デューク・オルグ(デュークオルグ)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/02 23:57 UTC 版)
「パワーレンジャー・ワイルドフォース」の記事における「デューク・オルグ(デュークオルグ)」の解説
一本の角を持った幹部クラスのオルグ。功績次第ではジェネラルになることも可能。
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デュークオルグ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/04 14:54 UTC 版)
「百獣戦隊ガオレンジャー」の記事における「デュークオルグ」の解説
一本角のオルグ。ハイネスデュークに次ぐ実力の持ち主で、中間管理職的な役割を担う。 ツエツエ ヤバイバとともに行動するデュークオルグ。ハイネスデュークをサポートするが、失敗してお仕置きされたり、ガオレンジャーに毎回叩きのめされたり、他のデュークオルグに先を越されたりと何をやってもうまくいかず恵まれない苦労人。ただし、ガオレンジャーの各戦士1人ずつならヤバイバと2人掛かりとはいえ倒せる実力は持っており、明らかにオルゲットよりは強い。角でオルグの波動を感じ取れる。ハイネスに対する忠誠心は非常に強い。容姿が人間に近いため変装をすることも多く、さらにハイネスデュークの力によってオニヒメや装甲形態など強化変身も複数経験している。 杖からオルグシードを出して、「オルグシードよ、消えゆかんとする邪悪に再び巨大なる力を!鬼は内!福は外!!」の掛け声とともに倒れたオルグを巨大化復活させる。このほか、杖から破壊光線やオルグ魔人を洗脳する効果を持つ邪気を放つことも可能。戦闘ではガオホワイトと「小娘」、「おばさん」と罵り合いながら戦うのが定番。 ラセツに破邪百獣剣の盾にされ命を落とし鬼地獄に堕ちるが、ヤバイバの手によって鬼地獄の宝物や倒された3人のハイネスデュークとともに復活。オルグの巫女となり、倒されたハイネスデュークの亡骸を融合させて、宝石を装着し、オルグの秘法で結晶体をセンキの心臓に変え、センキへと生まれ変わらせる。 そのセンキが敗れたことを受けてマトリックスへ逃げ帰るも、ヤバイバと共にその崩落に巻き込まれる。デザインイメージは魔女。前作『タイムレンジャー』のリラとの差別化から年齢を上げたイメージとなり露出を控えている。 オニヒメ Quest 25に登場。死んだウラの一部から光を浴びてツエツエが一時的にハイネスデュークになった姿。デザインはツエツエをベースにウラとの共通性も意識されている。 装甲ツエツエ Quest 27から31に登場。ツボオルグ誕生のために浴びせた千年の邪気が飛び散ったことで、ツエツエが千年の邪気を得て強化された姿。オニヒメに酷似した姿となり、他のオルグ同様凶悪な顔つきとなる。攻撃力と防御力が向上し、ガオレンジャーとも互角に渡り合えるようになったが、ウラの死後ほどなくして元の姿に戻ってしまう。デザインはオニヒメの意匠が踏襲されている。頭部両脇の爪はシュテンと同様の形状である。 その他の作品への登場 『忍風戦隊ハリケンジャーVSガオレンジャー』 ヤバイバとともに生き残りとして登場。しかし、ガオレンジャーに倒され、これによりオルグは完全に滅び去った。なお、杖は元のままに戻っていた。 『轟轟戦隊ボウケンジャーVSスーパー戦隊』 時の魔神クロノスの力で復活した3人の邪悪な巫女の1人として登場。蘇生の際、ヤバイバの名前を呼びかけていた。ガジャを「おっさん」呼ばわりするが、ボウケンイエローに「おばさん」呼ばわりされてしまう。 ヤバイバ 人間が恐慌する様を好む反面、ひょうきんな性格のデュークオルグ。ツエツエとの中間管理職コンビでハイネスを精一杯サポートするが、恵まれていない。1本の剣と、破壊光線も撃てる2本のナイフが武器。戦闘ではしばしばガオイエローと戦うが、ガオレンジャーには「弱い」と完全に軽く見られている。ガオホワイトと罵り合いながら戦うツエツエと異なり、ガオイエローの実力を買っており、仲間に誘おうとしたこともあった。ラセツが復活した際には反感を見せるなどツエツエと比べるとハイネスに対する忠誠心はやや薄い反面、相棒であるツエツエに対する思いやりは強く、ツエツエがラセツに使い潰された際には憤りを見せ、前述のように彼女の復活のために奔走した。Quest 37では、弟分のジャグリングオルグのピンチに自分でオルグシードを食べて巨大化。だが、ガオレンジャーにジャグリングオルグは倒され、その仇を討とうとするも、オルグシードの制限が消えて元に戻ってしまった。ツエツエと同じく変装をすることもあり、基本的に本来の姿の上から各種衣装を纏うのみだが、バスオルグを用いた作戦ではピエロ風メイクをしたバス運転手の人間態に化けた。ピンチになると出る「これは(こいつは)ヤバイバ〜!」が口癖。 ツエツエと同じ理由でマトリックスへ逃げ帰るも、その崩落に巻き込まれた。デザインモチーフはピエロ。笑いながら襲いかかるようなピエロの怖さが意識されている。 装甲ヤバイバ Quest 27から31に登場。