主な投稿コーナー
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/13 09:26 UTC 版)
シュミの特集 略して「シュミ特」と呼ばれるメイン記事。カラーイラスト、白黒イラスト、大事典の3つで構成される。おおまかに分けて特定の一作品を扱った「単独シュミ特」と、1ジャンルを総ざらいした「ジャンル物シュミ特」の2種類がある。 特集のテーマは主にアンケートハガキや普段の投稿量の多さから決められる。ただし過去に一度だけ『科学戦隊ダイナマン』のシュミ特が投稿が集まらず、実施されなかった事がある。そのため単独タイトルだけでは投稿の集まりが不安がある場合、同ジャンルの他作品に関する投稿も一緒に募集する事もある(『SAMURAI 7』+時代劇もの、『BLOOD+』+吸血鬼ものなど)。これらの複合特集に別作品で特集に参加する事を投稿者用語で「乱入」と呼び、投稿者自らハガキの隅等に「○○で乱入!」と書くなどの形で使用される。 場合によっては同じ作品が異なる切り口の特集に出る事も可能であり(例えば『MAJOR』は「スポーツ特集」の他に「『少年サンデー』特集」にも参加可能である等)、2008年3月号から6月号にかけては、当時投稿が多かった『機動戦士ガンダム00』をフォロー可能な、それぞれ異なるジャンルのシュミ特が4号連続で組まれた。 「大事典」は登場人物や用語などを見出しにした主に事典風のコメント投稿を五十音順に並べたものである。掲載項目は完全に「ネタとしての面白さ」を念頭に置いた編集部の独断と偏見で決められているため、場合によっては重要な人物や事柄であっても項目が存在しない場合もあり、『銀河英雄伝説』のラインハルト・フォン・ローエングラム、『ジョジョの奇妙な冒険』のジョナサン・ジョースター、『涼宮ハルヒ』シリーズのキョン等は主人公であるにもかかわらず項目が存在しなかった事がある。 初期は人物の項目のみを扱う「人名事典」とそれ以外のネタによる「お楽しみコーナー」の2つに分けられていたが1986年9月号(『ダーティペア』特集)を最後に廃止され、翌10月号(新井素子特集)からは両者が統合された「大事典」の形となる。 アニメ・漫画・ゲームなどが題材として使われる場合が多いが、「プロ野球」「プロレス」などの実在のスポーツや「歌うたい」「お笑い」「映画」などの芸能ものが取り上げられる場合もある。それらの場合もアニメや漫画などに登場する架空の選手や歌手の登場が許可されるなど、かなりのアバウトさを持っている。 また特集の内容に関係なく、ほぼ必ずといってよいほど「アミバ」の項目が存在する(後述#キャラクターを参照)。 採用者の名前は全て、ページ最下段(「ハシラ(後述のファンタニカ)=柱」に対して「床下」と呼称される)に一括して掲載される。順不同であり、採用されたネタの数にかかわらず扱いは同じである。 ザ・マイキャラクターズ オリジナルイラストのコーナー。 通称「マイキャラ」。白黒とカラーの2種類がある。 特に白黒部門は、全コーナー中、掲載のための競争率が最も高い。また、これらとは別に毎回異なる統一テーマのイラストを募集する「オンリーカラー・テーマ別マイキャラ」も存在する。 ザ・お気に入りキャンペーン 読者の投稿数によって、漫画家の人気ランキングを決めるコーナー。上位作品には「今月の○○(作家名)」という専用コーナー(「Aゾーン」なら1ページ、「Bゾーン」なら半ページ)が設けられていた。インフォレスト移籍以降は、専用コーナーは無くなりすべてのハガキが同列に扱われている。 唯一投稿数に制限のあるコーナーで、文章・イラストにかかわらず投票できるのは「ひと月に一作家のみ」と決められている。没のハガキも集計対象となるので、この雑誌唯一の「没が無駄にならない」コーナーでもある。 カラーイラストのページも存在するがこちらは集計とは無関係なため、複数投稿や漫画作品以外に関する投稿も許可される。 略称は「お気キャン」。 はみだし・コミック 漫画の投稿コーナー。 元々は通常の誌面の下半分しかないページに掲載されていた(故に「はみだし」コミック)が、後に通常のページの下半分を割く形になり、現在は誌面を上下半分にした4ページ固定形式となっている。漫画の内容は読者の推薦作品紹介やイベントのレポート、パロディ物やオリジナルストーリーなどジャンルは問わない。 