堀江慶とは? わかりやすく解説

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堀江慶

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/08/11 05:44 UTC 版)

ほりえ けい
堀江 慶
Actor Horie Kei at the Vietnam Toy Show event
本名 堀江 邦幸
(ほりえ くにゆき)[1]
別名義 堀江 邦幸
生年月日 (1978-10-04) 1978年10月4日(46歳)
出身地 日本東京都世田谷区[2]
身長 177 cm[3]
血液型 A型[4]
職業 俳優映画監督演出家プロデューサー
ジャンル 映画テレビドラマ
活動期間 1997年 -
著名な家族 堀江一眞(兄)[5][6]
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堀江 慶(ほりえ けい、1978年10月4日[4] - )は、日本映画監督プロデューサー演出家脚本家、元俳優東京都世田谷区出身[2]

2017年10月4日より、監督名も本名の堀江 邦幸(ほりえ くにゆき)[1]名義を使用している。

略歴

日本大学鶴ヶ丘高等学校[7][8][9]日本大学芸術学部映画学科監督コース卒業[4]

かつては劇団東京乾電池に所属していたこともある[4]

母がオペラ歌手だったこともあり、週末にはオペラや演劇を観に行ったりしていた[10]。その時に演じていることが大袈裟に感じてしまい、幼心なりに「きっと将来この世界に入るだろう」とは思いながら常にリアルなもののほうに興味をもっていた[10]。漠然と「親とは違うことをして違う道を開拓しよう」、「リアルな題材こそ、もっとリアルな一般のお客さんに向けて発信するべきだ」と思っており、中学生の頃には「映画監督になろう」と決める[10]

イメージでも自主映画を撮ることくらいしか思いつず、高校に進学後、「興味が半分と現場を知るにはいいかもしれない」と思い、芸能事務所のオーディションに応募し[10]、1997年には、『ねらわれた学園』で俳優・役者としてデビューをしている。その後、日本大学芸術学部では自主映画製作団体 CORNFLAKESを創設しており、仲間とともに映画製作に没頭する傍ら、俳優として『透明少女エア』などのドラマ出演などのキャリアを着実に重ねている。特に有名な活動として、1999年にはバラエティ番組である『あいのり』に初代メンバーの一人・「ホリー」として出演している。

俳優としては2001年に、スーパー戦隊シリーズ百獣戦隊ガオレンジャー』にて鷲尾岳 / ガオイエロー 役にメインキャストして抜擢されている。東海テレビの昼ドラ『愛のソレア』で荻野目慶子との愛憎劇にも挑戦するなど、俳優と監督業を兼ねていた時期もあったが、26歳の時に演出業に専念することを決意した[10]。 その後は『渋谷怪談』、出世作となった『ベロニカは死ぬことにした』などの商業映画作品の監督を務める一方さらにはプロモーションビデオやゲームCGの監督や舞台の演出も手がけるなど活発な活動を続けている[10]

2006年、プロデュース演劇ユニット 劇団CORNFLAKESを旗揚げする。CORNFLAKES(コーンフレークス)とは学生時代の自主映画サークルから名前を取ったものである[10]

2010年2月、本格始動としてオリジナル作品の制作母体として演劇・CG・映像製作会社、株式会社 CORNFLAKESを設立[10]

現在は代表取締役として渋谷にオフィスを構える。会社が関わる作品ではプロデューサー業務を兼ねることが多い。

人物

  • 初めての映画は祖父に連れられて観た黒澤明監督の『』。自分で見たいと思って観に行った映画は『ロッキー4/炎の友情』。大人になった今でも発想が自由でいいなと思う作品は、押井守監督の『うる星やつら2 ビューティフル・ドリーマー[10]
  • 『ガオレンジャー』では、役作りのために髪を金色に染めており、当時はその撮影の傍ら、映画監督としての長編デビュー作品『グローウィン グローウィン』(日大芸術学部の卒業制作作品でもあった)の編集作業を行っていた。同作品の公開と同時に新世代の映画監督としても注目を集めるようになった。

