秘密結社鷹の爪 登場キャラクター

秘密結社鷹の爪

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/04/16 08:59 UTC 版)

登場キャラクター

表記の無いキャラクターは全て、FROGMANが演じている。

鷹の爪団

表向きはベンチャー企業を名乗っているが、正体は世界征服を企む秘密結社。イメージカラーは

アジト(団員曰く秘密基地)は東京都千代田区麴町[注 10]のとあるアパート(パイロット版では無人島)で、団員はそこで共同生活をしている。秘密基地となっているが、しょっちゅうデラックスファイターが出入りして食料やビールを勝手に飲み食いしている。『THE FROGMAN SHOW』の放映当時、この作品を製作したDLEの所在地が当時麹町だったが、現在は四番町に移転している。アパートでありながら、大掛かりな怪人製造マシンが収まっている。

元々は「竜の爪団」という名前だったが、第1期第1話におけるデラックスファイターの襲撃で大打撃を受けたのを契機に組織を刷新、現在の名前となった。『獰猛な猛禽類の爪で世界を鷲掴みならぬ鷹掴みにする』というのが由来だが、その名称が唐辛子の品種であることに触れたのは団員のフィリップのみで、他の登場人物は誰も指摘していない[注 11]。NEO13話では総統が初めて結成した組織名が「黒い爪」団であり、ショッカーなどの秘密結社を連想させる数多くの戦闘員と怪人が所属していた(総統も黒い衣装を着ている)ことが明らかになった。

「人に地球に優しい世界征服」「くだらない国境を取り払い、世界をひとつに結び、疑いやいがみ合いや傷つけ合うことなく、格差をなくし、誰の子供も自分の子供のように愛する世界にするための世界征服」がモットー。かつての竜の爪団ではレオナルド博士がいなくても巨大マシンを数多く生産できるほど財力と技術力があったが、崩壊して鷹の爪団になってからは資金面では赤字続きで、生活の為にメンバーは度々アルバイトをしている状況であり、団員旅行は年に1回だけしかできず、日常生活でも充分に食事を摂れず、金欠時の基本的な食事は新聞紙を茹でた鍋物や、おがくずや綿埃、の切れ端やコピー用紙砂糖水等、常人なら食べたら確実に腹を下す物がしばしば(ただし独立採算制のため個々人の資産には大幅な差がある)。劇場版第4作目では、浦出黒吉が「団員たちが明日にも世界征服できる能力を持っておきながら、指導者(総統)が底抜けのバカなお陰で、食費に悩まされる組織」と語っている。テレビ版第2シリーズ第10話では菩薩峠くんの人気で黒字となったが、激務で疲労している菩薩峠くんをプロレス試合に出場させたことで、各プロダクションから打ち切りや契約解除となってしまった上に、麹町の銀行からお金を貸せなくなり家賃が払えなくってしまう。鷹の爪団の吉田くんや博士は鷹の爪団を辞めてしまい、菩薩峠くんは両親のところへ帰るなどメンバーの脱退をしてしまう。そしてとうとうアパート住民や大家によって鷹の爪団は倒産してしまう。しかし総統や吉田くん、博士は故郷へ帰るための金が無かった事で其々自立的な活動を続けていたが、フィリップや鷹の爪団の協力者(大家、デラックスファイター)により鷹の爪団は復活、更に次回作のNEOにて菩薩峠くんも復帰した事で鷹の爪団は完全復活を遂げた。その後は、世界征服を果たすため邁進する日々を送っている。

総統(本名:小泉鈍一郎〈トリドン人名:ドニーチロ〉)
本シリーズの主人公で、鷹の爪団の総統。55歳。誕生日は1月1日栃木県今市市(現在は日光市)出身の日本人と言われていたが[12]、劇場版第5作目で地球人ではなく、地球より遥かに遠く、銀河系で最も文明の発達が進んだ惑星トリドンで誕生したトリドン人の王子であることが判明する[注 12]。間の抜けたところはあるが、吉田くんや博士よりはかなり常識的でしっかりしている、団員の保護者役。ツッコミ役にまわることも多い。容姿は三日月型の徽章がついた赤い帽子を被っており、尖り耳で茶色いスーツに赤いマントを羽織っている。当初は鼻の下にちょび髭を生やしていたが劇場版第9作目以降は細長い髭2本に変わった[注 13]。『古墳ギャルのコフィー』における、桶狭間先生やコフィーのパパを合わせたような声が特徴。
人一倍臆病で涙もろいが、誰もが幸せに生きられる世界を作るために世界征服を企む。その為、フェンダーミラーや九条晋平などの私利私欲の為に卑劣な方法を用いて世界征服を目論む者達や、ネマール星人などの他者の尊厳や命を顧ない世界征服を企む敵に対しては、真っ向からそのやり方を否定し、怒りを露にする。しかし恐怖を感じると声が裏返り、危険に陥ると「優しく殺して〜!」「キリング・ミー・ソフトリー!」「お慈悲をください〜!」など自暴自棄な弱音を吐き、「わしらは気のいい気のいい歌とお菓子が大好きな世界征服組織なだけなんです!」と命乞いをする。
本人が語るには世界征服に取り組んで23年とのことで、アメリカのコピー機メーカーで働いていた頃に、納品にNASAの宇宙センターへ出向いたところ、シャトル内の不足機器の取り付け作業員と勘違いされ、NASA職員に無理矢理スペースシャトルへ乗せられる。その時に宇宙から見た地球の美しさに感動する一方、スペースシャトルに搭載されていたアメリカ軍のキラー衛星を目撃してしまう。これをきっかけに「誰もが幸せに生きられる世界を作るため」と世界征服を目指すようになったが、この決心を妻に話した結果、離婚を切り出される。
黒い爪団を設立してからは、資金稼ぎの為に四谷ディスコ「YOKOANA TOKYO」を経営していた(鷹の爪ビギンズ)が、取引相手のカルパッチョとMadowsの基本ソフトのデータが入ったディスクを取引しようとした際に、デラックスファイターにディスクを破壊された挙句、取引する為に用意した2000万円とディスコの経営権も脅し取られ、結果的に取引を阻止されディスコも奪われてしまい、無一文となって路頭に迷っている最中、ディスコの客だった大家さんと会い、彼女のアパートに格安の家賃で入居する事となり、以降上記のアパートを秘密基地にして活動している。
テレビ未放映話では33年間別の会社で働いていたことになっており、社長の奥さんに「水ギョーザに似てる」と言ったのが原因で解雇された。総統の本名が小泉であることも判明した(電脳戦士 土管くんのピーターの父親と同じ理由)。このエピソードが制作された時期は劇場版第一作目の制作途中であり、DVDのオーディオコメンタリーでは総統の本名は劇場版でのお楽しみとの発言があったが、結局このエピソードで本名が判明してしまっている。その後も、Twitter上で本名が小泉鈍一郎(どんいちろう)であるとプロフィールに書き込んでおり『ハイブリッド刑事』の特報では総統の本名が小泉鈍一郎とクレジットされている。NEOでも小泉鈍一郎の名が何度か出てきている。
初めて結成した組織は「黒い爪団」で、23年前からデラックスファイターと戦っている。それから何度か組織を刷新し、前身組織「竜の爪団」(パイロット版では「蜘蛛の巣団」)をデラックスファイターによって壊滅させられ、その後組織名を鷹の爪団に改めて現在に至っている。竜の爪団の時から「ドラゴンヘッド」や「空中戦艦」などの兵器を作って積極的に世界征服を企んでいた。
吉田くん(本名:吉田“ジャスティス”カツヲ)
21歳。2015年2月13日までは24歳。『菅井君と家族石』からの使いまわしキャラクター。誕生日はFROGMANの結婚記念日と同じ7月27日 2015年2月13日までは2月14日生まれ[注 14]。鷹の爪団の戦闘主任で、怪人製造マシン完成後は怪人製造の担当主任も務める。竜の爪団の頃から戦闘員教育係として組織に参加していた古参メンバーでもある、お母さん思いの青年。常に眉間に皺が寄った目つきの悪い顔立ちで、ボサボサの茶髪に赤いシャツとマスク、水色のズボンを着用。父親とは死別しており、弟が二人いる。
第9話では竜の爪団に入団する以前は国内最大手の鳩会社に就職していたと語っており、鳩と会話できるがリストラの煽りをうけて解雇された。その後、某広告会社にくじ引き入社していた期間もあるようで、その経験を活かしてかテレビ第2期で放送されていた勝手にTVCMの第6回では総統たちに隠れて助っ人営業マンとして活躍していた他、.jpでは「山の上広告会社」に月給3,000円と水飴4kgの報酬で働いている様子が描かれている。
竜の爪団に入団する前(鷹の爪ライジング)はフィリップと共に上京し、アパート「メゾン血みどろ」で共同生活を送っていた事が明かされており、上記のリストラの際のシーンも描かれている。その後、居酒屋でフィリップのアルバイト代で焼き鳥やオレンジジュースを飲み食いながら愚痴を言ったりしていたが、フィリップが残って居酒屋のアルバイトを続ける事を言った事で訣別、後日、島根に帰ろうかと公園で鳩たちと会話している最中、デラックスファイターに戦闘員を全員倒され窮地に陥った総統を助ける為に鳩たちの糞でデラックスファイターを撃退(ただし総統も巻き添えになった)し、総統が語った竜の爪団の世界征服の目的を聞き感動した事で竜の爪団に入団する事となった。
島根県吉田村(現雲南市)の出身。よく「島根」という言葉を口にしていることから「島根の吉田くん」と呼ばれることもある。自己紹介の際にも「島根の吉田です」とよく言う。この設定を活かし、島根県庁からは「しまねSuper大使」に任命され、島根県内に配布された防犯ポスターのモデルなどの活動をした。2009年(平成21年)10月25日に島根県雲南市で開催された卵かけご飯のイベント「第5回日本たまごかけごはんシンポジウム」においては同市から特別住民票の交付を受けている。この住民票では本名が「吉田“ジャスティス”カツヲ」、生年月日が「昭和60年2月14日」[注 15]、住所は「島根県雲南市吉田町たたらば1番地」となっている。
Hな本(エロ本)が好きで、度々ネタにしている。エロ本を読む時には「おか、おか、お母さーん」「ミ、ミツコーっ」など、興奮して身近な女性の名前を叫ぶ癖がある。命乞いをする時には「許して下さい!Hな本を差し上げます!Hな本を差し上げます!」や「もうHな本は読みません!もうHな本は読みません!」と言っている。
物事を比較する際に、島根県を引き合いに出す癖がある(例「島根より大きい」「まるで島根県」など)。
背が低く、幼少時代から全く身長が変わっていない事から子供と間違えられているが小人症である[注 16]。身長は90cmくらい[注 17]。好物はカレーライスカツ丼カツオ節
戦闘主任だけあって、行動力こそ確かなものであるが、言動や思考力は小学校低学年レベルな上、そそっかしい性格の為、日常生活や作戦問わず、常に底抜けに無責任な行動をして、総統をはじめとする周辺人物を振り回す。
両手を鉤爪のような形にして体の前に出し、手首を上下に振りながら「た〜か〜の〜つ〜め〜〜」とうめく「鷹の爪ポーズ」の考案者であり、このポーズは作品を象徴するものになっている[注 18]
200年前の先祖は薩摩出身、450年前の先祖はオランダの商人ダーヨシであることが判明したが、吉田くんと同じくHな本で興奮していた。100万年前の原始人、30億年前のバクテリアでも同様であった。博士曰く、他の生物とは違う独自の進化をたどっており、30億年前から今の吉田くんと変わらない顔をしていた。
鷹の爪団第1回総統選挙では見事一位になったが、すぐにその座を小泉元総統に譲り渡した。その理由は「毎回デラックスボンバーで狙われるのが嫌だから」というものだった。
「THE FROGMAN SHOW DS 〜だってしょうがないじゃない〜」ではデラックスドーターと婚約していたり、エンディングのNG集では「ニンテンドーDS Lite」ではなく「ファミリーコンピュータ ディスクシステム」、「スーパーファミコン」、「バーチャルボーイ」といった過去の任天堂のゲーム機を出している。
初期の没企画作品「寿司BAR店長」では吉田くん似のキャラクターのデザイン画が存在する。
劇場版の第5作のラストでは、ナーガマルが道連れとして母船の自爆装置を押し、脱出の際、空を飛べる様になっていたデラックスファイターが背中に一人しか乗せられないと分かると、無理矢理総統とデラックスファイターを逃がして自分は残ると決意し爆発。死亡したと思われたが、ドコデモ島根を持っていたために生還した[注 19]
普段の口調はフィリップや菩薩峠、デラックスファイターやフェンダーミラーなどの敵役に対しては荒っぽく一人称も「俺」だが、総統や女性、目上の人や視聴者に対しては敬語で一人称も「ボク」である。
テレビシリーズではよく「前略、中略後略!」とまとめてしまう癖がある
よく「コングラチュレーション ウェルカム トゥ ジャングルじゃないか!」などと意味不明なことを話すこともある。
口癖は「テヘペロローン!」などで寝言や寝ぼけて「あなたのために歌うことがこんなにもつらいことなんて」というがこれはカウントダウン9話で総統にこれは奇跡の割りばしですと吉田君がいいわけをした際の話の中に出てくるジャンクロードという青年が打たれた際「歌を歌ってくれ」と話した際に放った言葉である(その時の吉田君の名称はゾフィーとなっている)。
2つ目は「夜中が過ぎたら子供に甘いものあげないって言ったじゃないですか!」でカウントダウン6話にて詐欺をしている際ペットよっぷから珍獣を預かったのだが、それはグレムリンにでてくるギズモたちに酷似したキャラであって水をかけられて増えてしまった後白い粉(吉田君たちは砂糖と言っている)を放置したまま寝ているうちにその白い粉を食べられ卵になりその名と孵化して怪物になってしまったものが元のネタだと思われる(だがいずれもカウントダウン1話にて総統が夜中に甘いもの与えるから怪物になっちゃったじゃないですか〜!と発言しているため、その真偽は不明である)。
レオナルド博士(本名:レオナルド・デカ・ヴィンチ)
声:べんぴねこレオナルド博士とキリン村のなかまたち
実写での出演:佐野史郎(劇場版第5作目)
40歳。第2話初登場。誕生日は6月6日レオナルド・ダ・ヴィンチの子孫で、自称人間だが、外見や行動はデフォルメされたかわいらしい[注 20]、いつも上半身に白衣を着ている。鷹の爪団に所属する研究員だが基本的には外部契約。べらんめえ口調で口が悪く[注 21]、鷹の爪団の中では最も凶暴で考えていることも腹黒い。そのため「金払いが良い」という理由でデラックスファイターの下請けを日常的に行っていて、それによって鷹の爪団が被害を被ることがある。その一方で女性には優しく、相手が自分を騙していてもそれを事前に察知していて、そのうえで優しく受け止めるという男らしい一面を持っている。見た目が熊であることを指摘されると脊髄反射的に襲いかかるため、団員の間では「熊」という言葉は禁句になっている。しかしその反面、川で鮭を捕ったりサーカスのメス熊にプロポーズするなど、熊としか思えない行動を取ることがある。第4話で若返ったり歳を取ったりした際には、パンダ白熊サナギ、そして3D風(ポリゴン調のキャラ)の熊になっていた。泣き上戸で酔うとひたすら泣いている。
長年怪人製造の研究に携わり、低コストで容易な怪人開発を可能にした。また機械や兵器の開発能力にも長けており、100円ショップで売っている材料だけで宇宙船を、ティッシュペーパーから原子炉を、昨日の晩の残り物から駆除不可能なコンピューターウイルスを作ったりと、その技術力はもはや錬金術レベルで、吉田くんからも「殆ど冗談みたい」と評されている。後半からは「そういうと思って」と都合よく便利なマシンを製作していることが多く本当にそこまで予測していたのかは謎。NEO以降のテレビシリーズや.jpでは、総統や吉田くんが「○○できるマシンとか怪人とかないかね?」と聞くと、博士が「そういうと思って」と言ってマシンや怪人、薬品をすぐに出し、吉田くんが「流石、博士!天才すぎー!」と言うのがお約束になっている。
外見と名前のモチーフはレオナルド熊で、初期のテレビシリーズにおいて博士が鷹の爪のポーズの後に「イシクラッ」と言うのは、レオナルド熊が一番長くコンビとして連れ添ってきた相方の石倉三郎から取られている。
テレビ版第1シリーズ第9話で菅井家の5人に皮を剥がされた上に食材として食われてしまい、食べ残しの残骸が集まって再生したが、小さくなってしまった(劇場版第1作目以降ではいつの間にか元の大きさに戻っている)。
蛙男商会の本では大学時代に上記の『古墳ギャルのコフィー』に登場する桶狭間先生が親友であることが明かされている(詳細は不明)。
レオナルド博士とキリン村のなかまたち』にも起用され、登場している。タワーレコード渋谷店にて催されたトークショーでは、博士を模した着ぐるみが披露された。
劇場版ではいつも着ている白衣にポケットが2つつき、ボタンが3つになっている。
劇場版第3弾の終盤ではその正体が、ヴィンチ家が人類の発展に貢献する知識の源である「プロメテウスの宮殿」であることが明らかになった。
発明とは別に、笑のセンスが非常に高いらしく、作中で、時たまジョークや漫談を披露して総統達を大爆笑させている。鳴き声しか聞こえず、内容は不明だが、聞いている人が、話の題や内容を笑いながら言う(「ウミウシ詐欺」「嫁入り5秒前」「多機能トイレの花子さん」「四ツ谷エスカレーター」「恋人が変人」等)。また、フリップ芸を行うこともある。披露する時は、大概プレゼンや怪談を披露する際だが、本筋を離れて披露し、総統等に目的と違うと、突っ込まれる。それに対して、「おんなじようなものだろ」と返す。
わかりにくいが、その声は吉田君の声質を音声加工した物である。
菩薩峠(ぼさつとうげ)
声:オタマジャクシ(劇場版第2・3作目のみ)、市来光弘(ブレイブフロンティア2とのコラボ動画のみ)
4歳(カウントダウン以降は5歳)。第3話初登場。 謎の超能力少年。誕生日は8月24日。苦手な食べ物は(一方でNEOのED「ポルカ de 鷹の爪」では寿司を食べようとしているシーンが有る)。大きな目に紫色の肌をしているが、肌が紫色なのは超能力少年だかららしい。おでこに血管が浮き出ている。まだ言葉がうまく話せないため、「パパ」など簡単な単語しか喋れない[注 22]。総統を「パパ」、吉田くんと博士とフィリップを「お兄ちゃん」と呼んで慕っている。強力な超能力の持ち主で、地球の自転を反転させたり、九州と北海道を入れ替えるなど朝飯前と言われるほどの能力を持っている。.jpでは巨大化し自衛隊を蹴散らし、NEOでは異星人の艦隊を撤退させたり、デラックスファイターの関節を無理やりな方向に曲げたり、戦争に乗り出そうとしている某国の大統領の気を変えさせたりなど、さまざまな面でその能力が発揮されている。
鷹の爪団で唯一の左利き(ただしNEOのED「ポルカ de 鷹の爪」や、MAX25話では右手でを持っている)。鷹の爪団の中で最もデラックスファイターのことが嫌いで、第1期テレビシリーズの第10話「クリスマス大作戦」(テレビ未放映)では、デラックスファイターからのプレゼントの変身セットを露骨に拒否している。デラックスファイターの方もその圧倒的な力を恐れている節を見せ、鷹の爪団の中でも菩薩峠だけは絶対に怒らせない様にと細心の注意を払っているという。
作者のブログでは、菩薩峠のモデルはオタマジャクシ[注 23]とされている。
第3話「菩薩峠君 登場!」ではフェンダーミラー将軍に拉致されて生物化学兵器研究所に監禁されていたが、そこへ忍びこんだ総統たちと出会い脱出、その後鷹の爪団の一員になる。第11話「ファイナルアタック前編」で鷹の爪団員が機動隊に確保されている間にフェンダーミラー将軍の部下の研究員に再び連れ去られ監禁されてしまうが、別室にて腕を拘束されていたデラックスファイターを助け、自力で脱出した。最終話で無事本物のパパとママに再会し、菩薩峠が母親似だったことが判明する。
劇場版ではいつの間にか鷹の爪団に戻ってきており、3部作全てでオープニングに登場する鷹のマークをデザインしたペンダントを付けている。
短編作品「お〜い!菩薩峠君」にも登場しており、デザインした当初はただの気持ちが悪い少年という設定だった。
.jp第1話で、菩薩峠は「お友達感覚」で加入させたメンバーだったことが判明した。
なお、作中では「菩薩峠くん」と呼称・表記されていることがほとんどで、呼び捨てにされることは稀である[注 24]
フィリップ(本名:岡本和夫)
27歳。鷹の爪団の外部契約戦闘員。誕生日は3月10日。吉田くんと同じく『菅井君と家族石』からの使いまわしキャラクター。竜の爪団に入団する前(鷹の爪ライジング)は吉田くんと共に島根から上京しアパート「メゾン血みどろ」で共同生活をしていたが、居酒屋「オンラインストレージ」でアルバイトして活動中、新しいビジネスモデルとしてTwitterに似たビジネスを考えたものの、吉田くんに没にされ、結果的に居酒屋でのアルバイトを続ける事になり、店長からは新しい店の店長を任される程の信頼を得る事となる。しかしその後、吉田くんに強制的に組織に入れられた。元パンテラのボーカリスト、フィル・アンセルモをモチーフにしたパロディキャラクターで、英語表記のイニシャルは「F」ではなくPhilipの「P」。
頭をスキンヘッドにし、赤いタンクトップを着用して、腕全体に入れ墨を彫り込んだいかつい容姿。手は常にファックサインのような形にしているが、立てているのは中指ではなく人差し指(菅井君と家族石では実際に中指を立てている)。菅井君と家族石では下半身がなかったため、秘密結社鷹の爪の製作が決定した際に下半身が追加されたが、その下半身を逆さにしてみると「スケキヨ」でお馴染みの犬神家の一族に登場する水面から飛び出た足と同一のポーズをしている。見た目とは裏腹にマイクを使わないと話せない小心者。しかしテレビ版第1シリーズ第4話にて若返りマシンに入った際、中学生時代、髪型をリーゼントにセットして、盗んだバイクで走り出し、信じられぬ大人との争いを繰り広げ破壊活動をする典型的な不良で、小学生時代にはいつも「ウンコー!」と叫んでいるガキ大将だったことが判明する。団員の中で最も表情の変化が少なく、吉田くんが「爪」と書くつもりで間違えた「瓜」と記されたマスクで顔と頭を隠している。大型スピーカーで増幅した絶叫をぶつけ攻撃するデス声が特技で、飛来するミサイル刑務所の壁を破壊するほどの威力があるが、総統の命令でテレビ放映時には禁じ手にされていた。メンバーの中では最も常識的な思考を持つが気が弱いので上手く意見できず、総統からは「ダメな奴は何をやってもダメ」と言われており、のけ者扱いされることもある。
鷹の爪団の宿敵(時には味方)であるデラックスファイターに憧れており、テレビ版第1シリーズ第5話で夢の中での正義の味方デラックスフィリップとして活躍しているところを「夢のぞき機」で総統に見られてしまい、鷹の爪団をクビにされた。その後「ピザ屋」や「100円ショップ」「大家の手下」としてアルバイトしていたが、神経新型ガスをばら撒くというニュースを見たときは大家、デラックスファイターや民間人、そして政府に誤解を受けていたのにもかかわらず冤罪で逮捕されて刑務所行きにされた総統と吉田くんを助け、再び鷹の爪団に復帰した。鷹の爪団復帰後も、未だに正義の味方としての夢を諦めきれずにいる(webシリーズ57話より)。
テレビ版第1シリーズ第4話で老化マシンに入った際、フィリップだけが墓石となり、第4話が製作された日の半年後の2006年(平成18年)10月20日が没年月日と判明する。墓石に記された日付の通り劇場版で墓石になってしまう。
劇場版2作目以降では、レオナルド博士の手によりスイッチ一つで幽霊になったり人間になったりするリモコンが開発され、都合の良い時に人間に出来る半霊半人にされてしまった。
秘密結社鷹の爪 カウントダウン』では、第3話にて総統代行に任命され「お前ら、クビ!」という大胆な改革案を指示したところ、再び鷹の爪団をクビにされた。その後は本屋「BOOKお麩」でアルバイトを始めた。店長としての実績を見せ、部長に異例の昇進を果たしたことを皮切りに出世を重ね「フィリップDEATHホールディングス」という会社[注 25]の社長に就任。大企業の若きリーダーとして多角的経営に乗り出した。本屋のアルバイト時代に百合(ユリリン)という恋人ができ、後に結婚。劇場版第5作目ではラストに彼女から妊娠したと告げられた。百合からは「フィリリン」と呼ばれている。鷹の爪団の世界征服の理想にかける想いは総統に勝るとも劣らない。現在、鷹の爪団の大株主。
劇場版3作目では死ぬと増えてしまうことが明らかになった[注 26]
NEO以降では、幽霊になれることが役に立ったこともあるが、食事やイベントなどでは幽霊にされて除け者にされ、総統には辛辣な言葉を浴びるなど、すぐ落ち込むことの方が多い。百合には結婚後に幽霊であることを告白するが、彼女には普通に受け入れられた。
外伝『むかしの吉田くん』では、吉田くん以外の団員の話は一切語られないが、フィリップにおいては和夫とフィリップは同一人物だと劇中で語られている(和夫青年を参照)。
劇場版第1作目で総統の別れた妻との間に生まれた子供と同姓同名であることが判明するが[注 27]、劇場版第5作目でフィリップ自身は自分の父親は総統だが、総統はそのことを気づいていないと語った。但し、総統に自分が息子である事を隠している理由は不明。
『DO』では、フィリップDEATHホールディングスという会社の会長となっている。他のメンバーが不在のため、一日総統に任命される。総統達は全く期待していなかったが、本社に連絡して「オペレーションT」を発動。社員総出で出撃し、世界各国を瞬く間に制圧するほどの軍事力を秘めていることが明らかとなる[注 28]
鷹の爪団の中では最も動きが少ないキャラクターで、オープニング・エンディングを除くと歩く動作さえもつけられることはなかったが、『ゴールデン・スペル』ではシュガーに走り込み突撃するという大役に於いて、ようやくアニメーションがつけられた。