ヤバイバが千年の邪気を得てパワーアップした姿。顔つきがより凶悪になり、素早さとナイフの腕前が大幅に上がった他、折れたツエツエの杖を食べて体内に取り込みオルグシードを口から吐き出す能力も見せたが、こちらもウラの死後ほどなくして元の姿に戻ってしまった。本人はこの姿を結構気に入っていた模様。デザインはヤバイバのディテールを大袈裟なものにして魔の要素が強くなったことを表現している。 『忍風戦隊ハリケンジャーVSガオレンジャー』 ツエツエとともに生き残りとして登場。 狼鬼(ロウキ) Quest 16から登場。千年前に封印されたデュークオルグ。ウラの手によって封印から解放され、千年前の遺恨から独自にガオレンジャーを狙う。全身を黒い鎧で固めており、狼のような顔を持つ。額にはオルグの証である一本角が生えている。ツエツエとヤバイバに敗れて気絶したホワイトを手当てしたり、野良犬をかわいがったりするなど、オルグらしからぬ行動をとることがある。必殺技は三日月剣から繰り出すムーンライトソニックとクレセントウェーブ。絶大な戦闘力を誇り、ガオレンジャーを苦しめた。魔笛を吹いてガオウルフ・ガオリゲーター・ガオハンマーヘッドを操る。ガオレンジャー同様三つの宝珠を所持しているが、その色は邪気によって3つともセピア色となっている。オルグシードと同じ効力を持つ、ウルフシードも所持している。 実は彼の正体は純粋なオルグではなく千年前のガオの戦士・シロガネ(大神)であった。千年前の記憶を喪失していたが、度重なるガオゴッドの呼びかけによって徐々に自分の存在に疑問を抱き始め、そのことを危惧したウラによって記憶を操作する『オルグ羽虫』を体内に埋め込まれる。その後、ガオゴッドの手助けによって人間に戻ることができた。月齢の影響により、新月の時には人間に戻り、また満月の時には最大の力を発揮することができる。また、当初はハイネスデュークであるウラには従わず、単独行動が目立っていたが、ウラが記憶操作を強めた際にはウラのことを「ウラ様」と呼び跪きながら宝珠を差し出し、ツエツエとヤバイバを驚愕させた。大神から分離した邪気となってからは徐々に力を強め、一度は大神が使った闇狼の面を媒介にハイネスデュークとして復活。ガオレンジャーやシルバーを苦しめるが6人の連携に苦戦し自ら巨大化。ガオキングとガオハンターの必殺技をやすやすとはね返し、二体を苦戦させる。シルバーはプールバーのマスターが見せたビリヤードの妙技をヒントに、ガオマジロをスピンさせて角をへし折り、さらに必殺技・リボルバーファントムを炸裂させたことで闇狼の面が粉々に砕け散り、砂の塊と化して崩れ去っていった。その後ウラの策略で再び大神の体内に邪気を注入することでより強力な存在として復活するはずであったが、ガオシルバーの精神力に跳ね返されたため、再び登場することは無かった。デザインはオオカミの格好の良さをダークヒーローとして追求することが意識されている。デザイン画での名称は「GAO SILVER素体」。太腿の凹凸のあるディテールは皺を抑制するために入れられている。 東映プロデューサーの日笠淳は、狼鬼の成功を受けて次作『ハリケンジャー』ではヒーロー側にライバル要素が盛り込まれ、ゴウライジャーが登場することとなったと述べている。 プロ野球選手の佐々木朗希(2001年生まれ)の名前は、この「狼鬼」に由来するもので、放送当時『ガオレンジャー』を視聴していた佐々木の3歳年上の実兄の発案により、母親が命名した。 プロプラ Quest 32・33に登場。戦闘機を模したデュークオルグで、語尾に「〜プラ」を付ける。ラセツからはキュララとともに「阿吽の配下」と呼ばれているラセツの専属料理人。ラセツが食べるための瓦礫を用意するため、街を破壊した。両肩のプロペラによる飛行能力を持つ。体に搭載された機銃が武器で、ツエツエとヤバイバの力を吸収して以降は相手を自動追尾するプロペラカッターを射出可能となる。ファルコンサモナーのアローモードでの攻撃に敗れるも巨大化。最期はガオイカロスに倒された。 キュララ Quest 32・33に登場。戦車を模したデュークオルグで、語尾に「〜キュラ」を付ける。巨砲型の角による砲撃・キュララ主砲が得意で、ツエツエとヤバイバの力を吸収したことで自動追尾式の砲弾を発射可能となる。破邪百獣剣で倒されるも巨大化し、ガオキングを分離させた。最期はプロプラ諸共ガオイカロスに倒された。 ドロドロ Quest 42・43に登場。ラセツの影の腹心で、オルグ忍術を使う忍者デュークオルグ。仲間であるはずのヤバイバをガオレンジャーもろとも攻撃したり、ツエツエを騙して利用するなど、卑劣な性格。オルグ忍法影分身は相手の影から本体に敵意を持つ分身を作り出し、影を攻撃すると本人もダメージを負う。ツエツエの死に憤るヤバイバをも粛清しようとするが、彼がとっさに盾にしたウラの鏡で自分の術を跳ね返され、自らの影を作り出してしまい、ガオレッドに影を撃破されて敗れる。巨大化後は一度しか使えない究極奥義鬼霊界封じでガオレンジャーを鬼霊界(きりょうかい)に閉じ込めたが、最期はガオケンタウロスに倒された。
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