ツマヌダ格闘街関係者
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/11 09:45 UTC 版)
「ツマヌダ格闘街」の記事における「ツマヌダ格闘街関係者」の解説
御名本 裕子(みなもと ゆうこ) ツマヌダ格闘街運営委員会 (TFTC) 専務理事で格闘街の運営に采配を振っている。御名本家の次女で末っ子の36歳(夫の正一は婿養子である)。経営才覚に優れ、大学在学中に仲間と起業したWDN(ワルキューレ・ドット・ネット)の社長で、同社を10年足らずで国内有数のIT企業に成長させた実績を持つ。格闘技未経験者ながら格闘家を見る目は確かでミツルとジローを将来のスター選手として見込んでいる。高校時代は水泳部に所属しており、全国大会に出場した経験もある。趣味でヨガを嗜んでいる。 綿密な計画を立てた上で大胆に行動することをモットーにしており、決断を下すのは迅速かつ直感的。少々の粗も押し通しつつフォローもする胆力と配慮もある。 ルックス的にはジローよりもミツルの方が好みらしい。モチーフは『オバケのQ太郎』のU子。 御名本 柚香(みなもと ゆずか) 御名本裕子の娘。11歳。名門校、富士光学園妻沼田校小等部の6年生。幼いながらも礼儀正しくしっかりした少女。将来は医師志望。 ミツルのファンで、母の提案した無謀な試合を警告するため、かつサインをもらうために現れた。運動は苦手だが、ミツルの指導で改善しつつある。 御名本 弘志郎(みなもと こうしろう) 裕子の父親。抜群の商才で富を成し、政財界に大きな人脈と影響力を持つ企業家。83歳。事業は子供達に譲って鎌倉に隠居しているが、裕子がツマヌダ格闘街を発足させる際には法的整備や各種関係者間の調整等で弘志郎の力を借りており、また弘志郎本人も居合や合気道を嗜む武道家で、ツマヌダにも別宅を持っているなど、なお少なからぬ関わりがある。またブルツネシアでの事業活動が縁で王家とも親しく、カインの日本での後見人を引き受けている。 1945年(当時20歳の少尉)、満州での従軍中から戦後のシベリア抑留において橘明道に命を救われたことから大きな恩義と感銘を受けており、以後も交友を持ち続け、明道が亡くなる前にドラエを託された間柄でもある。このためドラエも自分の孫同様に可愛がっており、彼女を幸せにできる男性を捜すことを自らの余生の責務と考えている。 中島 明日香(なかじま あすか) 御名本裕子の秘書。裕子の無茶な言動に振り回されている模様。 羽鳥 賢蔵(はとり けんぞう) 妻沼田市治安維持部隊監督責任者。52歳。身長174センチメートル、体重68キログラム。十方流兵法忍術の16代目宗家であり、忍者として武術だけでなく情報の収集や分析、心理戦にも長けている。10年ほど前のシベリアで10歳頃のドラエと祖父の明道に出会い、それ以来明道流との交流を持っている。カイン王子とも知り合いで忍術指導をしている。モチーフは『忍者ハットリくん』のハットリカンゾウ(+父親のジンゾウ) 羽鳥 心(はとり しん) 妻沼田市治安維持部隊隊員。富士光学園高等部在籍の17歳。身長155センチメートル、体重44キログラム。賢蔵の娘で小さい頃から父に十方流兵法忍術を教わっている。正義感が強い分我も強く短気な面があり、それが原因で無用の争いを起こすこともある。本気で闘う際は片手に合金製のトンファー(伸縮式)を持つ。 自信家で負けん気の強い性格だが、ドラエと手合わせした結果、素直にその技量を認め指導を受けるようになった。それ以降はドラエを魂(こころ)の師匠と慕い、ミツルのことを兄弟子にあたるという理由から「にいさん」と呼ぶなど体育会系的なノリがある。従姉妹の鈴女、真理との3人で、美少女忍者部隊「コギャルンジャー」を結成している。モチーフは『忍者ハットリくん』のハットリシンゾウ。 羽鳥 鈴女(はとり すずめ) 心の父方の従姉妹で妻沼田市治安維持部隊の隊員。16歳。身長160センチメートル、体重48キログラム。十方流の使い手で、心と共にドラエの武術指導を受けている。弓や手裏剣のようなテクニックを要するものが得意。性格はしっかり者かつ慎重派で心と真理を含めた3人の中ではまとめ役。読書家でもある。スレンダーな体型で、バストサイズにややコンプレックスあり。モチーフは『忍者ハットリくん』のツバメ。 獅子尾 真理(ししお まり) 心の母方の従姉妹で妻沼田市治安維持部隊の隊員。17歳。身長163センチメートル、体重52キログラム。十方流の使い手で、心と共にドラエの武術指導を受けている。パワー面に秀でており、重量のある槍や剣を自在に使いこなす。女子高生らしく、甘い物が大好きでおでんも好物。天真爛漫で、細かいことは気にしない性格。バストはFカップ。モチーフは『忍者ハットリくん』の獅子丸。 浦光 摩緒(うらみつ まお) 妻沼田市治安維持部隊作戦本部司令官。22歳。身長156センチメートル、体重49キログラム。眼鏡をかけ、黒を基調としたゴスロリ・パンク系のファッションに身を包んだネガティブなイメージを漂わせる女性。十方流忍術において心、鈴女、真理たちの先輩であり、実動部隊である彼女達に指令を出す上司的な立場にある。十方流を学んではいるが体術は苦手。 浦光家自体が戦闘よりも情報の収集や管理といった諜報分野に長けた家系で、その中でも100年に1人の才能と言われている。その知識量は該博にして観察眼は非常に鋭い。生来の知りたがり屋な性格も相まってか、あらゆるIT機器も使いこなして綿密な調査活動を行う。また、ハッキングの技術も高く、大学卒業時には国内外複数の情報機関からスカウトされた能力の持ち主。そのため彼女を怒らせると、後で知られたくない秘密をバラされたりするなどの報復が有り得るので非常に恐れられている。その能力の高さなどから畏敬の念を込めて「魔王」と呼ばれている。ただし彼女自身は冷静かつ客観的な観察を信条としており、情や分別がないわけではない。呼び名に関しても友人と認めたラミィには本名で呼んでほしいと頼んでいる。言葉に頻繁に「 - デス」と入るのが特徴的(“DEATH”とかかっている)。情報を扱う仕事柄外出の機会が少なく、生活リズムも不規則になりがちなため健康には気をつけている。スタイルは結構良い。 ミツル、ジロー、鷹羽の今後に注目しつつ、ミツルをツマヌダでデビューしてから半年でエキスパートリーグへ昇格させたドラエと、彼女とミツルとの因果関係を自ら全力で調べる甲斐のある対象としており、調査を進める。モチーフは『魔太郎がくる!』の浦見魔太郎。
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