与太郎
「与太郎」とは、役に立たない愚か者という意味の表現である。
「与太郎」の基本的な意味
「与太郎」とは、江戸時代から使われている「馬鹿」「役立たず」「知恵の足りない障害者」などの意を含む擬人名である。あるいは、「平気で嘘をつく人」という意味合いでも使われる。「与太郎」の語源・由来
「与太郎」は、江戸時代の古典落語が由来となっている。古典落語の中で、与太郎は間の抜けた言動で失敗を繰り返す愚かな息子の名としてよく用いられていた。したがって、いつも失敗ばかりする愚か者の代名詞として「与太郎」が使われるようになった。
「与太郎(漫画の登場人物)」とは
「与太郎(漫画の登場人物)」とは、水木しげる作の「なまけの与太郎」に出てくる登場人物のことである。主人公である与太郎は一見頼りないが、奇妙で恐ろしい体験を重ねるにつれて精神的にたくましくなっていく。「なまけの与太郎」は、ファンの間ではかなり風変わりでナンセンスな作品だと好評を博している。「与太郎」を含むその他の用語の解説
与太郎(お笑い芸人)とは
「与太郎(お笑い芸人)」とは、ケイダッシュ所属のコンビで活躍するお笑い芸人である。メンバーは、じゃくそんと苅田昇の2人だ。自身のYouTubeチャンネルをはじめ、映画やMV出演など幅広いジャンルで活躍している。コンビ結成のきっかけは、高校の時に女の子にモテるために学園祭で2人で漫才をやったことだ。ちなみに、「与太郎」というコンビ名はお互いに落語が好きという事もあり、バカで正直で愛されキャラの与太郎のように多くの人から愛される芸人になれますようにという願いを込めて付けた。
ビーバップハイスクール 高校与太郎哀歌(映画)とは
「ビーバップハイスクール 高校与太郎哀歌(映画)」とは、きうちかずひろ氏による漫画「ビーバップハイスクール」を原作とした1986年公開の学園青春コメディ映画だ。私立愛徳高校を舞台に、敵対する立花商業との激しいバトル、憧れのマドンナとの恋の駆け引きなどがユーモラスに描かれている。ギャグ満載で非常に面白いと、たくさんのファンに支持された作品である。若者世代から絶大な人気を集め、興行収入は10億円を超えた。
ビーバップハイスクール 高校与太郎行進曲(映画)とは
「ビーバップハイスクール 高校与太郎行進曲(映画)」とは、1987年3月21日に公開された「ビーバップハイスクールシリーズ」第3弾となる学園アクション映画だ。愛徳高校と無期停学組の抗争がコミカルに描かれている。前作までヒロイン役を務めていた中山美穂が降板し、新たなヒロインとして五十嵐いづみが抜擢された。アクションシーンがすごいとファンからは好評を博した作品である。
「与太郎」の使い方・例文
「与太郎」は日常会話で使うことはほとんどなく、テレビの時代劇や小説、落語などで用いられるケースが多い。・与太郎とは、落語の世界から誕生した最も有名な愛されキャラクターだといえる。
・落語の設定において、世話を焼くことが大好きな親戚のおじさんが仕事を与太郎に紹介するシーンから始まることがほとんどだ。
・与太郎は馬鹿正直で物事を深く考えない性格として描かれることが多いが、いきなり鋭い指摘をしてみんなを驚かせることが多々ある。
・今日は嫌なことがあって元気がなかったけれども、大好きな芸人である与太郎のコントをテレビで見たら少しだけ前向きになれた。
・与太郎は間抜けでマイペースな性格で、現在でいうところのニートのような存在として落語では語られる事が多い。
・ある日、与太郎が親孝行を頑張ってやっていたら、奉行から褒賞金をもらえた。
・与太郎はおバカで役立たずなので、父親が仕事を任せても上手くいくことがない。
・落語の与太郎の話は面白く、大変人気がある演目である。
「与太郎」の韓国語訳
「与太郎」の韓国語訳は「어리석은」(オリソグン)である。よたろう〔ヨタラウ〕【与太郎】
与太ろう
与太郎
与太郎
- 噓言。
分類 せんぽ
与太郎
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