マキシスカートとは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 同じ種類の言葉 > 服飾 > 衣服 > スカート > マキシスカートの意味・解説 

マキシ丈スカート

読み方:マキシたけスカート
別表記:マキシスカート

裾がくるぶしまである(「マキシ丈」の)ロングスカート

ロングスカート

(マキシスカート から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/05/04 22:58 UTC 版)

ロングスカート(フレアータイプ、マキシ丈)

ロングスカート(long skirt)とは、衣服スカートのうち、丈の長いもの。ミニスカートに対して用いられる言葉。 通常、脚の脹脛よりも長いものを指し、足の踝よりも長いものはとくに「マキシスカート」と呼んで区別することもある。 服飾用語ではロンゲット(longette)とも呼ぶ。この用語は、1970年代にはすでに使用されていた。

日本における歴史

日本でスカートを最初にはいたのは、明治4年(1882年)に帰国した津田梅子だと言われている。 しかしこの頃は欧米でも全くスカートを短くする文化が生まれていなかった。 女性に洋装が本格的に浸透したのは終戦後だが、当時の(欧米での)流行もロングスカートであった。

よって、スカートが丈で分類されるきっかけとなったのは、1960年代のミニスカートのブームからであろう。 ミニスカートが日本を席巻した後、70年代後半から再びロングスカートが流行した。 女子高生制服のスカートも、80年代には不良の生徒を中心にものすごく長いものが着用され、それが「カッコいい」とされていた。 90年代に入ると、それの反動のようにかなり短いミニスカートの流行となったが、99年頃に少しの間ロングの復活も起こった。

現在では女性のファッションが多様化し、スカート丈が単一化するような現象は見られなくなっている。また、パンツ(ズボン)の流行が起こったことにより、相対的にスカートの需要が少なくなっている。

ロングスカートの特徴

利点

  • 女性らしい雰囲気が強調される。
  • 下半身の体型をカバーすることができる。
  • 脚の一番細い所のみが見えるため、ほっそりとした見た目の印象を与える。
  • 胴を短く、脚を長く見せることができる。
  • 肌の露出が少ないため、上品でよりフォーマルな印象を与える。
  • ミニスカートに比べて暖かい。
  • ズボンに比べて大腿部が暖かい。

欠点

  • 階段が上りにくい。
  • 裾を踏んづけたり、引っかけたりしやすい。
*特にエスカレーターでは裾が巻き込まれて事故になりやすい。
  • トイレが不便。
  • 熱が籠りやすくミニスカートに比べて暑い。
  • 面積が大きいため、フレアスカートなどの場合は強風のときなどによりめくれやすくなる。
  • 静電気で生地が脚にまとわり付くことがある。

その他

  • 女性向けの自転車軽快車)には、ロングスカートがチェーンや後輪に引き込まれないようカバー(スカートガード)がついているものが多い。



マキシスカートと同じ種類の言葉


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「マキシスカート」の関連用語

マキシスカートのお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



マキシスカートのページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
実用日本語表現辞典実用日本語表現辞典
Copyright © 2025実用日本語表現辞典 All Rights Reserved.
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのロングスカート (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS