戦争と平和の法
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『戦争と平和の法』(せんそうとへいわのほう、ラテン語: De jure belli ac pacis)は、1625年に出版された、オランダの法学者フーゴー・グローティウスのラテン語著作[1]。彼の主著であると同時に、近代国際法を初めて体系的に基礎づけた著作でもある[2]。正式な題名は『戦争と平和の法に関する三巻 - 自然法、諸国民の法 (万民法)、それに公法の諸原則に関する説明』(De jure belli ac pacis libri tres. In quibus jus naturae & gentium: item juris publici praecipua explicantur)という[3]。戦争の正当原因について述べたことで有名であり[1]、グロティウスが「国際法の父」と評価されるときその根拠としてあげられるのが同書である[3]。
- 1 戦争と平和の法とは
- 2 戦争と平和の法の概要
- 3 構成
- 4 日本語訳
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