グロチウスとは? わかりやすく解説

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グロチウス

名前 Grotius

フーゴー・グローティウス

(グロチウス から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/08/24 15:51 UTC 版)

フーゴー・グローティウス: Hugo de Groot, Huig de Groot: Hugo Grotius1583年4月10日 - 1645年8月28日[1])は、オランダ法学者


  1. ^ Hugo Grotius Dutch statesman and scholar Encyclopædia Britannica
  2. ^ 発行人・児山敬一『人物学習辞典2巻 オハ~サト』昭和61年、266頁。
  3. ^ See Vreeland (1919), chapter 1
  4. ^ See Ittersum (2006), chapter 1.
  5. ^ a b c d 佐藤弘幸 著「Ⅱ ベネルクス第1章 オランダ共和国の成立とその黄金時代」、森田安一編 編『新版世界各国史 14 スイス・ベネルクス史』山川出版社、1998年、pp.252-253頁。ISBN 4-634-41440-6 
  6. ^ 太田 (2003) p.102
  7. ^ 太田 (2003) p.96
  8. ^ 安武真隆 著「〔書評〕太田義器著, 『グロティウスの国際政治思想-主権国家秩序の形成』, ミネルヴァ書房, 二〇〇三年」、関西大学法学会編 編『關西大學法學論集 第五六巻 四号』関西大学法学会、2006年、pp.986-1004頁。ISSN 0437-648X 
  9. ^ Grotius, Hugo The Rights of War and Peace Book I, Introduction by Tuck, Richard: Indianapolis: Liberty Fund, 2005.


「フーゴー・グローティウス」の続きの解説一覧

グロチウス

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/04/18 15:51 UTC 版)

自然法論」の記事における「グロチウス」の解説

グロチウスの主眼は、彼が国際法の父と呼ばれるように、各市民国家間平時および戦時合理的かつ非実定的な法を探究することにあった。このことは、彼の主著の『戦争と平和の法』という表題そのまま現れている。そこでは、以下のような法の重層構造見られる正し理性命令である自然法 意思起源有する意思法神の意思によって成立する神定法普遍的な神定法 ある民族固有の神定法とりわけヘブライ法) 人の意思によって成立する人定法万民合意によって成立する万民法市民国家にのみ妥当する市民法 ここで重要なのは、各法の優先順位である。自然法万民法および市民法が全く別のことを定めている場合には、市民は、原則として市民法に従うことを強いられる。つまり、各市民国家内部において強制力有するのは、市民法である。なるほど、自然法道徳的な指図として、市民共同体内部においてもなお妥当するが、しかし、それは強制不可能な規範に過ぎないまた、万民法自然法との関係においても、自然法劣後する。グロチウスは、自然法普遍性市民法尊重とを、強制可能性有無という観点から両立させたのである

※この「グロチウス」の解説は、「自然法論」の解説の一部です。
「グロチウス」を含む「自然法論」の記事については、「自然法論」の概要を参照ください。

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