メトゥスの民上層部とは? わかりやすく解説

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メトゥスの民上層部

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/16 02:04 UTC 版)

宇宙戦艦ティラミス」の記事における「メトゥスの民上層部」の解説

エスカレド・キャデラック 声 - 池田秀一 総帥最高司令官肩書負けない偉丈夫であり卓越した演説部下達湧きたてる存在。アンユニーバス差別主義者であり、「ユニヴァース感覚」に目覚めていない者はたとえ部下家族であっても排除すべきという思想染まっており、マイバッハのように彼を見限った部下もいる。前線基地掌握しているイスズとは権力闘争繰り広げており、イスズ研究成果報告してこないことを苦々しく感じている。 実は非常に緊張する性格なため手に演説内容書いている。妻から嫌われてしまったため食事作ってもらえず、巡察称して街で宝くじを買うのが日課となっている。コイン代わりにユニヴァース感覚」で購入した宝くじチェックするのが密かな楽しみとなっており、総帥とは思えない哀愁漂う姿を執事から同情されている。 忠実な部下達恵まれているが、曖昧な命令だと盛大に失敗してしまうのが悩みの種一生懸命努力している部下叱れない性格のため、彼の自宅部下が(送り先間違って一生懸命運んできてしまった軍事関連品で溢れてしまっている。 エスカレド・シュエルビィ 声 - 浅野真澄 キャデラックの妻。49歳毎日同窓会称する何かに出かけていて夫婦が会う日は少ない。キャデラックのせいで精神的に病気なりかねないと思うほど夫婦仲悪化している。 父親が相当の資産家だったらしくキャラデックの住む豪邸も彼女の父親のもの。キャデラック曖昧な命令のせいで自宅大荷物だらけになっているのが不満の種となっている。 昔は円満な夫婦仲だったらしく、彼女を今のような性格になるまで追い詰めてしまったことがキャデラック負い目となっている。 マスタング・フォード キャデラック四指団の一人総帥直属にして大佐であり、四指団の中で最も暴虐にして残虐な男として恐れられている。 元々はしがない解体屋として生計をたてていたが「ユニヴァース感覚」に目覚めたことでメトゥスの民幹部にまで栄達した。短期間でのし上がった実力本物であり、彼の手にかかれば機動兵器越しであっても念動力により呼吸とめられてしまい、戦闘することすら許され敗北させられてしまう。念動力のみで操縦可能なため、彼専用機動兵器戦場駆け回るミスをした部下同僚にも非常に厳しく場合によっては二度ミスをしないようまぶたを切り落とそう思案している。 実際に周囲から危険人物認識してほしいため残虐非道な人間演じている偽悪主義者危険人物見えるよう迎え舌を心掛けた結果食事様子が非常に心温まる光景になってしまっていることをキャデラックから指摘されてからは心底気にしている。他人からの評価敏感なうえに繊細ナイーブなため、気がかりことがある念動力乱れていまい機動兵器ごと事故遭うこともある。 「ユニヴァース感覚」に目覚めるまでは生活が苦しくまともに教育受けられなかった自分には知らないことが多い故に苦労してきたことを痛感している。このため大変家族思いであり、特に弟に対して自分のように辛い人生を送らせないため学費しっかりと払っている。弟からも大変尊敬されているため兄弟仲良好であり、二人で慰安旅行にでかけることもある。 ガードナー キャデラック四指団の一人。かつてキャデラック直接登用出向いたほどの逸材であり、「鉄仮面ガードナー」という異名をもつ。 かつてメトゥスの民大規模な組織化を経る前の時代、まだ広く認識されていなかった「ユニヴァース感覚をもって生まれた稀有存在。これにより名家長男であるにも関わらず十年幽閉されたが、メトゥスの民総帥となったキャデラック直々スカウトにより一気栄達の道を登った。「ユニヴァース感覚」で発生させるバリア物理攻撃だけでなくビーム攻撃にも強固な防御力誇りガードナー実力初めて視たマスタングでさえも素直に称賛した機動兵器による攻撃でさえも意に介さないため、単独敵陣突破さえ可能にしている。 幽閉時代名残である鉄仮面は実は取り外し可能であったが、ネジ経年劣化していることを見落としたキャデラックによりネジ破損という経緯によりそのままとなったこのため鉄仮面のままで熱い料理食べなければならないという苦行に陥っているが本人は割と満足している。孤独な時間が長すぎたため他者との意思疎通も苦手ではあるが、円滑な意思疎通ができるよう努力をしていないわけではなく鉄仮面越しとはいえ場を盛り上げようとする涙ぐましい一面もある。 大人達に全て奪われ幼少時代長かったため、自分のものは常に目の届く範囲にないと不安になるという性分でもある。このためキャデラックにより破格待遇の身となった自身現状にも戸惑っている節があり、幽閉されていた自分救い出してくれたキャデラックには絶対的な忠誠感じている。 ガヤルド・F・ランボルギーニ キャデラック四指団の一人総帥直属中将にしてメトゥスの民が誇る最強艦隊率い指揮官でもあり、「四師団人差し指」と呼ばれる歴戦将官他者圧倒する統率力指揮能力加えユニヴァース感覚」で戦場碁盤の目のように視る天才的な采配により連邦軍からも警戒されている。若くして四師団入り果たした最長記録保持者であるが故にかつては師団人生あきらめかけるほどの重傷負っている。この際自分支え立ち直らせてくれた女性アヴェンダと後に結婚今でも心の底から大切にしており多くの子宝にも恵まれている。戦闘開始直前戦力外通告という無慈悲な扱い受けて冷静に事態受け止めるなど胆力にも優れており、畑違い焼肉店経営回されても前向きに取り組む家族思いな男。 実は最前線艦隊旗艦家族全員同伴させるという公私混同戦力外通告最大原因艦隊指揮支障もたらすほどの重傷再発考慮され結果ではあるが、その右ひじ靱帯損傷攻撃開始命令見栄え重視した腕の振りすぎが原因であり、実際に艦隊戦に伴う戦傷というほどのものではない。こういった自身問題についてはさすがに自覚しており、四師団支えると豪語しつつも実際に加齢に伴う成績不振成果出せていない自分自分苦悩している。 スペム・メトゥス・セクィトゥル メトゥスの民創始者。メトゥス=ゲルメンケントルムに君臨しキャデラックの上位者として彼を呼び出せ数少ない存在キャデラック出逢う100年ほど前に肉体失っているが、脳みそのみとなった現在でも保存液の中から周囲意思疎通可能な超常的な存在地球絶望した人類のためメトゥスの民創設したほどの傑物ではあるが、生体コピーに関する研究データサンプルをはじめ入手できなかったものの多かったらしく、キャデラックほどの「ユニヴァース感覚」をもつ人材獲得については心の底から歓迎している。荘厳にして慈愛満ちた口調持ち主であり、初対面とはいえキャデラックでさえも圧倒されかけてしまうという強烈な個性をもつ。 本当ごくごく普通の口調持ち主らしく普段荘厳さは意識的に演じている程度動揺する感情丸出し口調へと変貌してしまい、他人罵詈雑言人格攻撃辞さないほどの荒々しいものとなる。かつてキャデラックがうっかり水槽をは破壊してしまった際には脳みそごと地面投げ出された末に保存ではなく洗浄液浸されるという凄まじい苦痛経験させられており、この時ばかりは本気の怒りキャデラックにぶつけるなど庶民的な姿を晒している。 ジネッタ メトゥス ウォークレット スペム・メトゥス・セクィトゥル養女。わずか10歳にしてキャデラック四指団であるマスタング・フォード小馬鹿にするほどの「ユニヴァース感覚」を有している。 古風な謙譲語使いこなすなど風変りな少女であるが、通常のユニヴァース感覚」とは違う「nユニヴァース感覚」により他人深層心理を覗くという常識外れ能力使いこなしている。これこそが彼女の両親含め全員謎の死遂げてきたメトゥスの一族の中で彼女が生かされてきた理由であり、彼女自身も「nユニヴァース感覚」がある限り自分生存許されることを理解している。(後の歴史では彼女こそが長きに渡る戦争終結導いた人物として記されている。) 実は古風な謙譲語意識して使っているだけの普通の少女養父同じく動揺する感情丸出し口調へと変貌するなど素の部分では10歳の域を出ないキャデラック真の目的を探るべく彼の深層心理覗いた結果あまりにも理解不能心理状態体験しキャデラック心の闇を味わうことになった

※この「メトゥスの民上層部」の解説は、「宇宙戦艦ティラミス」の解説の一部です。
「メトゥスの民上層部」を含む「宇宙戦艦ティラミス」の記事については、「宇宙戦艦ティラミス」の概要を参照ください。

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