ダイザーチームとは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > ウィキペディア小見出し辞書 > ダイザーチームの意味・解説 

ダイザーチーム

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/19 23:28 UTC 版)

UFOロボ グレンダイザー」の記事における「ダイザーチーム」の解説

デューク・フリード / 宇門 大介(うもん だいすけ) 声 - 富山敬(サブタイトルコール、初期次回予告兼任) / 堀内賢雄スーパーロボット大戦コンプリートボックス) / 山寺宏一スーパーロボット大戦IMPACT以降本作主人公ベガ星雲フリード星の出身設定年齢20歳。 宇門博士救われ養子となった後、博士経営するシラカバ牧場働いていた。地球ベガ星の魔手が迫るのを知っても、フリード星でのつらい過去からか当初は戦うことに否定的だったが、ベガ星のミニフォー襲われる兜甲児TFOを救うため、牧場地下ダム部分封印していたグレンダイザーに再び搭乗。甲児と交流重ねる中で、第二故郷地球を守るため、グレンダイザーで戦うことを決意する普段服装カウボーイスタイル前期後期異なる)だが、出撃の際は「デューク・フリード!!」のコールと共にフリード星の戦闘スタイル変身してスペイザー乗り込む戦闘スタイルは赤のボディスーツに黒の防具ゴーグル組み込まれた白いシールド付きの、西洋式の兜を思わせるデザインヘルメットをかぶる。 異星王子のため、優しく穏やかな人柄しのばせる育ちのよさと大人落ち着き強調されキャラクターだった。ただし初期においては、戦わねばならないことへの悩み異郷での孤独感のため、多少棘のある面も見せている。 デューク正体は、作中では当初は宇門博士他、数名にしか明かされていない(甲児には第2話説明)。故郷追われ亡国王子という背景から、かつてのペットと戦う(第33話)、仲間と戦う(第71話)、幼なじみを失う(第25話、第72話)など悲劇的なエピソードもあった。過去ベガ星連合軍から受けたベガトロン放射能侵され古傷があり、終盤にはそれが悪化して生命危険に見舞われるが、第71話で旧友モルスによって治療された。終盤では研究所の全職員およびシラカバ牧場関係者デュークマリア異星人兄妹のために尽力する。 なお、両親のどちらが王だったのかなど、フリード王家詳細について語られない。 兜 甲児(かぶと こうじ) 声 - 石丸博也 かつてマジンガーZ乗ってドクターヘル率い機械獣軍団との長きにわたる戦い勝ち抜いた青年ミケーネ帝国との戦い後、円盤に関する論文発表するため、NASA入所その後自ら開発した小型円盤TFO乗って日本に帰国し、宇宙科学研究所合流する社交的な性格は相変わらずで宇門博士たち所員とはすぐに打解けたが、大介養父研究所手伝わないことに不信感抱いていた。当初異星との貿易志していたが、侵略者存在知りデュークと共に戦うことを誓い、その良き理解者となっていった。 中盤まではTFOJFO撃破された後はダブルスペイザーやドリルスペイザーなどでグレンダイザーサポートするマリア登場後はドリルスペイザーを譲りダブルスペイザー専属となる。 製作者側の配慮により、本作ではロボット搭乗することは滅多になく、劇場版一時的にグレートマジンガー操縦するTFO大破後にボスボロット搭乗した程度である。また作中通じ、敵に何度も捕獲される洗脳によって研究所位置を吐かされる第18話)などといった、三枚目的な役回り目立った。しかし、マリアエピソード回などデューク窮地救ったことも少なからずある。また、デューク落ち着き分別のあるキャラクターであったのと対照的に、甲児は血気盛んキャラクターとしてポジション担っていた。 デュークより年下のため、彼からは「甲児君」と呼ばれている。一方、それに対して当初デュークを「大介さん」と呼んでいたが、ストーリー後半では「デューク」と呼ぶようになるまた、初期はひかるを異性として意識するような描写もあったがやがて解消され後半ではマリア親しくなる永井による漫画版では地球漂着したデューク初め出会った地球人であり、一度だけデュークに代わってグレンダイザー操縦している。なお、フリード王族ではない甲児が操縦できた理由説明されていない次回予告ナレーション石丸兜甲児として担当しており、物語第三者的な立場から語っている。 なお、演出勝田稔男らが後年壇上明かしたところによれば、甲児を登場させたことについては彼のファン怒り剃刀の刃送ってきたという。 牧葉 ひかる(まきば ひかる) 声 - 川島千代子 本作ヒロイン牧葉団兵衛娘。設定年齢17歳。 八ヶ岳学園通学する高校生。父の牧場で働く大介想い寄せている。大介宇宙人デューク知りショックを受ける(第23話)が、想いは変わらなかった。第26話重傷を負うがデューク輸血全快し占拠され宇宙科学研究所解放奮闘。第38話ではピンチ大介助けたい一心で、負傷した甲児に代わりダブルスペイザー出撃している。後に正式にダイザーチームに加入して、マリンスペイザーのメインパイロットとなった。しかし(少なくとも作中語られる限りは)大介への想いが実ることはなかった。 番組開始時は帽子キュロット着用第37話キャラクターデザイン変更され顔立ち印象変わったほか私服ミニスカートになった。 馬に乗り慣れているほか、高校では体操部所属し県大会優勝するなど、運動のセンス抜群。 同シリーズヒロインにおいて最も人気低く、特に女性ファンからの評価芳しくなかったまた、担当声優川島も「ひかるはメカ乗らない方が憎まれなかった」と語っている。 グレース・マリア・フリード 声 - 吉田理保子 / 吉田美保スーパーロボット大戦シリーズ本作のもう1人ヒロインフリード星の王女デュークの妹。設定年齢14歳。 第49話から登場お転婆かつ活発な性格持ち主バイク乗馬で甲児と互角に張り合いドッキング訓練初回成功させるなど優れたセンス見せる。しかし、当初自信過剰な面が目立ち、ひかると先陣争いをするなどしていたが、すぐに打ち解けたフリード脱出時にデュークとはぐれ、従者2人きりで地球逃れた幼かったためフリード星での記憶があまりなく、従者を「おじいちゃん」と呼び祖父と孫のように暮らしていた。戦闘巻き込まれ瀕死の重傷負った従者から真実聞かされグレンダイザーを敵に奪われたと誤解してパイロットデューク)を狙うが、危ういところで甲児に制止される。デューク生き別れた兄とわかり、以後はダイザーチーム入りしてドリルスペイザーに乗る予知能力持ち仲間危機救ったこともあるが、それゆえに悩む描写見られる。 甲児と親しくなり、やがて恋愛感情に近い想いを寄せるうになる一部ゲーム等では「甲児がさやかとマリア二股がけ」と称されることもあるが、本編映画でさやかとマリア共演したことはないため、甲児を取り合う描写存在しない担当声優吉田は「前にやっていたメグちゃん似ているので、マリアをはじめて見た時は驚いた」という旨を述べている。

※この「ダイザーチーム」の解説は、「UFOロボ グレンダイザー」の解説の一部です。
「ダイザーチーム」を含む「UFOロボ グレンダイザー」の記事については、「UFOロボ グレンダイザー」の概要を参照ください。

ウィキペディア小見出し辞書の「ダイザーチーム」の項目はプログラムで機械的に意味や本文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。 お問い合わせ



英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「ダイザーチーム」の関連用語

ダイザーチームのお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



ダイザーチームのページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
Text is available under GNU Free Documentation License (GFDL).
Weblio辞書に掲載されている「ウィキペディア小見出し辞書」の記事は、WikipediaのUFOロボ グレンダイザー (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS