『ジェットマン』関連のエピソード
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「若松俊秀」の記事における「『ジェットマン』関連のエピソード」の解説
オーディションでは、監督の雨宮慶太や脚本家の井上敏樹ら審査員と年齢が近かったこともあり話が合い、海外ドラマや黒澤映画の話などで盛り上がったという。後に井上からは、最初からブラックに決まっていたと言われている。また、雨宮は凱のメイン回は自身が担当すると宣言していたという。 オーデションでは前作『地球戦隊ファイブマン』の初代館長シュバリエの台詞を言ったと2008年10月9日の若松祭で証言している[信頼性要検証]。 演じた結城凱について、人間味が溢れ共感できる部分の多い好漢だと述べており、演技については凱が自身の中に降りてくる感覚で役になりきっていたという。共演者の岸田里佳は、若松と凱の共通点を「ドS」と評していた。 作品撮影過程では演出面でも若松のアイデアは重要な場面で数多く採用されている。当初の台本では変身後に「レッド」「ブラック」と呼び合っていたが、作品の方向性を考え名前で呼び合うようにした。また、役柄に合わないセリフがあったときなどは、田中とともに監督へクレームをつけることもあったという。立ち位置のバミリなども芝居のじゃまになるとして断っていた。特にカメラマンのいのくままさおから自身の考えを理解してもらえたことがありがたかったと述べている。役作りの一環として、劇中の凱と同様に他のメンバーとは距離を置くようにしていた。 メインライターの井上とは、若松が監督の一人と凱のキャラクター性について意見が食い違った際に井上と私的に話し合ったのをきっかけに関係が深まり、撮影当時は週に5日は作品について語り合い、それが脚本に反映されることもあったという。最終話で凱が死ぬという展開も、第18話「凱、死す!」で井上が冗談で凱が死ぬと言っていたことを経て、若松が最終回に取り入れることを提案したものであった。凱を刺したひったくり役をブラックコンドルのスーツアクターである大藤直樹が演じたのも若松の提案である。 凱のひったくりに刺される展開はTwitterにてドラマ『太陽にほえろ!』で萩原健一が演じたマカロニ刑事の殉職シーンのオマージュであると明かしており[要文献特定詳細情報]、萩原が死去した際に追憶のコメントを発表している。 結城凱役として初めての衣装合わせが東映大泉撮影所にて行われた日は丁度自身の25歳の誕生日だった。また、同役の最終シーンの撮影も丁度26歳の誕生日だったという。 第20話の撮影では、突風でベンチが頭に当たるというシーンで実際に流血し、撮影を中断して病院へ行ったが、白いタキシード姿で流血している特殊な状況であったため説明に困ったという。 バイクアクションはほとんどスタントなしで演じており、爆発のくぐり抜けや落下などもこなしていた。若松は、最初は危険だと言われていたが一度やってしまうと次々に注文が来たと述べている。 第10話の挿入歌「陽気なアコちゃん」の作曲も手掛けた。若松は撮影現場で依頼され、1日で仕上げたという。 放映当初から特撮ファンや子供と一緒に見ていた親世代(中でも母親)からの人気が非常に高く、放映中は視聴者からオーダースーツや作品にも登場するジッポライター、バーボンウイスキー、そしてお米券やビール券が多数プレゼントとして贈られて来た。 『ゴーカイジャー』に結城凱として19年ぶりに出演した際は、凱は既に『ジェットマン』の最終回で死んでいるため、現世に降り立って戦うという設定になっている。また、若松の希望で、ブラックコンドルのスーツアクターを『ジェットマン』当時と同じ大藤が担当している。
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『ジェットマン』関連のエピソード
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「岸田里佳」の記事における「『ジェットマン』関連のエピソード」の解説