鷹の爪団の協力者

森田コウイチ(コウモリ超動物バット)
MAX第4話初登場。動物を超えた動物、超動物のコウモリで、熊谷の指示で鷹の爪団の偵察に向かうが、あっさりと捕まり、眉毛を消しゴムで消すという脅しに遭う。
本当の名前は「コウモリ超動物バット」なのだが、吉田くんに「(コウモリを)英語で直訳しただけじゃないか」と突っ込まれ、「森田コウイチ」と勝手に命名される。以降、鷹の爪団、デラックスファイター、さらにはブヴァエモン博士にまで「森田コウイチ」と呼ばれるようになってしまい、誰も本名を呼ばなくなりつつある。声は電脳戦士土管くんに登場したピーターの声をレオナルド博士と同じ加工された声となっている。
その後もスパイとして鷹の爪団の基地に潜入しているが、次第に鷹の爪団と仲良くなっており、MAX第9話では団員と餃子を作ったりトランプで楽しんだりした挙げ句、鷹の爪団が週末に伊豆下田アジサイを観に行きたがっていた事から費用として、阿武隈バイオ研究所の隠し金庫のことまで喋っていた。
作中よく喋るキャラでは珍しい常識的な思考を持った存在であり、貴重なツッコミ役も担っている。
元々は上記のように鷹の爪団の敵として登場したが、あっさり捕まって以降は鷹の爪団にやたら入り浸る協力者的関係となり、EXとDOでは鷹の爪団やデラックスファイターと共にサブタイトル表示画面にも登場。ゴールデン・スペルではメインキャラの一員として登場している。

