マキシマム (ミックススパイス)とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > マキシマム (ミックススパイス)の意味・解説 

マキシマム (ミックススパイス)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/08/19 04:40 UTC 版)

マキシマム宮崎県北諸県郡で牛肉の加工、流通、販売業を営む中村食肉が製造するミックススパイス[1]。カツオエキスにクミンナツメグなどの16種類の香辛料醤油野菜の風味が加えられている[2]肉料理との相性に優れ[3]、それ以外では魚、野菜、白米、スープ、オリーブオイルやごま油などに掛けたり混ぜたりして使うことができる[4]。『サイゾーウーマン』によると宮崎県民の9割以上が愛用する[2]

製造する中村食肉は1931年(昭和6年)創業[5]。当初は肉と一緒に小袋に入れての販売形態だったが、客からの希望でボトルでの販売を開始。2021年の時点で「発売から35年」とされている[2]

2018年に全国ネットのテレビで取り上げられたことをきっかけに、宮崎県外でも販売できるよう増産体制を準備。2020年には大手スーパーなどでも販売されるようになる[6]。2022年には月間15万本の出荷となり[6]滝沢秀明が「キャンプの時に使っている」とTwitterでマキシマムに言及するなどの話題もあった[7]。2023年には新工場の建設も決まり、さらなる増産が見込まれている[8]

航空自衛隊の給食の鶏の唐揚げを「空上げ(からあげ)」と称するが、宮崎県串間市にある高畑山分屯基地による「高畑山分屯基地空自空上げ」のレシピでは、当地スパイスとしてマキシマムが指定されている[9]

出典

  1. ^ 『ミックススパイス』おすすめ5選 ジャンルを問わず使える便利なスパイスで普段の料理がワンランクアップ【2022年最新版】」『Fav-Log』ITMedia、2022年2月16日。2022年2月19日閲覧。オリジナルの2022年2月19日時点におけるアーカイブ。
  2. ^ a b c MICHIKO「宮崎県の大人気スパイス『マキシマム』、肉料理だけじゃもったいない! 調味料ソムリエが簡単おいしいレシピを紹介」『サイゾーウーマン』サイゾー、2021年11月18日。2022年4月20日閲覧。オリジナルの2022年4月20日時点におけるアーカイブ。
  3. ^ カタオカ, キヨシ「キャンプ飯にこだわりたい人へ! セール中のアウトドアキッチンアイテム6選 #Amazonタイムセール祭り」『GIZMODO』、2022年8月29日。2022年9月2日閲覧。オリジナルの2022年9月2日時点におけるアーカイブ。
  4. ^ 一振りで料理が美味しくなる魔法の粉『マキシマム』を使ってみた!」『食楽web』、2020年6月14日。2021年6月23日閲覧。オリジナルの2021年6月23日時点におけるアーカイブ。
  5. ^ 会社概要 – 中村食肉”. 2023年8月17日閲覧。
  6. ^ a b 宮崎発「マキシマム」 精肉店の秘伝スパイス、月15万本”. 日本経済新聞 (2023年8月17日). 2023年8月17日閲覧。
  7. ^ タッキー「回し者ではありません」愛用する調味料を熱くPR フォロワー「絶対買う」と反響:中日スポーツ・東京中日スポーツ”. 中日スポーツ・東京中日スポーツ. 2023年8月17日閲覧。
  8. ^ Shimbun, Minami-Nippon. “アウトドアブームで人気急上昇、「マキシマム」スパイス増産へ 中村食肉と三股町が立地協定 [経済・産業 | 鹿児島の経済ニュース | 南日本新聞]”. 鹿児島の経済ニュース - 南日本新聞 | 373news.com. 2023年8月17日閲覧。
  9. ^ 高畑山分屯基地「高畑山分屯基地空自空上げ」”. 航空自衛隊. 2023年8月17日閲覧。



英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  
  •  マキシマム (ミックススパイス)のページへのリンク

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「マキシマム (ミックススパイス)」の関連用語

マキシマム (ミックススパイス)のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



マキシマム (ミックススパイス)のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのマキシマム (ミックススパイス) (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2024 GRAS Group, Inc.RSS