『ジェットマン』のオーディションは、役柄についてわからないまま受けており、変身ポーズを自分で考えてやってほしいといわれた時には恥ずかしかったと述懐している。 岸田自身は、お嬢様という鹿鳴館香のキャラクターについて自身とはかけ離れており、内田さゆりが演じた早坂アコの方が素に近いと感じていた。そのため、劇中ではお嬢様のキャラから恋愛感情に移行する過程が難しかったと述べている。 『ジェットマン』で一番印象に残っているエピソードとして兼役で原始人を演じた第26話を挙げており、普段の衣裳よりもラフな格好の方が好みであり、のびのびやれて楽しかったと述べている。 そばを食べるシーンでは、アフレコでそばをすする音がうまく出せず、共演者の成瀬富久が代わりに当てている。 内田さゆりとはとても仲が良く、内田からは「お姉さん」と呼ばれていた。1997年の『ビーロボカブタック クリスマス大決戦!!』では内田と再共演した。
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『ジェットマン』関連のエピソード
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「ただのいっこ」の記事における「『ジェットマン』関連のエピソード」の解説
『ジェットマン』の前作『地球戦隊ファイブマン』に出演していた信達谷圭と同じ事務所に所属しており、成瀬の写真を見たスタッフによって雷太役に決まった。同時期にTBSのドラマ『浮浪雲』の出演が決まっていたが、『浮浪雲』を辞退し、『ジェットマン』を選んだ。 メンバーで最初に役が決まったが、かえって時間があったためいろいろなことを考えすぎてしまい、思い悩んでいたという。 劇中で着用していた黄色いトレーニングウェアは私物である。共演者の田中弘太郎は、プライベートでテニスをしたときも着ていたと証言している。劇中でかけていた眼鏡は成瀬の度数を調整して作った特注品で、レンズも照明に反射しないように作られた。 イエローオウルを担当した石垣広文とはサイズが異なるため、成瀬自身がスーツを着て演じることも想定し、成瀬用のイエローオウルスーツも作られた。しかし、実際に着用したのは最終回だけであった。成瀬自身は閉所恐怖症のため、着用して気分が悪くなったとコメントしている。 大食漢という設定であったため物を食べるシーンが多く、一年間で太ってしまったという。『ジェットマン』終了後の『ひらり』に出演した際には98㎏まで増量したが、2004年の雑誌『東映ヒーローMAX』の座談会に出席した際には減量している。 また、共演者の岸田里佳がアフレコでそばを啜る音をうまく出せなかったため代わりに音を当てている。
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『ジェットマン』関連のエピソード
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「田中弘太郎 (俳優)」の記事における「『ジェットマン』関連のエピソード」の解説
『ジェットマン』の主役を推薦したのは脚本家の井上敏樹で、天堂竜のイメージ通りの俳優として田中を推薦した。 ジャパンアクションクラブに在籍した経験からアクションシーンも自身でこなしており、第3話「五つの力!」の撮影中にアクション中に背骨を骨折しており、骨折後もコルセットを装着しながらの立ち回りもあったため、体を捻る度に激痛が走って大変だったと述懐している。 天堂竜を演じる面の苦労として、岸田里佳演じる鹿鳴館香 / ホワイトスワンと丸山真穂演じるマリア / 藍リエとの恋愛関係でメリハリをつけることが難しかったと述べている。 『戦隊シリーズ』のレッド役は他のメンバーのまとめ役というイメージが多いが、田中は初の主演ということもあり、自分を試すという意味で自分のすべてを出すことができたため、撮影現場は楽しかったという。 また、『ジェットマン』がきっかけで、結城凱 / ブラックコンドル役を演じた若松俊秀と大変親しくなり、『ジェットマン』終了後もお互いに時間を見つけてはサーフィンや食事に出掛けることがある。 『科学戦隊ダイナマン』以来、最終回で役者本人がスーツを着て演技することが恒例になっているが、『ジェットマン』最終回では、日下秀昭が演じている。また、名乗りポーズをするレッドホークのみ田中本人が演じている。 『ジェットマン』のロケで、トランポリンから飛び降りた際に突き出ていた岩に当たり、腿を負傷した。田中は完成映像ではリアルな引きつり方であったと述懐している。そのほかにも、芝居で感情が入って余計な動きをしてぶつけてしまうなど、怪我の多い一年であったと振り返っている。
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