デラックスファイター一家

デラックスファイター(本名:アンソニー・ファイター・デラクシス・ショスタコヴィッチ)
本シリーズの宿敵(鷹の爪団のライバル)。世界各国で活躍する正義の味方。42歳。アメリカ合衆国出身。誕生日は7月4日。デラックスカンパニーの社長。金持ちのセレブで、全高が高層ビルを遥かに凌駕する豪邸に住んでいる。好物は水羊羹。嫌いな食べ物はプリン。他のテレビアニメや特撮作品のヒーローと同様に見られているため人々から讃えられており、テレビシリーズや劇場版の終盤でほぼ偶発的に世界や何かを救っている。毎回登場する鷹の爪団とは異なり登場しない回もあり、イメージや名前のみの登場となった回もある。しかしテレビシリーズの第1話や終盤のエピソード、劇場版には毎回登場している。
前述のように腹黒かつ貪欲な性格に加えて非常に短気で、癇に障る言動や態度を取られると例え子供や老人であろうとも容赦なくデラックスボンバーを撃とうとする大人げなさや、面倒だったり命に関わる仕事などは断ったり、他人(特に鷹の爪団)に押し付けようとする自己中心ぶり、自分の立場が悪くなったり、思い通りにならないことがあると、人質を取ったりデラックスボンバーを使って脅迫や口封じをしたり、何かしら人助けをする際(若しくはした後)に相手に対して見返りとして金品を要求したり、倒れた敵に殴る蹴るなどの暴行を加えるといった卑怯さも兼ね揃えたお世辞にも正義の味方とは言い難い最低な人間性に加え、自身の関連グッズを悪徳商法同然なやり方で売りつけようと企てたり、自分には既に妻が居るのにもかかわらず可愛いヒロインが欲しいという理由で女性しか助けない正義のヒーローになろうとしたり、女性を陰から見つめる上に、途轍もなくセンスの悪い服や文才力が皆無の気味の悪いポエムを贈り付けたり、自身の売名の為には鷹の爪団に頼んで八百長を仕組んだり等の自作自演をする事さえも辞さない他、しまいには悪党相手に、金と引き換えに悪事を黙認するばかりか、時にはその悪事の片棒を担いだりするなど、スーパーヒーローの面汚しでもある(総統曰く「人間のクズ」「テレビに映るのが目的の俗物」「金で靡く糞野郎」。吉田くん曰く「絶対に地獄に堕ちる」「洒落にならないくらい最低な奴」「金髪豚野郎」「最凶最悪の怪人よりも最凶最悪」「一目見ただけで胸の悪くなる底意地の悪いゴミムシみたいな顔つき」「自称正義の味方の水色筋肉」。また『鷹の爪4 カスペルスキーを持つ男』では黒光産業社長から「とんでもないハイエナ」と評され、NEO36話では大家さんから「アンタ本当酷い奴だね」と言われ、『ゴールデンスペル』第3話では森田から「本当に正義のヒーローなのかよ?」と呆れられ、『DCスーパーヒーローズ』ではジョーカーでさえも「ただのクズ」と吐き捨てる程)。そのため、鷹の爪団のメンバー(特に総統や吉田)をはじめとするその本性を知っている(または知った)人々からは「インチキヒーロー」「役に立たない正義の味方」「ダメなヒーロー」「最低のヒーロー」「酷いヒーロー」等と軽蔑・罵倒されている他、ヒーローであるにも関わらず、菩薩峠くんやエリカ様などの本来なら慕われるべき子供達(『ゴールデンスペル』第3話では遂に「セアカゴケグモ以上に嫌われている」事が判明する)や、同じヒーローでもあるバットマンからも蛇蝎の如く嫌われている。
反面、世間の目に対しては無駄に気を配っており、テレビカメラなどの前では絶対に自身の本性を明かすような行動は起こさない。また、デラックス母やデラックス祖父、日本の首相やアメリカの大統領などの要人、大物政治家やその家族に対しては表の顔を作って紳士的に接する。ただし.jp第27話では日本の首相から地球を狙う宇宙人の艦隊への対抗を依頼された際には真っ先に拒否していた他、EX14話では媚び諂っていた牛山敏郎に対して、父親・牛山軍治郎が多額の賄賂を受け取っていた容疑で逮捕され後ろ盾を失った途端に掌を返して「正義の味方ツアー代1000万円を払え」と高圧的に接するなど、基本的には自分の保身を最優先に考えていることが窺える。
さらに劇場版第4弾で、デラックスファイターが普段戦っている理由は「正義のため」ではなく「気分次第」、更にはDO最終回において「善のため」でも「悪のため」でもなく「金のため」である事を自白している。また、ゴールデンスペル第4話では「デラックスファイターは“正義の味方”であったこそ、辛うじて内に秘めた悪の部分を抑える事ができていたのであって、大っぴらに悪をやらせてしまったら歯止めが利かなくなる」という事実が明らかになっており、実際に同話においてとある事情で悪に染まったデラックスファイターが『デラックスの爪団』を組織して世界征服に乗り出した際には、瞬く間に数千、数万の暴徒を結集して銀行強盗破壊行為などを起こしたり、警察自衛隊駐屯地を次々に制圧し、しまいには国会議事堂を包囲し、総攻撃を掛ける一歩手前まで追い込んだ。
一応、ヒーローだけあってVIP級の扱いを受ける事が多い反面、NEO第8話では正義の味方は「あくまでボランティア」ということらしく、警察に運転中の通話で違反切符を切られたり、愛車をレッカー移動されるなど、扱いは状況によってまちまちである。
また、劇場版第9弾では過去にヒーロー達にとっては憧れの存在であるジャスティス・リーグへの加入を希望したものの、バットマンから断られた為、その意趣返しに彼の映画レビュー[要曖昧さ回避]に大量の酷評を書いたり、ブルース・ウェイン邸のトイレで用を足した後にそのまま流さない等の地味な嫌がらせをした事で彼と犬猿の仲になった事が明らかになっている。
上述したとおり、ヒーローなのに他人に迷惑をかける事ばかりする鼻つまみ者である一方、NEO第1話では失踪した鷹の爪団を心配してアジトを訪ねたり、壁にかけてあった鷹の爪団のTシャツを着て涙を流すなど、吉田くんからさみしがり屋と言われる一面を持っている。携帯電話の充電など些細な用事で鷹の爪団のアジトを訪ねることも多く、鷹の爪団が珍しくご馳走を食べられる機会に恵まれた時には決まって現れ、ご馳走を横取りしていくことも日常茶飯事である。
23年前(鷹の爪ビギンズ)のある出来事をきっかけに総統と戦っており、その頃は正義の味方らしい正義の味方だったことがNEO第13話で語られている。
MAX8話でテレビに出演した際は、自分の通っている幼稚園が脱税していると発覚した際建物を半壊させたと言っていたがその真偽は不明。
愛車はデラックスモービル。NEO第23話以降では新型スマートフォン「ポイポン5」を所持しているが、鷹の爪団の過失のせいで何度か壊されている。その際『日本にはいないはずのコンドルがポイポンを持ち去って道路に落とし、走行中の何台ものトラックによって潰された挙句、そこに工事現場の穴を掘る担当のおじさんがやってきて誤ってポイポンをドリルで粉々にし、途方に暮れた総統と吉田くんがポイポンの破片をのりで接合しようとした結果、全く原型を留めないガラクタになり、取り乱す総統に対し、吉田くんが様々な手を使って誤魔化す案を思い付き、総統からは「グッドアイデア!」とされるも、デラックスボンバーによって吹き飛ばされる』という展開が過去5回ほど起きている。その後、新型の「ポイポン6」に買い替えたが、これも同様の展開で壊されている(その後毎年iphoneが発売されるたびにポイポン○○を吹き飛ばすネタが公開されている。自ら公開しているブログのタイトルは「デラックスに行きまっしょい」。
戦闘中はもとより、日常生活においても必ず水色のユニフォームと白と赤のマント、顔の一部を隠すヘルメットを着用しており、デラックス家のルールということで家族にも着用を強制している。入浴中以外はヘルメットを取ることはないが、素顔を見せることに抵抗はないらしく、鷹の爪団のメンバーと温泉に入浴した時には堂々と素顔を見せており、頭部の生え際が後退しているのが目撃されている。服を脱ぐと鍛えられた筋肉質の肉体を確認できる。また、EX26話では吉田くんのデラックスボンバーの特訓のコーチをした際にはヒーロー風の衣装以外にも赤いジャージ竹刀、オレンジと緑のピエロの衣装と付け鼻に玉乗り用のボール(その時吉田くんはデラックスカンパニーのオフィスの間で綱渡りをしていた)、中華風の服とナマズ髭と言った服装をしていた。『蛙男商会の本』によると、ベルトのバックルの「D」デラックス家の紋章で有る他、ベルト自体はウエストポーチとなっており、財布印鑑預金通帳クレジットカード等の全財産が入っている。
母親のデラックス母はいるものの父親のデラックス父は2004年(平成16年)に死別していることがNEO第9話で明かされた。
秘密結社鷹の爪カウントダウンの最終回では空を飛べることが発覚したが、本人曰く「疲れる」とのことで、1メートル浮くのがやっとな程能力が衰えていた(一応NEO8話で特訓を受けており、その時のコーチから「将来は飛行機無しでアメリカまで行ける様に」と言われていた)。しかし、劇場版第5作目ではムササビと共に暮らしたため野生化し、空を飛べるようになっており、NEOの「ポルカ de 鷹の爪」以降の一部のEDでは空高く飛びながら登場する場合もある。
.jp第1話では『仮面ライダーシリーズ』にあやかってレオナルド博士にベルトを作ってもらい「デラックスドライバー」に変身できるようになった(この時いつも着ているヒーロー風の衣裳は普段着で、デラックスドライバーの衣装は作業着であることが明らかになった)。デラックスドライバーに変身した時はデラックスボンバーを手の平からではなく、胸の円形アーマーから発射する。
また.jp第9話において正義の味方は介護保険適用外であることが明かされ、ヘルパーを雇えないためデラックス祖父の面倒を鷹の爪団に見てもらった。
NEO第24話で鷹の爪団が開発に成功した怪人「ヘルシータイガー」に敗北したことで戦意喪失をしてしまう。一時期は戦うことを避けまくったが、デラックスカンパニーの重役と鷹の爪の協力によるセラピーで戦意を取り戻した。しかしそれ以後、怪人ヘルシータイガーと戦うことは避けており、鷹の爪団側も「(デラックスファイターがヘルシータイガーを恐れる姿が)あまりに惨め過ぎて気の毒になる」という理由で、ヘルシータイガーを半ば封印した状態でいる。
.jp第78話では自身のアンチテーゼとも言える正義のヒーロー、パーフェクトベストマンが現れてからは完璧に人気が落ちてしまい、自作自演で鷹の爪団に銀行強盗の襲撃をやらせ、デラックスファイターが解決しようとするが、鷹の爪団が襲撃した銀行に本物の銀行強盗が既に襲撃しており、自分も人質状態となり、パーフェクトベストマンに助けられた後、海岸にてスーパーヒーローを廃業して、喫茶店を経営しようかと考えていたが、鷹の爪団の総統の説得により、スーパーヒーローの廃業を撤回した。
DO第1話では街中にいた暴れロバに襲われ、蹄で眉間を蹴られたショックで記憶喪失に陥ってしまう。それを利用した吉田くんは自分は鷹の爪団の下っ端、挨拶は反復横跳びしながら「ポーチョロポチョロロー」と言うことなど教え込まされる。また、吉田くんによって、意味不明な名前をつけられる。名前は「ペドロ山デルコラソン」「さつまやまいもすけ」「ペリカン班長」「モバイルてこいちろう」「ぴろぴろぶんぶん」と変わる。モバイルてこいちろうと呼ばれていた頃に会社の重役がやってきて、記憶を蘇らそうとする重役を止める為に吉田くんがうっかりデラックスボンバーをするように指示してしまう。そして、重役を吹き飛ばしたが、デラックスボンバーという名前のおかげで記憶が蘇り、鷹の爪団も吹き飛ばされることになる。
Twitterにて、『バック・トゥ・ザ・フューチャー』で登場する、マーティーにキックボードを奪われてスケボーにされた子供は子供時代のデラックスファイターだと語るが真偽は不明。
番組初期の設定ではデラックスファイターの正体は地球を侵略してきた蛇型宇宙人であったが、フェンダーミラー将軍が登場した時にはこの設定はオミットされた。初期デザインでは戦隊ヒーロー風のデラックスファイターのデザイン画が存在する。
声優の渡辺久美子から、関西ローカルのラジオ番組の『ケロロとギロロの地球侵略ラヂオ』2007年12月1日放送の第87回放送分内で「なんとかマン」と言われてしまったことがある。
劇中で声がFROGMAN本人の地声に最も近いキャラクターの一人とされており、NEO第4話以降は「DXファイター」と表記される事が多くなった。
デラックスボンバー
デラックスファイターの必殺技。腕や足から黄緑色のビームを発射する。基本的に戦う相手の目の前に現れた瞬間、問答無用で繰り出される。略称は「デラボ」、もしくは「デラ」。鷹の爪団はアジトが破壊されてしまうことを防ぐため、示談交渉でデラックスボンバーを回避しようとしているが、腹黒く貪欲な性格のため、デラックスファイターは提示された金額や特典に納得がいかない場合デラックスボンバーで脅迫することも厭わない(大抵、吉田くんの余計な一言が原因で総統達はデラックスボンバーを食らう羽目になる)。
攻撃力・破壊力に関しては調節ができるようで、家や鷹の爪団の秘密基地を吹き飛ばす(爆発もするのか、放ったあとにはキノコ雲が上がることが多い)、また周囲に被害を出さないよう「軽めに」放ったり、デコピンならぬ「デコボン」や、水切りを行うことも可能。
一方で、デラックスファイターはこの技以外に他の必殺技などは無く、筋肉質な外観とは裏腹に腕っ節もそこまで強く無い為、この技が効かない相手に遭遇したり、技そのものを封じられると、相手に勝つ事は実質不可能となる(吉田くん曰く「デラックスボンバーが使えないデラックスファイターはただのオッサン…いや、変なヘルメット被ったクレーマー」との事)。
デラックスボンバーのエネルギーは、デラックス一族の体内に備わった「ボンバー腺」で作られる(一方でEX第26話では、吉田くんがデラックスファイターに弟子入り、訓練した結果、通称吉田ボンバーを出すことに成功している)が、カウントダウン5話にてデラックスボンバーを打ちすぎるとボンバー線が肥大し死んでしまうこともわかっている。
スナイパーキット(サプレッサー状の筒とスコープ)を腕に装着することで対象に気付かれずに狙撃することも可能。
デラックスボンバーの呼び方についてはfrog man showの鷹の爪第1シーズンの最終回にて「デラックスボンバーじゃなくてデラックスビーム」と鷹の爪団が話していた。実際にデラックスファイター自身も少年時代まではデラックスビームと呼んでいたが、初恋の人物であるキャシーからデラックスボンバーに変えるように強引に言われ、デラックス母に説得して現在に至った。それ以降はデラックス母も含めたデラックス一家全員デラックスボンバーに呼び方が統一している。
デラックスヨメ
声 - ホンマキョウコ
第6話初登場。36歳。デラックスファイターの嫁だが遊興癖があり、いつも家を空けている。ピンクのユニフォームを着ている。デラックス家に嫁いで来たためデラックスボンバーは撃てない。
いつも夫と子供たちを放置して友達と遊び歩いているため常に行方不明。
講談社刊『蛙男商会の本』によると、フランスナイジェリア人で、モロッコカサブランカでデラックスファイターと出会ったとされている。
デラックスドウター
声 - ホンマキョウコ→亜沙
第6話初登場。16歳。デラックス夫妻の長女。緑色のユニフォームを着ている。デラックスボンバーを撃てる。反抗期を迎え、ユニフォームを着るのを拒否するなど父親に反発していたが後に和解する。
しかしそれでも反抗は続いているらしく、劇場版第4作目ではデラックスファイターに何の相談もせずにペットを飼っていたり、.jpでは家出することがたびたびある。
『THE FROGMAN SHOW DS だって、しょうがないじゃない。』では鷹の爪団の吉田くんと一度は恋に落ちるものの最終的に吉田くんのダメさに気づき、デラックスファイターと協力して鷹の爪団を攻撃した。吉田くんがデラックスタワー崩壊時に衝撃でドウターの胸に頭を乗せてしまい「丘です丘!マシュマロの丘です!」とベタな男子中学生の表現をし、ドウターは照れていた。
TVシリーズ1作目と『THE FROGMAN SHOW DS だって、しょうがないじゃない。』ではホンマキョウコが、テレビシリーズ2作目以降では小室亜沙がドウターの声を担当をしている。
デラックスサン
第6話初登場。12歳。デラックス夫妻の長男で、ドウターの弟。黄色いユニフォームを着ている。
周囲に無関心で常にテレビゲームに興じているが、第1期の最終回で正義に目覚め鷹の爪団と共闘して父を救い出そうとする。
デラックスボンバーが上手くコントロールできず、布団に夢ボンバーをしていたが、カウントダウン第5話において第二次性徴に伴い撃てるようになった(その際の最初の標的は父のデラックスファイターであり、家庭内ボンバーをしてしまっている)。劇場版第4作目ではさらに成長し声変わりを経て、父親のデラックスファイターとほぼ同じ声になった。
劇場版第4作目で初めてヘルメットの下の素顔が明らかになったが、しばらく息子を見ていなかったデラックスファイター曰く「スノボの日本代表選手みたい」になっている。
.jpでは家に寄り付いていないらしい。
GT47話では家に帰ってきた父がデラックスドウターやデラックスヨメが何処に居るのか訊いて来た際は「ああ?俺が姉貴やお袋の居場所を知ってるわけ無えだろ?」と言っているなど、姉と同様父親との付き合いが上手く行っていないことが窺える。
デラックス父
NEO第9話に名前のみ登場。故人。72歳没。デラックスファイターの父親で、デラックス母の夫。1932年生まれ。
作中ではデラックスファイターのイメージで墓石のみの登場だった為、容姿や性格等は一切不明である。
デラックス母
NEO第9話に登場。デラックスファイターの母親で、アメリカで1人暮らしをしている。紫色のユニフォームを着ている。手からではなく口からデラックスボンバーを放つ。デラックスファイターは日本での活躍ぶりを見せようと、鷹の爪団の協力を得て八百長の悪党退治を演出するが、デラックス母にはお見通しで、最終的に息子の愚行に「ちゃんと世界の平和を守らんかい!この馬鹿息子がぁ!」と怒ってデラックスボンバーで吹き飛ばしてお仕置きしたが、何故か鷹の爪団も一緒に巻き込まれる羽目になり、総統は「とばっちり〜!」と嘆いた。
デラックス祖父
.jp第9話に登場。デラックスファイター母方の祖父。オリーブ色のユニフォームを着ている。老人らしく振舞うも、内面はデラックスファイターよりもしたたかな面を見せた。