フキダシ部分を鉛筆書きにすればプロ原稿同様に写植が貼られるため、「手軽に漫画家気分が味わえる」ことも売りになっている。 略称は「はみコミ」。 ゲゲボ・クイズ 正式名称は「なんとびっくりカモノハシのゲゲボクイズ」。 元々はいわゆる「三段問答オチ」の1つである問いに対し1番目の選択肢は「正解」、2番目は「通常の誤答」、そして3番目に「ゲゲボな誤答」でオチをつけるという形式のものが編集部によって書かれていた。 その後、読者の投稿が中心になり(編集部は「乗っ取られた」と表現)次第にクイズではなく、長めの文章ネタを箇条書きの形式にしたものが主となった。最後に「解答」という形で落ちがつけられるが、この解答は書かれていない場合の方が多い。稀に、本当のクイズが載る場合もある。 2000年には特集増刊「爆笑ゲゲボクイズ」も出版されたが、本当のクイズ本と間違えて買った客から苦情が来るという顛末もあった。 食べんこ倶楽部 食べ物関連の投稿を集めたコーナー。読者の見つけた「美味しい食べ物」や、独自の料理のレシピなどを紹介する。 「美味い食べ物」だけでなく、「不味い食べ物」についても熱心に語られるところがこの雑誌ならではの個性である。珍ドリンクのことは「ゲゲボドリンク」、珍食品は「ゲゲボフード」と称される(例:メッコール、ジンギスカンキャラメル等)。 他のコーナーと異なり隔月掲載なのはこのコーナー内で連載されている、編集長K自らの筆による実録小説「餓鬼の門」の執筆ペースに合わせたため。 「餓鬼の門」連載開始当初に執筆された激辛カレー「ボルツ」ネタは大反響を呼び、読者による同地レポが多く投稿された。 THEオススメ唄楽房 音楽関連の投稿を扱う。 G・NET ゲーム関連の投稿を扱う。 氷の苦笑 「駄洒落」を競い合うコーナー。 元々は欄外の穴埋めとしての企画だった。 略称は「氷苦」。他のコーナーで駄洒落ネタを使用する際、その投稿者自らによって「氷苦へ行け」などと書き足されることが多い。 タイトルの由来は、映画『氷の微笑』から。 本だーらんど 漫画以外の通常書籍を扱うコーナー。 漫画作品であっても『シッタカブッタ』シリーズや『ダーリンは外国人』等、書店で通常書籍扱いになっているものはここに掲載される場合もある。 通常投稿とは別に、毎月異なるテーマでの募集もある。 ろ〜どらんなあ どの投稿コーナーにも当てはまらない投稿を扱う。主に前号の感想や、読者個人の近況報告などが多い。ある意味、もっとも通常の雑誌の「読者投稿ページ」に近い性格ともいえる。 今月の見たいもの&見せましょう 既存の漫画の一場面を抜き出し、他作品のキャラクターにすりかえるパロディ企画。 「(既存作品の作者)先生の(他作品)」というタイトルが付けられる。独立コーナーとして扱われているが、目次上は「ろ〜どらんなあ」の一部分である。 勝手に作ろう新コーナー 巻末の最後の1ページを占める。「新コーナー」といいつつもある程度パターン化されており、「新婚さん」(漫画の「文字だけだといやらしく聞こえるセリフ」を扱う)など長年続いているものもある。 独立コーナーとして扱われているが、目次上は「ろ〜どらんなあ」の一部分である。 エンサイクロペディア・ファンタニカ ページ横の欄外部分を利用した小ネタ集。気軽に投稿できることが売り。出版用語でもある「ハシラ」という通称が定着しており、正式タイトルで呼ばれる事は少ない。 ネタのシリーズ化や、誌内での流行語が発生しやすい。 タイトルの由来は、「エンサイクロペディア・ブリタニカ」から。
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FROMお茶の水→ミックスサンド→投稿時代→投稿☆時代→とうこう☆じだい→投稿時代→お茶の水研究所 よたろうランド OUT国官報→月刊さくま→私立さくま学園(さくまあきらが担当)、(官報)→OUT大学→ゆう坊のでたとこまかせ(堀井雄二が担当。「官報」時代はえびなみつる、「大学」時代はイトヒロとの共作) 芦田豊雄の人生冗談コーナー内に4コマ漫画『忍者トットリ君』(サムシング吉松)が連載された時期がある。 ヨモスエ(「世も末」から?)警備隊 花小金井かんとりい倶楽部(担当ライターは読者出身の花小金井和典) AOI(青い)わたしを責めないで 常識探検隊→納得いかね~世直し団
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