ないぶんぴつ‐せん【内分泌腺】
内分泌腺
内分泌器
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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/06/09 14:58 UTC 版)
内分泌器(ないぶんぴつき、英: endocrine organ)とは、多細胞生物、特に動物において、ホルモンを体内へ分泌する器官のこと。
- ^ 生化学辞典第2版、p.946-947 【内分泌系】
- ^ 生化学辞典第2版、p.947 【内分泌学】
- ^ a b c 生化学辞典第2版、p.947 【内分泌腺】
- ^ a b c d e f g h i j k l m n o 解剖学第2版、p.108-114、内分泌系
- ^ 生化学辞典第2版、p.466 【甲状腺】
- ^ Williams Textbook of Endocrinology, pp. 103–134.
- ^ Handbook of Neuroendocrinology, pp. 7–13.
- ^ The Endocrine System - An Overview 1998.
内分泌腺
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/12/31 04:00 UTC 版)
下垂体・・・前葉では副腎皮質刺激ホルモン、甲状腺刺激ホルモンなどのペプチドホルモンを分泌し、他の内分泌腺および性腺の機能を制御している。成長ホルモンのみは例外的に、標的となる内分泌器官を持たない。後葉には視床下部で産生されたバソプレシン、オキシトシンが下垂体茎を通って運搬され、後葉から血中に分泌される。 甲状腺・・・甲状腺ホルモンおよびカルシトニンを分泌し、エネルギー代謝とカルシウム代謝を制御する。 上皮小体・・・上皮小体ホルモン(パラトルモン)を分泌し、カルシウム代謝の制御を行う。 副腎・・・外側の副腎皮質では副腎皮質ステロイド(コルチゾール、アルドステロンなど)を、内側の副腎髄質ではカテコールアミンであるアドレナリンなどを分泌する。 性腺・・・精巣(男性)、卵巣(女性)は、生殖細胞を分泌するのみならず、性ホルモンを内分泌する。 その他、胃粘膜や腸管上皮からも多くのペプチドホルモンが分泌され、血管内皮細胞は一酸化窒素(内皮細胞由来弛緩因子:Endotherium-derived relaxing factor=EDRF)を産生するなど、局所的な内分泌を行う組織は多数存在する。
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「 内分泌腺」の例文・使い方・用例・文例
- 内分泌腺 《甲状腺・副腎・性腺など》.
- 内分泌腺またはその分泌物の、あるいは、内分泌腺またはその分泌物に属する
- 内分泌腺
- 甲状腺の上、または、甲状腺内にある4つの内分泌腺
- 腎臓に近くに位置する一対の複雑な内分泌腺
- 脳の小さい内分泌腺
- 内分泌腺とその分泌を扱う医学の分野
- 胸腔の前側にある内分泌腺
- ホルモンという動物の内分泌腺から血液中に分泌され,生体の諸機能を正常に維持するように働く物質
- 内分泌という,内分泌腺でつくられるホルモンを直接血液中に送りだす作用
- アラタ体という,昆虫の内分泌腺
内分泌腺と同じ種類の言葉
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