竜の爪団

第1期第1話に登場。鷹の爪団の前身となる組織。

竜の爪団戦闘員
赤いコスチュームとマスクで身を包み、吉田くんから戦闘員のしゃべり方の教育を受けていた。なぜか宇宙人のような外見の者が多かった(一人だけ、『フルメタル・ジャケット』に登場する「微笑みデブ」ことレナード二等兵に似た外見の者がいる)。
デラックスファイターのデラックスボンバーで基地ごと吹き飛んでしまったが、総統曰く「死んだのではなく見事に着地してそのまま田舎に帰った」とのことで、彼らは最終話で再登場している。
裏氏又朗
.jp第3話に登場。竜の爪団の戦闘主任。7年前、総統と吉田くんが電車で不良に絡まれ袋叩きにされていたのを30分見とれつつ、なんとか不良に小遣いを渡し総統たちを助けたところ、たまたま居合わせたウミガメに感動され、その亀に連れられて失踪、これ以降は吉田くんが戦闘主任を引き継いだ。亀には女性店員だらけでモテモテになるピザの90分間食べ放題の店へ連れて行かれ、お土産として開けてはいけない玉手箱をもらい、気付いたら2012年(平成24年)になっていたという。鷹の爪団の秘密基地へと帰って来た際、その場に現れたデラックスファイターに玉手箱を渡して追い返したものの、また同じ亀が現れて結局同じ店へ行くことになった。一方、玉手箱はデラックスファイターが電車に置き忘れ、7年前に総統と吉田を襲った不良たちが開けてしまい老人になってしまった。

