共振回路とは? わかりやすく解説

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きょうしん‐かいろ〔‐クワイロ〕【共振回路】


共振回路

読み方きょうしんかいろ
別名:同調回路
【英】resonant circuit

共振回路とは、外部から加わったエネルギー反応して振動共鳴などの現象生じ電気回路のことである。

基本的な共振回路として、コイルコンデンサ構成されたものがある。素子接続方法によって直列共振回路並列共振回路分類され共振周波数において、直列共振回路ではインピーダンスが0に見え同じく並列共振回路ではインピーダンス無限大見えるという特徴をもっている。

共振回路の共振現象によって、共振周波数周波数帯域強調し同時に共振周波数以外の周波数帯域減衰させることによって、共振周波数近傍信号だけを取り出すことができる。ラジオ選局などでは、この特性利用されている。

なお、共振回路を構成する部品として、水晶セラミックなどの圧電素子使用することもある。

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共振回路

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/11/01 16:07 UTC 版)

共振回路(きょうしんかいろ、: resonance circuitまたは: resonant circuit)は電気回路のうち、コイルコンデンサ間のエネルギー移動を利用した回路である。




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共振回路

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/29 07:17 UTC 版)

共振」の記事における「共振回路」の解説

電気では、コイルコンデンサ性質利用した共振回路(きょうしんかいろ、英: resonance circuit)が有名である。 直列共振回路 コンデンサコイル直列接続した共振回路。特定の周波数共振周波数)で互い電位打ち消し合い、外からは「インピーダンス交流に関する抵抗)が0Ωに見える」。 並列共振回路 コンデンサコイル並列接続した共振回路。互い電流打ち消しあい、共振周波数において外からは「インピーダンス無限大見える」(反共振とも)。このとき、コンデンサ内部電界として蓄えられエネルギーと、コイル内部磁界として蓄えられエネルギーが系の内部互いに移動するため、外部から見た場合エネルギー消費は無い。 これらの回路受信機選局回路同調回路)、フィルタ回路濾波器)などに頻用される。 また、アンテナにおいては電磁波波長空中線素子エレメント)の長さの関係がある一定の条件満たした場合に、エネルギー変換効率最大となる。この現象共振呼ばれる共振周波数測定する機器としてディップメータがある。

※この「共振回路」の解説は、「共振」の解説の一部です。
「共振回路」を含む「共振」の記事については、「共振」の概要を参照ください。

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