主な監督・演出作品

長編映画

短編映画

  • CORNFLAKES
  • 缶コーヒーな男たち
  • 8・15〜ハッテンイチゴウ〜[13]
  • ストロベリーフィールド
  • 『引き刑事』〜刑事まつり〜
  • こんな夢を見た
  • マジックそのまま(金子昇PVより)
  • 24マイワールド(弓削智久PVより)
  • NIGIRI(握り)
  • BLUE BIRD(日本香港合作映画)
  • ジョン☆

テレビドラマ

演劇

主宰劇団CORNFLAKES公演(全て作・演出)
  • センチメンタルヤスコ(2006年7月15日 - 23日、東京芸術劇場小ホール2)
    • 再演(2009年6月23日 - 7月1日、笹塚ファクトリー)
  • 空飛ぶジョンと萬次郎(2007年1月7日 - 14日、東京芸術劇場小ホール2)
  • 体感季節(2007年11月17日 - 25日、東京芸術劇場小ホール2)
  • 博士と太郎の異常な愛情(2008年9月26日 - 10月5日、東京芸術劇場小ホール2)
  • しあわせになりたい(2009年9月22日 - 27日、新宿SPACE107)
  • 青面獣楊志(2010年6月23日 - 27日、中目黒キンケロシアター)
  • 雷神-RAIJIN-(2012年7月27日 - 31日、俳優座劇場)

ゲームCG

PV

  • はやぶさジョーンズ「だけだけど」(2002年)
  • Electrical LOVERS「キラ☆キラ」(2003年)
  • mihimaru GT with SOFFet「スキナツ」(2008年)
  • SOFFet with mihimaru GT「泣き夏」(2008年)

プロデュース

映画

  • 17才(2002年、木下ほうか監督)
  • 真夜中の少女たち(2006年、共同監督:佐伯竜一)
  • FROG(2007年、長久允監督、CORNFLAKES)
  • 茜さす部屋(2008年、星崎久美子監督、CORNFLAKES)
  • ブーケガルニ(2008年、波多野純平監督、CORNFLAKES)
  • サンシャインデイズ(2008年、喜多一郎監督) - 劇場版・TV版全話シリーズ構成
  • あぁ...閣議(2012年、郷力大也監督、よしもとクリエイティブエージェンシー)

出演

テレビドラマ(出演)

映画(出演)

オリジナルビデオ

脚本

映画(脚本)

  • 星砂の島、私の島〜アイランド・ドリーミン〜(2004年) - 出演兼任
  • もうすぐ春(2005年)
  • ライフ・オン・ザ・ロングボード(2005年)
  • 劇場版サンシャインデイズ(2008年)

脚注

  1. ^ a b cornflakes2014の2017年10月5日のツイート、2025年8月11日閲覧。
  2. ^ a b 堀江 慶”. CORNFLAKES. 2002年2月19日時点のオリジナルよりアーカイブ。2025年8月11日閲覧。
  3. ^ 堀江 慶 さんのプロフィール-maniken.info”. 2020年1月19日閲覧。
  4. ^ a b c d プロフィール”. CORNFLAKES. 2016年3月14日時点のオリジナルよりアーカイブ。2025年8月11日閲覧。
  5. ^ 堀江一眞 (2008年10月2日). “『慶と一眞の貴重な画像』”. KAZUMA HORIE Official Blog「true eyes」. サイバーエージェント. 2025年8月11日閲覧。
  6. ^ 【Style of the PRINCE】第17回ゲスト:堀江 一眞さん Vol.4”. Girls-Style. ビートニクス. p. 3 (2011年10月13日). 2015年4月9日時点のオリジナルよりアーカイブ。2025年8月11日閲覧。
  7. ^ cornflakes2014の2013年9月2日のツイート、2025年8月11日閲覧。
  8. ^ cornflakes2014の2014年8月12日のツイート、2025年8月11日閲覧。
  9. ^ cornflakes2014の2023年7月27日のツイート、2025年8月11日閲覧。
  10. ^ a b c d e f g h i 映画「センチメンタルヤスコ」監督 堀江 慶さんインタビュー
  11. ^ 公式ホームページ
  12. ^ 三浦獠太が映画初主演「フェイクアウト!」公開、同じ時間軸を3つの視点から描く”. 映画ナタリー. ナターシャ (2025年2月20日). 2025年6月9日閲覧。
  13. ^ P2Pネットワーク

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