鷹の爪団の親族

大家さん
第7話初登場。50歳。鷹の爪団の住んでいるアパートの家主。化粧が濃く髪にパーマをかけてヘッドバンドを締め、ヒョウの顔が描かれたTシャツを着ている女性。顔に関しては総統から「良い意味で産業廃棄物みたい」と称された事もある。秘密結社鷹の爪ではほくろがついていたがカウントダウンでは消えている。誕生日は9月11日[13]。鷹の爪団から厳しく家賃を取り立て、滞納の際には鷹の爪団のトラックを差し押さえてしまう。反面、いざという時や世界の危機の時には鷹の爪団に協力もしてくれる強い味方であり、家賃さえ払っていれば非常に優しい性格。
普段から素手で総統をボコボコにするばかりか、銃器で武装した特殊部隊を一瞬で全滅させたり、高速で走る鷹の爪団のトラック(夜逃げマシーン)の出力最大のジェット噴射を真正面から浴びても無傷でいたり、果ては宇宙服無しで宇宙空間で過ごすことができるなど、シリーズの中でも最強クラスの身体能力、戦闘能力、生命力の持ち主で、総統からも「車から落ちたくらいじゃ死にはしない」と評されている。
総統とは23年前(鷹の爪ビギンズ)の黒い爪団時代からの付き合いで、当時ディスコ「YOKOANA TOKYO」の経営者だった総統とは顔なじみ(総統の事は「小泉の鈍ちゃん」と呼んでいた)であり、デラックスファイターに取引を阻止された挙句ディスコの経営権を奪われ路頭に迷っている総統に対して自身の経営するアパートに「空いている部屋を自由に使っても良い。家賃は格安にしておく」と勧め、以降そのアパートは鷹の爪団の秘密基地として使われ続けている。
劇場版第1作目では瀕死状態の総統に人工呼吸をする際、自分の中の女の部分が目覚めてしまい総統に熱を上げる。それを見た吉田くんたちは激しい嘔吐に見舞われた。その後、正義に目覚め鷹の爪団と共闘して世界を救おうとする。そんな中総統の愛を全世界に伝えるなど純情な一面を見せると、吉田くんたちはもちろんの事、メカフェンダーミラーやその手下達、テレビを通してこの様子を目の当たりにした世界中の人々を激しく嘔吐させた(吉田くん曰く「気持ち悪い通り越してまるで疫病のようです」)。
カウントダウンから「房子さん」という名前がついた。さらに総統の子供を身籠もり、最終話で2010年(平成22年)1月1日の午前0時0分に出産している(なお、総統本人は第6話で「身に覚えがない」と発言している)。大家さんの妊娠までの経緯は劇場版第3作目で詳細が描かれている。MAX以降のテレビシリーズではほとんど出番がなく、EXとDOでは一度も登場しなかったがGTでは第8話で久しぶりに登場した。
古墳GALのコフィー」第1話「ダニエルの受難」にて、大家にそっくりな人物が登場している。
エリカ様
総統と大家さんとの間にできた少女。3歳。2010年1月1日生まれ。
.jp第1話と第10話に登場。沢尻エリカを子供にしたような容姿で、菩薩峠くんと同様、デラックスファイターが死ぬほど嫌い。
吉田くんの母
劇場版第2作目初登場。吉田くんの母。吉田くんが島根県に帰ることを連絡していれば、と女性用下着を用意して待っていたらしい。鷹の爪団をカメムシの養殖業者だと思っていたが、劇場版5作目では世界征服を目的とする秘密結社である事を理解している。
劇場版第8作目では元カポエイラの世界王者で有ることが明かされた。
島根県吉田村の住人
劇場版第2作目初登場。永徳じいさんをはじめとした、吉田くんの故郷に住んでいる老人たち。老化した吉田くんのような風貌をしている。吉田くんを「ジャスティス」と呼んでかわいがっている。永徳じいさんは本名が「ドミンゴ」で、永徳は島根の言葉で100%片思いという意味だと語っている。
劇場版第3作目では島根県を操縦して活躍する。総統曰く「島根県のお年寄りが1000人いれば百人力」。
吉田くんの父(マクシミリアン)
劇場版第第5弾の公式サイトと劇場版第8作目(イメージのみ)に登場。吉田くんに似ており、吉田村が恐怖の大王に襲われた時、大王と戦い勝利を納めたが、無理な耳掃除をして死亡した。
劇場版第8作目では、生前は「類人猿最強の男」と言われた総合格闘家だったことが明かされた。
吉田くんの弟(フォートレス、ギガンテス)
劇場版第8作目に登場。其々吉田家の次男と三男。吉田くんそっくりの風貌をしている。
百合
声 - 亜沙
カウントダウン第6話初登場。フィリップの彼女で後にフィリップと婚約する。BOOKお麩でアルバイトをしていて知り合った。フィリップをフィリリンと呼び、フィリップも彼女をユリリンと呼ぶ。NEOではフィリップに代わって「フィリップDEATHホールディングス」の経営を任している。フィリップへの愛情は深く鷹の爪団にも理解があり、世界征服への情熱が見られない鷹の爪団に愛想を尽かしたフィリップが、鷹の爪団をやめると打ち明けたときには、世界を本当に幸せにできるのは鷹の爪団だけだと語っている。劇場版第5弾のラストでは妊娠したことを明かしている。
菩薩峠くんの両親
最終話で菩薩峠くんを迎えにきた。父親は普通の人間だが、母親はサザエさんのような髪型で、菩薩峠くんと同じ顔と紫色の肌をしている。

鷹の爪団の怪人たち

複数のシリーズ

タンス男
第2話初登場。レオナルド博士の開発した怪人製造マシンで、実験的にタンスと男を合体させて作った怪人。タンスにした理由は博士曰く「男は引き出しが多いほうがいい」から。初期の怪人製造マシンは非生物と生物の合体が上手くできず、外見は普通のタンスだが、中身は一目見た総統が泣き出すほどグロテスクな姿となってしまう。その後、牛男となってしまった吉田くんとフィリップを元に戻す際に分離の実験台に使ったがやはり失敗、タンスからは分離したものの、バイオハザードに登場してもおかしくないほどグロテスクな怪物になってしまった。第3話に登場する生物化学研究所も、同じ失敗をしてタンス男を作ってしまっている。
一度博士に倒されたものの、その後も頻繁に登場し『古墳GALのコフィー』にも登場した。
劇場版第1作目は映画を観に行く子供が嫌がるため未登場だったが[注 29]、第2作目ではMr.Aが住んでいるマンションに登場した。第3作目ではレオナルド博士の実家にも登場しているが、この時には新デザインと旧デザイン物が登場している。
.Jp第58話、DO第14話でもワンシーンだけ新デザインと旧デザイン物が登場した。ちなみに、1期の試作品にもタンス男は登場するが、この頃のタンス男はタンスに手足を生やしたような見た目で、妙な鳴き声を発していた。なお、分離後のタンス男は、テレビ放映版の分離前と同じ外見だが、タンスの中身は確認できていない。吉田と総統は分離後タンス男の中身を見てかなりの衝撃を受けていた。
蛙男
第3話に登場。吉田くんとレオナルド博士が作った怪人の一体。が合体しており、ただパソコンでくだらないFlashアニメを作っている。総統からは「なんだねこの蛙男というのは。さっきからくだらんFlashアニメばかり作りおって」と言われてしまい失敗作に終わった。
「THE FROGMAN SHOW DS 〜だってしょうがないじゃない〜」ではレオナルド博士が作った武器の試し撃ちに遭い、射殺されている。
大空男
第3話・カウントダウンDVD第4巻のテレビ未放映エピソードに登場。吉田くんが大空と男を合体させて作ったでっかい夢を背負っていそうな(総統談)怪人。これまでの怪人は大体がネガティヴで短絡的で直情的で了見が狭いという問題があったため、吉田くんが「高い志を持ち、物事を俯瞰で捉えることができ、大きい心を持った怪人なら大きな仕事を成し遂げられるのでは?」と思って作った。期待通り商店街を活性化させたりと大きな仕事を成し遂げそうだったが、それを見込んだ辰巳コンツェルンの総裁・辰巳重郎太に引き抜かれ、鷹の爪団を去っていった。

その他

悪徳怪人エチゴヤ
「総統の夢」のみに登場。鷹の爪団史上最も悪そうな怪人だが本当にあくどい性格で、組織を裏切った上にデラックスファイターにニセ情報を売り、金を儲けていた。手につけられないくらい悪党であるため失敗作になった。
全方向悪怪人バッドボーイ
「総統の夢」のみに登場。エチゴヤでの反省から、性格ではなくフィジカル面で悪党な怪人を作ろうとして誕生。「全方向悪」すなわち全てが悪く頭も目もお腹の調子も悪いため、結局失敗作になった。
殺人マシン怪人ブコロース1号
「総統の夢」のみに登場。フィジカル面で強く頭も良い、忠実な怪人を作り出そうとして誕生した怪人。正確・確実に命令に従うが、機械なので口頭での命令ではなく、全て細かくプログラムさせてもらわなければならない。博士が言うには「何処を通って、どの地下鉄の入り口を使い、どの路線に乗って、何輛目の何番目のドアから入って、どのつり革につかまり、どの駅へおりて、どの階段で地上に出るか」まで入力しないといけないらしい。入力後デラックスファイターをやっつけに行くが、基地の玄関の隣の壁に当たり吉田くんに「安いオモチャ以下」と言われて、失敗作になった。
上京してきたお袋
「総統の夢」のみに登場。相手の里心につけ込み、デラックスファイターに「板長になった」とをつかせる程であったが、デラックスファイターに組織の軍資金を手渡してしまう。
デラックスファイターダーク
「総統の夢」のみに登場。デラックスファイターと同じ能力を持ち、それ以上の攻撃力を持つ。怪人としては成功した一体だが、性格は本物のデラックスファイター以上に悪党で、示談交渉にも応じない。
怪人反射男
「THE FROGMAN SHOW DS 〜だってしょうがないじゃない〜」のみに登場。菩薩峠くんが持っていたニンテンドーDSと男を組み合わせて作った怪人。その怪人の顔となる画面でレーザービームも跳ね返すことができる。デラックスボンバーも跳ね返せるが、長時間の攻撃には耐え切れず、大破した。
壊れやすさから吉田くんは「P○Pのほうがいいですよね」と発言し総統があわててフォローする場面がある。
クリント・ウエストウッド
名前はクリント・イーストウッドのパロディー。JR西日本さわやかマナーキャンペーン「マナーの掟」に登場する「西日本征服専用怪人」。だが本当に西日本に詳しいかはよくわからない。カウボーイハットにJR西日本のコーポレートカラーの青色のポンチョに、JR西日本・西日本JRバスの事実上のサブカラーのピンクのブーツという扮装。ポンチョには白い「W」の字がある。
サイレントキラー
サントリーの商品「胡麻麦茶」のCMに登場。博士がサイレンと吉良コーズケの介(吉良上野介)を合体させて作った怪人。サイレントキラーとは血圧の高い状態により引き起こされるさまざまな害の総称である。血圧が高い総統に忍び寄っていた。
怪人午後の再放送
サントリーの商品「エスプレッソーダ」のCMに登場。午後の再放送のようなけだるいオーラを出して敵を感化させる怪人。しかし、それ以上に吉田くんや総統が感化を受けてしまった。博士が取り出したエスプレッソーダ(怪人製造マシンでエスプレッソ炭酸を合成して作ったらしい)を団員みんなが飲んだことでフレッシュな気分になり(デラックスファイター含む)、怪人も爽やかな「朝の生放送」に変化した。
田所恵蔵
「おねだりわんこ×鷹の爪」コラボアニメに登場。ペットの人懐っこさをそなえた田所治夫とペットの従順さをそなえた中林恵蔵を合体させて作ったペット怪人。容姿はNEO第26話に登場した陸上コーチそのものである。総統に結婚相手を探してほしいとおねだりした。
怪人ウンコ男
「吉田くんの×(バッテン)ファイル」に登場。
怪人スロー犀星
劇場版第9弾に登場。

各シリーズ・劇場版のゲスト

他作品からのゲスト

作者が過去に制作した他作品のキャラクターと同名かつ同容姿のキャラクター(容姿のみ使いまわされる場合は含まない)

