」という。遊具のブランコの、動きの調子に合わせて力を加えると次第に揺れが大きくなる様子が参考になる。
楽器や発声にあっては、発音体(発音物質、弦やリードなど)の振動がより大きな物体(筐体、共鳴腔)に伝わり共鳴することで、より人間が聞きやすい音に変化する。すなわち、発音体単独の時よりも、聴覚上大きな音が得られる。これは音色の変化でもある。楽器によっては共鳴によって安定した音高を得ている。
電気回路の共振

電気回路にコンデンサとコイルを直列または並列に接続すると、特定の周波数に対して交流抵抗が0または無限大となる共振回路が有名である。
素粒子論的共鳴
素粒子に関する加速器による実験では、特定の衝突エネルギーのところで、反応の頻度(反応断面積)が急激に大きくなることがある。この際には生成した複数のハドロンや中間子が複合した状態を形成していると考えられる。この状態を共鳴状態にあるという。これらの状態は非常に短寿命であり、強い相互作用によってより寿命の長いハドロンや中間子へと崩壊する。
化学における共鳴
化学においては、ある状態がエネルギーの期待値が近い2つ以上の状態の線形結合で近似できるとき、2つ以上の状態が量子力学的共鳴状態にあるという。この考え方はヴェルナー・ハイゼンベルクによってヘリウム原子の状態について提唱され、ライナス・ポーリングにより化学結合全般へと拡張された。
楽器での応用
ギターでは、弦をはじくと、弦の振動が、弦の端をささえる「ブリッジ」からブリッジボードへ、そして表板全体(正面から見て見えている表側の板全体)に伝わって共鳴し大きな音を発生させ、それが側板や裏板にも伝わり楽器全体が鳴る、というしくみになっている。
アップライトピアノの場合は、響板という木製の板が、背面側(演奏者からは見えない、裏側)にあり、演奏者が鍵盤を押すとハンマーが動き弦がたたかれ、弦の振動にその響板が共鳴して音量を大きくしている。グランドピアノの場合は、ボディの下の面(下にもぐりこんで、ピアノを見上げれば見える位置)に配置されている。
-
通常のアコースティックギターは、表板(top plate)が共鳴しているおかげで、聞ける程度の音量になっている。(ちなみに表板が無いエレキギターを(アンプにつながずに)弾いても、共鳴する部分が全然無いので、とても小さな音、「蚊の鳴くような音」しか出ない。)
-
リゾネーター・ギターという楽器。リゾネーターという、独特の、共鳴をするユニットを組み込んでおり、音量が大きくて、かつ面白みのある楽音を聞かせる楽器。
-
アップライトピアノの裏面にある響板。これが共鳴するおかげで、ピアノの演奏音は音量が大きくなっている。これが無いと、ピアノですら、小さな音、貧しい音になってしまう。
脚注
- ^ a b 『デジタル大辞泉』、共鳴
- ^ 広辞苑第六版、共鳴
- ^ 原子力百科事典 ATOMIKA のNMRの項より。
関連項目
レゾナンス
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/13 09:21 UTC 版)
「ファイナルファンタジー エクスプローラーズ」の記事における「レゾナンス」の解説
アビリティが対象に効果を及ぼすことで数値が加算され、数値が高くなるほどアビリティの効果が上昇する。ただし空振りなどヒットしなかった場合は数値は増えず、数値は時間とともに減少する。
※この「レゾナンス」の解説は、「ファイナルファンタジー エクスプローラーズ」の解説の一部です。
「レゾナンス」を含む「ファイナルファンタジー エクスプローラーズ」の記事については、「ファイナルファンタジー エクスプローラーズ」の概要を参照ください。
固有名詞の分類
- レゾナンスのページへのリンク