Lesbian and Gay Filmとは? わかりやすく解説

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レズビアン・ゲイ映画

(Lesbian and Gay Film から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/08/05 22:57 UTC 版)

レズビアン・ゲイ映画(レズビアン・ゲイえいが、英語:Lesbian and Gay Film)は、映画のジャンルのひとつである。本記本記事では、男性の同性愛をめぐる映画についてはゲイ映画、女性の同性愛をめぐる映画についてはレズビアン映画と、それぞれ略称で呼ぶ。これらは総称してクィア映画と呼ばれることがある[1]

また本記事では、テレビドラマ(レズビアン・ゲイドラマ、英語:Lesbian and Gay Drama)についても同時に扱う。

なお、ゲイ・ポルノ、薔薇族映画などと呼ばれるポルノ系作品は、1982年から成人映画館で多くの作品が公開されてきたが、そちらは「ゲイ・ポルノ#ゲイ向けピンク映画」参照のこと。

世界

詳細は「en:List of LGBT-related films」参照。

概要

性的少数者LGBT)をテーマにしており、恋愛映画にとどまらず、レズビアン(女性同性愛者)やゲイ(男性同性愛者)として生きる人間の悲喜劇やドラマなどが主題になっている。

台湾映画には「孽子」(1986年)、第43回ベルリン国際映画祭金熊賞を受賞した「ウェディング・バンケット」(1993年、台米合作)、ティーンズゲイの恋愛をポップに描いた「僕の恋、彼の秘密」(2004年)などがあり、香港映画にはカンヌ国際映画祭パルム・ドール受賞の「さらば、わが愛/覇王別姫」(1993年)、レスリー・チャントニー・レオン主演「ブエノスアイレス 」(1997年)、韓国映画では「王の男」(2005年)、「後悔なんてしない」(2006年)、男性間の性行為が違法となっているシンガポールでは「アニバーサリー」(2009)などが作られている。2000年代以降は、製作本数も急激に増えてきている。

主なレズビアン映画作品

欧米など

アジア

主なゲイ映画作品

欧米など

1960 - 1970年代
1980年代
1990年代
2000年代
2010年代
2020年代

アジア

主なトランスジェンダー映画作品

主なレズビアンドラマ作品

主なゲイドラマ作品

日本

概要

日本の一般の映画で同性愛をテーマにした作品は、メジャー日本映画初のゲイフィルムと呼ばれる木下恵介監督の「惜春鳥」(1959年)、三島由紀夫原作「肉体の学校」(1965年、木下亮監督)、ピーター主演「薔薇の葬列」(1969年、松本俊夫監督)など、作品数は少ないながらも欧米の有名ゲイ映画が作られたのと同時期か、それより早い時期に作られている。

その後は1980年代後半のイギリス・ゲイ映画「アナザー・カントリー」、「モーリス」の日本公開を経て、1990年代に入った頃から「らせんの素描」、「二十才の微熱」など、ポルノではない本格的に同性愛をテーマにした映画作品などが、かつてより多く作られ始めた。ちなみに「二十歳の微熱」監督の橋口亮輔は自らゲイであることをカミングアウトしていた。

近年はゲイポルノ映画や薔薇族映画などといわれたジャンルの作品にも、一般のゲイ映画作品と一緒に「ロッテルダム国際映画祭」などの海外の国際映画祭や「レインボー・リール東京」(旧・東京国際レズビアン&ゲイ映画祭)を含むゲイ・レスビアン映画祭に出品する作品が出てきており(参照)、両ジャンルの境界は薄れつつある。

日本では1992年に第1回目が開催された「レインボー・リール東京」は2023年で31回目を迎えた。2005年に第1回目が開催された関西クィア映画祭は2025年で32回目を迎えた[3]。2005年以降は香川レインボー映画祭も毎年開催されている。2007年には「第1回アジアンクィア映画祭(AQFF)」が東京都世田谷区下北沢で開催され、それ以降は毎年開催されている。

主なレズビアン映画作品

映画の中にレズビアン・シーンがある映画も含む

主なゲイ映画作品

(ゲイが主題、ゲイが準主役の映画。重要なキャストにゲイが登場する作品を含む)

薔薇族映画作品

日本では一般映画と薔薇族映画(成人映画)は分けられてきたが、近年は薔薇族映画にも国際映画祭や東京レズビアン&ゲイ映画祭で上映されるものも多く、両者の境界は曖昧になってきている。(一部抜粋)

主なレスビアンドラマ作品

主なゲイドラマ作品

(キャストの一部にゲイが登場する作品含む。)

関連項目

国内映画祭
海外映画祭
  • ロサンゼルス・ゲイ・レズビアン映画祭(Outfest[5]

関連文献

  • 『ラヴェンダー・スクリーン/ゲイ&レズビアン・フィルム・ガイド』 The Lavender Screen
ボーゼ・ハドリー著、奥田祐士訳、白夜書房、1993年 ISBN 4-89367-364-5
  • 『菫色の映画祭/ザ・トランス・セクシュアル・ムーヴィーズ』

脚注

注釈

  1. ^ 噂の二人』のリメイク元。原作であるリリアン・ヘルマンの戯曲はレズビアニズムをテーマにしていたが、プロデューサー側が難色を示したため、三角関係のストーリーに変更されている。しかし、監督のウィリアム・ワイラーが暗に原作のテーマを残そうとした場面がみられる。)[2]

出典

  1. ^ クィア映画の歴史と“クィア””. YODOKARI (2023年5月22日). 2024年9月20日閲覧。
  2. ^ [1]
  3. ^ LGBTQ+映画の祭典「レインボー・リール東京」6月&7月、渋谷で開催”. シネマカフェ (2025年4月2日). 2025年7月27日閲覧。
  4. ^ https://press.moviewalker.jp/person/93489/

外部リンク


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