おもな種
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/17 04:24 UTC 版)
100程度の種が知られている。 日本周辺でも多くの種があり、体色も様々である。ただし標本にすると他のエビ類同様に色褪せてしまうので、体の棘やくぼみなど顕微鏡的な同定が必要となる。 イソテッポウエビ Alpheus lobidens De Haan, 1849 体長2cmほどの小型種で、全身にクルマエビのような黒っぽい横しま模様がある。インド洋と西太平洋、地中海東部までの熱帯・温帯域に広く分布し、日本でも西日本に分布する。和名通り海岸の石の下や砂泥底に生息し、干潮時に海岸の石をひっくり返すと見つかる。ただし生息環境や体色の類似種が多く、同定が難しい。 テッポウエビ A. brevicristatus De Haan, 1844 体長7cmほど。背中側は一様に灰褐色-緑褐色で、胸の側面に白くて細い斜め帯が数本入る。また、小さい方のはさみは爪が長く、噛み合わせに細い隙間ができるのでオニテッポウエビと区別できる。西日本近海の固有種で、内湾の砂泥底に巣穴を掘って生息する。巣穴にはスジハゼやイトヒキハゼなどが同居する。 オニテッポウエビ A. digitalis De Haan, 1844 体長6cmほど。テッポウエビに似るが胸の斜め帯は太く、左右がつながる。また、小さい方のはさみは爪が短く隙間がない。太平洋とインド洋の熱帯・温帯域に広く分布し、日本では本州以南に分布する。 学名 A. distinguendus De Man, 1909 はシノニムである。 ニシキテッポウエビ A. bellulus Miya et Miyake, 1969 体長4cmほど。体は黒褐色の地に白い斑点がたくさんあり、鮮やかな体色をしている。インド洋と西太平洋の熱帯・亜熱帯域に分布し、サンゴ礁周辺の砂底に巣穴を掘って生息する。巣穴にはダテハゼ類が同居する。 テナガテッポウエビ A. japonicus Miers, 1879 体長4cmほどで、全身が赤褐色をしている。和名通り鋏脚が体と同じくらい長く、しかも音を出さない鋏脚の方が長い。北海道から九州までの沿岸と中国北部沿岸に分布し、水深150mまでの砂底に生息する。 アミメテッポウエビ A. pachychirus Stimpson, 1860 体長2cmほどの小型種。体は黒っぽい地に白い水玉模様がたくさんあり、和名通り網目のような模様となる。インド洋と太平洋に広く分布し、サンゴ礁のサンゴの枝の間に生息する。
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おもな種
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2012/01/06 17:41 UTC 版)
R.laetum ニューギニアに自生、花は濃黄色~純黄色。 R.lochiae オーストラリア・クイーンズランド州東北部に自生、花は筒状花で、色は赤色。 R.gardenia ニューギニアに自生、花は白色。 R.phaeochitum ニューギニアに自生、花は筒状花で、色はピンク~赤色。
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おもな種
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/12 01:04 UTC 版)
経済的に大きな被害をもたらしている種や研究論文数の多い種を挙げる。 Phytophthora infestans 宿主:ジャガイモ、トマト P. cactorum 宿主:野菜、果樹など多数 P. capsici 宿主:ナス科植物、ウリ科植物など P. cinnamomi 宿主:果樹、木本類など多数 P. citricola 宿主:果樹(ブドウ、ミカンなど)、樹木など P. citrophthora 宿主:ウリ科、果樹、など多数 P. cryptogea 宿主:野菜、果樹など多数 P. drechsleri 宿主:野菜、果樹など多数 P. medicaginis 宿主:ムラサキウマゴヤシ、ヒヨコマメなど P. megasperma 宿主:野菜、果樹、イネなど P. nicotianae = P. parasitica 宿主:野菜、果樹など多数 P. palmivora 宿主:果樹、木本類など非常に多数 P. porri 宿主:ネギ類、ニンジンほか P. ramorum 宿主:オーク、ナラなど(Sudden oak deathの病原菌) P. sojae 宿主:ダイズ、ルピナス属 P. syringae 宿主:ミカン類、バラ科果樹