熊谷
作者が過去に制作した作品『宇宙食堂味よし』『社長と私』にも登場したキャラクター。
テレビ版第1シリーズの熊谷
第7話に登場したスクールバスの運転手。目にバッテン傷がある。第4シリーズに登場した熊谷とは容姿は同じだが別人。
テレビ版第4シリーズの熊谷
MAX第4話初登場。「阿武隈バイオ研究所」のしっかり者の助手。第1シリーズに登場した熊谷とは別人。常識的な性格で、阿武隈のツッコミ役に回る事が多い。下記の阿武隈共々、主に画面に映る部分以外(下半身など)は描かれていない。
阿武隈ブヴァエモン
作者が過去に制作した作品『古墳ギャルのコフィー』『社長と私』にも登場したキャラクター。『宇宙食堂味よし』の大将とも同じ容姿。
MAX第4話初登場。世界征服組織「阿武隈バイオ研究所」のリーダーで、肩書は「博士」。地球を環境破壊から守るために世界征服をもくろむ。しかし、どこか抜けており、「鷹の爪団」を「腰の紐団」、「総統」を「総長」等と名前を読み間違えることが多い。吉田くん曰く、MAX最終回に大きく絡んでくるらしい(実際に彼の作ったウイルス「コンビウイルス」が終盤のキーアイテムとなった)。
菅井君と家族石』からの使いまわし
レギュラーキャラクターの吉田くんやフィリップも『菅井君と家族石』からの使いまわし。
手抜田
第1シリーズ第1話から登場したニュースキャスター(このときの肩書は「記者」)。名前の通り、手抜きで描かれたキャラクター。第1話以降も度々登場している。
菅井家
テレビ版第1シリーズ第9話に登場した島根県在住の5人の黒人家族。吉田くんが東京の会社で働いていることを聞き、30日以上歩いて東京へやって来た。東京に着いたときには極度の空腹で、家族が「熊が食べたい」と言ったために博士が食われることになった(菅井家の母ちゃんはレオナルド博士より強い)。
小料理屋「文江」
小料理屋「文江」は蛙男商会の作品『週刊シマコー』にも登場する。
文江
声 - 亜沙
蛙男商会の作品『週刊シマコー』にも登場したキャラクター。
劇場版第4弾に登場した小料理屋「文江」の女将。主人に先立たれ、店を一人で切り盛りし、女手一つで息子を育てた未亡人。岬区再開発のため店を立ち退きするよう黒光産業に詰め寄られているが断固として抵抗している。また、その立ち退き騒動の関係上知り合ったデラックスファイターに惚れられている。
ツトム
劇場版第4弾に登場した文江の息子。デラックスボンバーを駆使して岬区再開発予定地の住人を次々強制立ち退きさせるデラックスファイターを初めは嫌っていたが、デラックスファイターが「建設会社との雇用関係がなければ襲ったりしない」と発言し、店を守るようになってから非常にデラックスファイターに懐いている(ただし、デラックスファイターは彼の名前を最後の最後まで覚えなかった)。成人男性の股間をキレのある右フックでえぐるように攻撃するのが得意[注 30]
古墳GALのコフィー』からの使いまわし
コフィー
『古墳GALのコフィー』における主人公で前方後円墳。テレビ版第1シリーズの第10話(テレビ未放映)ではクリスマスにソリに乗って登場(セリフはなし)。劇場版第4弾では今まで常に鷹の爪の劇場版と同時公開されていたコフィーシリーズが、今回に限り同時公開ではないことを知らせるために登場した。
なお、コフィーの声は相沢舞(第2期より)が務めているが、劇場版第4弾ではギャラが払えなかったという理由でFROGMANが行っている。『GG』では相沢のオファーが間に合わなかったため、登場しなかった。
ダニエル
『古墳GALのコフィー』に登場する四隅突出型墳丘墓。テレビ版第1シリーズの第10話(テレビ未放映)で、コフィーと一緒に登場(セリフはなし)。劇場版第4弾でもコフィーと一緒に登場した。『GG』にも登場した。
桶狭間
『古墳GALのコフィー』に登場する落ち武者。劇場版第4弾でコフィー、ダニエルと一緒に登場し、『コフィー』の劇場版がないことにかなり立腹していた。
後藤ヘル代
.jp第56話に登場。『古墳GALのコフィー キャンパスライフ』からのゲストキャラクター。本作では霊能者という設定。除霊の腕は確かだがその度に料金を取ろうとする。
他作品の番宣
姫川亜弓北島マヤ
秘密結社鷹の爪×ガラスの仮面ですが」に登場。それぞれ、総統とデラックスファイターに化け、『ガラスの仮面ですが』の番宣をして帰った。

複数のシリーズ

手抜田記者
ゾフィー
吉田くんが女装した際の名前。第5話で吉田くんの夢の中に現れた。夢の中ではドイツ軍占領下フランスの歌手で、恋人のジャン・クロード(総統)がレジスタンスの作戦に駆り出されるのを涙で見送る。カウントダウン第9話や劇場版1作目、EX第8話にも登場している。
サンタクロース
テレビ未放映話に登場。上空でコフィーとダニエルと一緒にソリに乗っていて子供たちにプレゼントを配りに行く途中、銀行強盗の人質にされた鷹の爪団の総統と吉田くんを助けた。
NEO第33話に再登場した際は、北極圏の自宅までやって来た鷹の爪団にクリスマスプレゼントを配る手伝いをさせた。昔は空飛ぶソリを100台も連ねて、世界中の子供たちにクリスマスプレゼントを配っていた。しかし近年は戦争食糧危機のために子供たちから余裕が失われ、プレゼントのリクエストが減っていることを憂いている。
MAX第33話に再登場した際はA5級の国産黒毛和牛のプレゼントをデラックスファイターに用意していたが、デラックスファイター自身はクリスマス・イヴの夜に中年女性からバッグを盗んだひったくり犯を捕まえたものの、その女性に見返りとして有り金の3割を要求した為、デラックスファイターにプレゼントを渡すのをやめていた(なお、その黒毛和牛はデラックスファイターが鷹の爪団に迷惑をかけた事へのお詫びに鍋をする為サンタクロースにリクエストしたものの、その時はクリスマスから既に半月経っていた為腐っていた)。
DO第31話では去年のクリスマスは鷹の爪団に会えなかった為、変装して鷹の爪団にとって役立つアイテムが出て来る福袋を(「遅ればせながらの儂からのプレゼント」として)3000円で売っており、その様子を隠れて見ていた。しかし「世界征服は自分の手で勝ち取るんじゃぞ」と言って去り、吉田くんが最後に福袋から出したデラックスファイター対策のアイテムは「金髪ブタ野郎」と書かれていた紙であった為、怒ったデラックスファイターによって鷹の爪団はデラックスボンバーで吹っ飛ばされた。
GT33話ではソリを引くトナカイの一頭が徹夜続きで労働環境の改善をしなかった事がきっかけで鷹の爪団のアジトまで逃げ出した事や、昔ながらのやり方に拘るばかりで時代に追いついていない事を反省し、これからは深夜残業の他に紛争地帯へプレゼントを届ける際に危険手当もつける事も約束した。
コフィー
ダニエル
桶狭間
サイトゥー
蛙男商会のアシスタントディレクター。むかしの吉田くん第4話で描写の面倒くさいヤマタノオロチを描く役として紹介される。その後、鷹の爪.jpの次回予告をする役で再登場するが、毎週シナリオが完成してない状態で予告をするため、予告ではなく予測になってしまっており、最後に視聴者とじゃんけんをして終えるというのがお決まりとなっている[注 31]。第37話以降、次回予告のために鷹の爪.jp本編から外されてしまったので情報がほとんど入ってこない状態で予想をしている。制作が配信に間に合わなかった第54話のお詫びコメントでは実写で初登場している。
重役
NEO第4話初登場。デラックスカンパニーの重役。小太りと背が高い人物の2人でセットの事が多い。デラックスファイターのお世話係のような存在で、同時に会社内での彼のツッコミ役でもある。
現場作業員
NEO第32話初登場。2人組の工事現場の作業員。後述で傷だらけになったポイポン5の落下現場に毎回現れては、落下場所に「さー、(ドリルで)穴掘るっぺー」と訛った口調でポイポン5ごと穴を開けようとドリルを当てて、カール髭のもう一人が「おーい、穴掘りはそこじゃないぞ」と言って、「あー、いけねー」と引き上げていく。傷だらけになったポイポン5に止めを指すためのように出てくる。その後もポイポン5が壊れるシーンでは毎回登場し、例え九条の仕業で街が崩壊していたり、バックミラーの仕業で街がゾンビウイルス騒ぎになっていたりしても何事もなかったかのように現れる。
『ゴールデン・スペル』5話では総統のバイト先の工事現場にて登場している。
クララ
声 - 富樫美鈴
MAX第11話初登場。ネバダ州ラスベガス一丁目の巨大冷やし中華工場の紅しょうが班長。ダグラスと恋人関係でプロポーズされるも、ダグラスがアイスランドに行ってしまったため離れ離れになってしまう。
ダグラス
MAX第11話初登場。ネバダ州ラスベガス一丁目の巨大冷やし中華工場の冷却主任。クララにプロポーズするが、工場に冷却用のコンピューターが導入されたためクビにされてしまう。冷やし中華のない世界に行きたいと言ってアイスランドに行き、クララと離れ離れになってしまうが、後に復帰。その後は冬に冷やし中華の魅力を中々世間に伝えられない苦労人として描かれる事が多い。幼い頃からホットケーキさえ冷却していたという程、冷却には強い拘りを見せる。MAXの最終話ではなぜかクレイと共にバックミラーの基地に現れ、熱に弱い対ゾンビウイルスのワクチンを冷却した。
工場長
MAX第11話初登場。ネバダ州ラスベガス一丁目の巨大冷やし中華工場の工場長。冷やし中華の冷却用コンピュータが導入されるため、冷やし担当のダグラスをクビにしてしまう。
ファイヤーマグナム
EX第30話・DO第26話・GT第10話に登場。全国を渡り歩いて悪党を懲らしめる流しの正義の味方。本名は山田一郎。38歳。変身に使用するウォッチはバッテリー式で、本人曰く「スマホよりデリケート」であるらしい。街中で偶然、鷹の爪団が世界征服の話をしているのを聞き、彼らを懲らしめようと秘密基地に乗り込んでくる。
霊吉
声 - 稲川淳二
.jp第56話初登場。アルバイト先でアセロラを貰ってきた総統に憑いてきた幽霊で、フィリップとは以前からの知り合い。幽霊だが大概の人には見えて会話もできる。生前はゴースト又三郎という縄文時代土器職人だったが、オーダーメードに必要な縄を探して崖から落ちて落命。最初の300年間はその場にとどまっていたが、その場から動けることに気づいてからは時間と場所に囚われないノマドゴーストとして世界中を飛び回る幽霊ライフを満喫していた。しかし、昭和に入ってから次第に存在が薄くなり、その打開策をヒミピーに相談したところアセロラビタミンCが有効だと教わる。現在の願いは人間に戻ってアセロラを味わうこと。そのためにTwitterでフォロワー数1万人を目指した。1万人を達成すると、霊吉はミジンコに生まれ変わったが、しばらくすると、食べられてまた、元の幽霊となってしまった。
劇場版第5弾では人間に生まれ変わることに成功し、鷹の爪団に別れを告げて姿を消した。更に妊娠した百合が急にアセロラを食べたがる等、フィリップの子供が霊吉の生まれ変わりのような描写もある。
フェンダーミラー一味
フェンダーミラー将軍
テレビ版第1シリーズ第3話より登場したヨーロッパの某国[注 32]の将軍(階級は不明で、濃い灰色の軍服に赤い星のバッジが付いている)。総統とは違い世界を私物化するために世界征服を企てる悪役で、菩薩峠くんを誘拐した張本人。最終話で鷹の爪団とデラックスファイターにデスボールごと撃墜された。
メカフェンダーミラー
テレビ版第1シリーズ最終話で鷹の爪団に成敗された際、彼のみデスボールから脱出に成功したものの体の損傷が激しく、全身機械のサイボーグとなって復活したフェンダーミラー将軍。右手が義手になっていて、下半身から顔を照らすライトが生えている。世界の私物化を邪魔した総統を恨んで鷹の爪団を壊滅させようとしたが、酔っ払って寝ていたデラックスファイターが放ったデラックスボンバーによって再び成敗されたあげく、総統を巻き込む形で自爆し絶命した。同作のオープニングではイノセンスのオープニングに酷似した豪華な復活CGシーンが登場している(その復活CGシーンのせいで予算が半分になってしまったため、2作目以降はオープニングを短くしている)。
フェンダーミラーのクローン
ピースボール内で生産されているフェンダーミラーのクローン。そのうち6体が完全体となっているが、出し抜かれたり命令されることを嫌うため、仲が悪い。メカフェンダーミラーから「黙れ!おそ松!」とよく怒鳴られる。メカフェンダーミラーを「オリジナル」と呼んで慕い、指示を仰ぐ。戦闘時は緑色に変色して筋肉が増大し、吉田くんたちを追い詰めたが、パワーアップ(3DCG化)したソダイ量産型に成敗された。
バックミラー
MAX第35話・37話・38話に登場。かつて鷹の爪団によって倒されたフェンダーミラーの双子の兄で、阿武隈博士にゾンビウイルスを開発を要求し、弟のフェンダーミラーが成し遂げられなかった世界征服と鷹の爪団への復讐を果たそうとする。理想は弟と同じ恐怖での世界征服だったが、掲げ方は「世界の貧困」を上げている。最期は工事現場のおっさんのドリルでダムの壁に穴を開けられた事によるダム決壊によって水死した。

