F4U コルセアとは? わかりやすく解説

F4U (航空機)

(F4U コルセア から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/07/30 04:26 UTC 版)

飛行するF4U-4 96832号機
(1950年代撮影)




「F4U (航空機)」の続きの解説一覧

F4U コルセア

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/09 19:22 UTC 版)

F6F (航空機)」の記事における「F4U コルセア」の解説

F4U初飛行F6Fよりも約2年早く最高速度F6F勝っていた。しかしながら着艦時の視界悪く艦上戦闘機としての運用には難があり、F4F後継の座はF6Fに譲らざるを得なかった。その後改良着艦方法改善によってF4U艦上戦闘機としての運用可能になり、F6F置き換えて大戦末期から戦後にかけてのアメリカ海軍主力戦闘機戦闘爆撃機となるが、格闘戦向けのF6Fを「手強い相手」としていた日本機のパイロットからは、むしろF4U相対的に与し易し相手であった。 これはF6F戦闘状況優位性パイロット平均的な練度の差が作用したこともあり、実際に比較テストなどの同じ条件であればF4UF6Fより横転速く運動性の良い戦闘機であった1944年春に艦上運用テストF6F比較されるF4Uより速く機動性上昇力優勢であることを示し、特にズーム上昇リードしたので、米海軍は、F6FF4U交替することを勧告する評価下した捕獲した零戦との比較レポートでは、F6FF4U零戦相手運動性同等速度上昇力F4U優勢旋回力は1万フィート同等、3フィートF6Fが、微細(only slight margin)に優勢だが、F4U戦闘フラップ使用すると、テストされ機種の中で零戦150ノートまで追い付くことが可能な唯一の米軍戦闘機として、より優れた旋回力を見せた戦後その評価続いて, 退役パイロットたち結成されたSETPでも1989年, 現代技術利用した測定F4U性能機動性より高く評価したF4Uの方が性能評価が高いにもかからわず、現場レベルでは日米双方F6F支持する声が多い理由として、配備初期F4U割り当てられパイロット多く戦闘経験無かったり、水上機爆撃機パイロット養成コースから急に転換した者が集められたことで、損害増えたことがあげられるパイロット側としても未熟であってもF4F飛行特性変わらないF6Fへはスムーズに移行でき、ベテラン培った技量そのまま活かせるため機種転換訓練短時間で済むが、飛行特性異なF4Uへの機種転換には時間必要なことや、F4F譲り強固さ信頼されていたF6F異なり様々な不具合残ったまま配備されF4Uには悪いイメージ残っていたこともあげられる

※この「F4U コルセア」の解説は、「F6F (航空機)」の解説の一部です。
「F4U コルセア」を含む「F6F (航空機)」の記事については、「F6F (航空機)」の概要を参照ください。

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