共振回路
別名:同調回路
【英】resonant circuit
共振回路とは、外部から加わったエネルギーに反応して振動や共鳴などの現象を生じる電気回路のことである。
基本的な共振回路として、コイルとコンデンサで構成されたものがある。素子の接続方法によって直列共振回路と並列共振回路に分類され、共振周波数において、直列共振回路ではインピーダンスが0に見え、同じく並列共振回路ではインピーダンスが無限大に見えるという特徴をもっている。
共振回路の共振現象によって、共振周波数の周波数帯域を強調し、同時に共振周波数以外の周波数帯域を減衰させることによって、共振周波数近傍の信号だけを取り出すことができる。ラジオの選局などでは、この特性が利用されている。
共振
(同調回路 から転送)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/29 07:17 UTC 版)
共振(きょうしん)は、エネルギーを有する系が外部から与えられた刺激により固有振動を起こすことである。特に、外部からの刺激が固有振動数に近い状態を表す。共鳴と同じ原理に基づく現象であるが、電気や固体については「共振」の語がよく用いられる。
- ^ グレイム・ドナルド著、花田知恵訳『偽科学・珍学説読本』原書房、2013年、p. 26.
- ^ Rock-and-Roll Bridge Science News Online
- 1 共振とは
- 2 共振の概要
「同調回路」の例文・使い方・用例・文例
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