悲しい色やねとは? わかりやすく解説

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悲しい色やね

作者島村洋子

収載図書あんたのバラード
出版社光文社
刊行年月2004.2

収載図書あんたのバラード
出版社光文社
刊行年月2008.4
シリーズ名光文社文庫


悲しい色やね

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/05/17 04:05 UTC 版)

悲しい色やね -OSAKA BAY BLUES-
上田正樹シングル
B面 Night Train To The Sky
リリース
規格 7インチシングル盤
録音 1982年
ジャンル ソウルミュージック歌謡曲バラード
レーベル CBS・ソニー
作詞・作曲 康珍化(作詞)
林哲司(作曲)
チャート最高順位
上田正樹 シングル 年表
サヨナラの瞳
(1982年)
悲しい色やね
-OSAKA BAY BLUES-

(1982年)
MISS YOU BABY
(1983年)
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悲しい色やね -OSAKA BAY BLUES-」(かなしいいろやね -おおさかベイブルース-)は、1982年10月21日にリリースされた上田正樹シングルである。作詞は康珍化、作曲は林哲司、編曲は星勝が担当した。

背景

上田正樹は、1977年の上田正樹とサウス・トゥ・サウス解散後からソロ活動をしており、1981年にはCBS・ソニーに移籍したが、ヒット曲に恵まれずにいた[2]。彼の楽曲のディレクターを務めていた関屋薫は、複数の作曲家に作曲を依頼した。その中の一人である林哲司は、英語詞向けに作ったメロディを作成し、関屋に提出した[2]

メロディを受け取った関屋は、林とのタッグで知られる作詞家の康珍化に作詞を依頼した[2]。その夜、康は「あの曲を関西弁の女性の視点からで書いてもよいか」と関屋に尋ねて驚かせた[2]。さらに数日後、康が提出した歌詞を読んだ林は「演歌みたいな曲が売れるわけがない」と感じた。その一方、関屋は洒落たメロディと関西弁の歌詞、そして上田のハスキーな歌声が合うと感じた[2]

本楽曲は当初題名を「大阪ベイブルース」にする予定だったが、最終的には「悲しい色やね」へと変更し、「-OSAKA BAY BLUES-」を副題名として売り出された[2]

歌詞の「にじむ街の灯」は元々「尼崎の街の灯」だったとする噂が根強くある[3]。康自身、尼崎南部の海岸から見た大阪のイメージから作詞したと発言している[4]

B面の「Night Train To The Sky」は、上田本人が作詞・作曲を手掛けた楽曲である(編曲は井上鑑)。

反響

本楽曲が発表された直後の売れ行きは良くなかったが、有線放送のリクエスト回数が少しずつ増えていき、翌1983年の夏頃にはオリコンチャート上位にランクイン[2]。オリコン週間最高順位は第5位・1983年年間順位は第26位、34.8万枚のセールスを記録する[1]

TBSテレビ系列生放送音楽番組ザ・ベストテン』へは、1983年5月26日放映時に「今週のスポットライト」で初登場。その後同年7月7日、第9位で初めての当番組へランクインを果たす。それから最高順位は第6位(通算4週間)まで上昇し、同年8月18日まで連続7週間10位以内にランクされた。

収録曲

  1. 悲しい色やね -OSAKA BAY BLUES-
    作詞:康珍化/作曲:林哲司/編曲:星勝
  2. Night Train To The Sky
    作詞・作曲:上田正樹/編曲:井上鑑

脚注

  1. ^ a b c d e オリコンランキング情報サービス「you大樹」
  2. ^ a b c d e f g 佐々木モトアキ (2017年10月15日). “悲しい色やね〜大阪弁、女言葉で綴られた名曲はこうして生まれた”. Tap the Pop. 2017年12月24日閲覧。
  3. ^ 尼崎の歌 ザ・ベストテン/第6-10位 - 『南部再生』第30号、尼崎南部再生研究室、2008年。
  4. ^ 悲しい色やね〜大阪弁、女言葉で綴られた名曲はこうして生まれた - 街の歌|TAP the POP

関連項目



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