島根

※他のカテゴライズに載って無い島根関係者のみ。吉田くんの両親および島根県吉田村の住人は鷹の爪団の協力者を参照。菅井家はテレビ版第1シリーズを参照。和夫青年はむかしの吉田くん参照。エズメラルダおよびムササビ夫婦は劇場版第5弾(美しきエリエール消臭プラス)参照。

島根県
鷹の爪6でキャラクターとして登場。突如狂暴化し、鳥取県に襲いかかる。
小泉八雲
元々ギリシア人で、日本に帰化する。

  1. ^ 初期には当時ネットで隆盛を博したフラッシュアニメ群と同様、Adobe Flashで制作されたが、Flash自体が2020年をもってサポートを終了することもあり、以後は見た目だけフラッシュアニメ風にした普通のデジタルアニメとして制作している。
  2. ^ ただし、「」と「」の間に明確な区別はなく、慣習によって区別されているに過ぎない。詳細は当該各項を参照のこと。
  3. ^ サブタイトル正式決定前の仮題は、主要キャラクターである吉田の出身地かつFROGMAN監督の居住地に掛けて『〜島根より愛を込めて〜』と『〜島根は鳥取の左側です〜』。
  4. ^ 彼女の映像がYouTubeにアップされた時期からFROGMANは注目し感銘を受け、この作品の脚本を書き、さらにデビューが決まった段階で大至急主題歌として「夢やぶれて」を使わせてほしい、とオファーしたことを公言している。
  5. ^ 『MOVEI3』の宣伝中、FROGMANが度々「『鷹の爪4』は作らない」と公言していたが、これは「『4』は縁起が悪いから」という理由による。映画の次回作は『THE MOVIE5』になる予定だという(映画第3弾来場記念DVD『THIS IS 一等』より)。
  6. ^ サブタイトル正式決定前の仮題は、『〜女王陛下のDXファイター〜』。
  7. ^ 2012年7月にしまね神話博を主催する『神々の国しまね実行委員会』がメインスポンサー。
  8. ^ a b サブタイトル正式決定前の仮題は、『〜吉田、秘密結社やめるってよ〜』。
  9. ^ この予告編では「学園物萌えアニメ」と銘打たれているが、最後に吉田君が「内容は絶対に変更になります」と言及している。
  10. ^ 劇場版第1作では「工事町」となっているが、実際にその名前の設定なのか、単なる書き違いなのかは不明。
  11. ^ ただし、番外編の「勝手にニューメディア広告! ケータイ小説編」と日清のとんがらし麺とのコラボ企画では総統と吉田くんが鷹の爪の意味にようやく気付いている。
  12. ^ 毎回デラックスファイターにデラックスボンバーの攻撃を食らってもすぐに復活する回復能力や、自分の利益よりも他人の利益に打ち込む精神、尖った耳はトリドン人の特徴であり、地球人以上に地球を愛した男だった。総統が生まれた惑星トリドンは、既にネマール帝国の手によって滅ぼされており、その際に両親である王と王妃によって赤子の身ながら単身脱出させられている。
  13. ^ 劇場版9作目以降の作品では作者のFROGMANがイメージした人物であるブラック魔王の髭の様な形状になっている。
  14. ^ 以前のプロフィールは年齢が24歳、誕生日は蛙男商会が創立した2月14日だった。2015年2月13日にYouTubeにアップされた動画『吉田くんお誕生日変更のお知らせ』によると吉田くんが「せっかくの誕生日なのに、世間はチョコの話題ばかりでボクの聖誕祭の話題が埋もれるから」と誕生日を変えた理由を語っている。
  15. ^ 前述の7月27日への誕生日変更後も、現在のところこちらの生年月日は変更予定がない。
  16. ^ しかし劇場版第一作目で大家から「子供」と言われたり小学生と遊ぶ描写があるなど、子供として扱われる描写も存在する。
  17. ^ 2010年5月19日静岡新聞を鷹の爪団がジャックした際の吉田くんのプロフィールより。蛙男商会の本では130cmという設定になっていたが、FROGMAN監督曰くイベント用に吉田くんの等身大人形を製作した際、130cmでは顔が大きすぎて可愛くなかったため、90cmに変更した(2010年6月18日の劇場版第4弾公開イベントより)。後に、前述の2015年2月13日の設定変更の際、「90cm」→「90cmくらい」に変更された。
  18. ^ FROGMAN曰く「鷹の爪ポーズ」は団員にとっては国歌斉唱に等しく、必ず起立して行わなければならないとのこと。
  19. ^ 吉田くんが自身のスマートフォンにインストールしていたどんな場所からでも島根県へワープ出来るアプリケーションである。
  20. ^ ただし、あまりに空腹の際や闘争本能が刺激された時などの極限状態ではリアルな顔立ちの熊になり、より獰猛になる。
  21. ^ 例として、年上の総統のことを「お前」「あいつ」などとタメ口で呼んでいる。その他のメンバーは、全員呼び捨て。
  22. ^ なお、デビュー作の「お〜い!菩薩峠君」では普通に喋っている。
  23. ^ 作者FROGMANの息子。
  24. ^ 例外的に吉田君とレオナルド博士とデラックスファイターは「菩薩峠」と呼ぶ。また初登場回でフェンダーミラーから呼び捨てにされている。
  25. ^ フィリップ曰く、乳児用品から宇宙事業まで手掛ける多国籍企業との事。
  26. ^ 人間状態で死ぬ→幽霊フィリップが出てくる→幽霊フィリップをリモコンで人間にし、動かない人間フィリップを幽霊にする→幽霊フィリップが2人になる。
  27. ^ 菅井君と家族石のキャラクター紹介では山根隆という本名になっている。
  28. ^ 種蒔きをしようとしていた朝顔植木鉢が割れてしまい、泣きじゃくる吉田くんを見つけた際は放ってはおけず、作戦を中止している。
  29. ^ 一応タンスは登場しており、中には菩薩峠君が眠っていた。
  30. ^ 彼に股間を殴られた男性は必ず「女の子になるところだったわ」と嘆いている。
  31. ^ なぜか毎回「パー」の手だけを書き忘れており、その度に意味不明な言い訳をするのもお決まりとなっている。
  32. ^ 劇場版第1作において彼が発車したミサイルには星条旗が描かれている。
  33. ^ テレビ未放送。
  34. ^ 本来なら第1話になる予定となっていた作品。DVD第4巻に収録されている。
  35. ^ NEO・DOの最終話でも終盤に流れた。
  36. ^ a b c d この回のみ5分拡大。
  37. ^ 同じFROGMAN作品である天才バカヴォン〜蘇るフランダースの犬〜には、中林のデザインを流用したと思われる「神田輝夫」という主要人物が登場している。
  38. ^ a b 『秘密結社鷹の爪.jp』DVD・ブルーレイBOX下巻の映像特典として収録。
  39. ^ 総集編では一部の主題歌は60秒だが、この曲のみTVサイズと同じ30秒となっている。
  40. ^ これは.jp第14話でロディのパチモンを出したところ、版元のJAMMYから「どうせ出すなら本物出して」という要請があったため実現した。
  41. ^ 本物のセミは蛹にならない。
  42. ^ 当初は2013年4月18日配信予定だったが、諸般の事情により1日延期となった。
  43. ^ 『秘密結社鷹の爪.jp』DVD・ブルーレイBOX上巻の映像特典として収録。
  44. ^ 『秘密結社鷹の爪.jp』DVD・ブルーレイBOX下巻の映像特典として収録。
  45. ^ 劇場版第2弾の告白タイムでは、そのカップルの似顔絵がFROGMANの祝福コメントと共に登場した。






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