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おもな種
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/03 05:56 UTC 版)
国内では約180種が知られる。ただし半数以上は5mmに満たない小さい種である。マダラテントウ亜科だけが草食で、他の5亜科が肉食性だが、テントウムシ亜科のカビクイテントウ族(Halyziini)には菌食性のものがいる。
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おもな種
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/03 16:06 UTC 版)
「ナンヨウアブラギリ属」の記事における「おもな種」の解説
ナンヨウアブラギリ(タイワンアブラギリ:Jatropha curcas):種子から油を採るため栽培され、バイオディーゼル原料として注目されている。単にヤトロファ(ジャトロファ)と呼ぶこともある。 テイキンザクラ(Jatropha integerrima):花が紅色で大きく美しいので観賞用に栽培される。 サンゴアブラギリ(イモサンゴ、トックリアブラギリ:Jatropha podagrica):茎の下部が徳利状に膨れる多肉植物で、花柄は赤く多数分枝しサンゴを思わせる。観賞用に栽培される。 ウアナルポマチョ(ヤトロファ・マクランサ:Jatropha macrantha):媚薬として知られている。
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おもな種
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/07/09 21:04 UTC 版)
テナガエビ Macrobrachium nipponense (De Haan, 1849) 体長10cmほど。朝鮮半島南部、中国北岸、台湾、本州、四国、九州に分布するが、九州ではヒラテテナガエビやミナミテナガエビの方が多い。鋏脚が非常に細長く、オスでは体長の1.8倍に達する。地方によっては淡水でも成長できる河川残留型(陸封型)となり、湖やダムで繁殖する個体群もいる。 ヒラテテナガエビ Macrobrachium japonicum (De Haan, 1849) ヤマトテナガエビともいう。体長9cmほど。千葉県以南から台湾までの水のきれいな川に生息する。川をさかのぼる力が強く、流れが速い川の上流部にも生息している。名前のとおり第2胸脚が太くて平たく、胸部の横には細い縦じまもようがたくさんある。 ミナミテナガエビ Macrobrachium formosense Bate, 1868 体長10cmほど。千葉県以南から台湾まで分布し、九州や沖縄で「テナガエビ」といえばこの種類を指すことが多い。第2胸脚はヒラテテナガエビよりは細いが、テナガエビより太くて短い。また、胸部の横のもようは太い"m"字型である。ヒラテテナガエビよりも下流域に多い。 ザラテテナガエビ Macrobrachium australe (Guérin-Méneville, 1838) 体長8cmほどで、テナガエビとしては小型種。長い鋏脚の先端半分に小さな棘が密生し、ザラザラしているのでこの名がある。太平洋・インド洋の沿岸河川に広く分布し、日本では種子島以南に分布する。 ショキタテナガエビ Macrobrachium shokitai Fujino et Baba, 1973 日本で唯一の完全河川残留型(陸封型)のテナガエビで、幼生は海に下らずに稚エビになる。沖縄県西表島の固有種で、台湾や中国に分布する同様の陸封種タイリクテナガエビ M. asperulum (Von Martens, 1868) から分岐したと考えられている。名前はエビ研究者の諸喜田茂充に対する献名である。環境省レッドリスト準絶滅危惧(2000年)、沖縄県レッドデータブック絶滅危惧II類(2005年改訂)。 コンジンテナガエビ Macrobrachium lar (Fabricius, 1798) 体長15cmにもなり、成長したオスは鋏脚を含めると30cmに達する大型種。オスの鋏脚は鋏部分が外側に大きく曲がる。西太平洋とインド洋の沿岸河川に分布するが、日本での分布域は屋久島以南である。 オニテナガエビ Macrobrachium rosenbergii (de Man, 1879) 体長28cm程度になる淡水産の大型種。タイ、マレーシアなどの東南アジア原産。台湾、中国などでも移入され、食用に養殖されている。色は藍色で、頭部が大きく、第二歩行足が体長よりも長い。
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