-がけとは? わかりやすく解説

がけ【崖/×厓】

読み方:がけ

山腹川岸海岸などの、険しく切り立った所。きりぎし


がけ【掛(け)/懸(け)】

読み方:がけ

接尾

名詞に付く。

㋐それを身につけている意を表す。「たすき—」「ゆかた—」

㋑(「心」あるいはそれに類する語に付いて心の中にいつもあることを抱いている意を表す。「心—」「思い—ない」

㋒それを賭けることを表す。「命—」

人数を表す語に付いてその人数だけ腰かけられることを表す。「三人—の椅子

漢語数詞付いて、その数の割合であることを表す。「定価の八—で卸す

和語数詞付いて、その数だけの倍数であることを表す。「その五つ—」

動詞連用形付いて、その動作途中、その動作のついで、の意を表す。「帰り—」「行き—の駄賃


が け

がけ
がけの記号は、岩でできた急斜面を岩がけとして、土砂くずれたりしてできた急斜面盛土部切取部人工的に作られ急斜面を土がけとしてあらわしています。
高さ3メートル以上かつ長さ75メートル上のものを表示してます。
砂取場の土がけ;千葉県君津市
千葉県君津市付近の地形図

1:25,000地形図鹿野山
岩殿山の岩がけ;山梨県大月市
山梨県大月市付近の地形図

1:25,000地形図大月
城ヶ島の岩がけ;神奈川県三浦市
神奈川県三浦市付近の地形図

1:25,000地形図三浦三崎
岩がけの画像1

土がけの画像

岩がけの画像2


がけ

  1. 数量ノ九。〔第七類 雑纂
  2. 九といふ数量を表す。即ち九は今一つで十に達する数であるからあぶない所といふ意から起つのである。あぶない又はきわともいふ。あぶないの条を見よ。〔犯罪語〕
  3. 露店商人の通り符牒にして九といふ数量を表す。通り符牒参照せよ。(※巻末通り符牒参照)〔符牒
  4. 〔的〕数量の九のこと。「アブナイ」ともいふ。
  5. 九。
  6. 数量の九を云ふ。「きわ、あぶない」等何れも同意
  7. 九。今一つで十になる、あぶない所という意味。〔一般犯罪
  8. 数字の九。〔香具師不良
  9. 数量の〔九〕をいう。「きわ、あぶない」等いずれも同意

分類 犯罪犯罪語、的、符牒露店商香具師不良

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我毛

読み方
我毛がけ

読み方
がけ

(-がけ から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/12/12 01:49 UTC 版)

がけ、がい)とは、海岸・河岸・湖岸)などの、険しく切り立った所[1][2]。地表の高度が急変する部分の急斜面[3]との定義もできる。山腹の崖[1]日本語ではほき(崖[1][4]、歩危[1])、そわ(岨)[1][2]そば(岨)[1][2]ともいうが、古語の趣がある。また埼玉県などの小字名などに残っているはけ「岾」や「坫」や「𡋽」などと表記も川辺の崖である。 垂直かそれに迫るほど切り立った崖は、古来の日本語で切岸[1][4]/切り岸[4](きりぎし[1][4]、きりきし[4])という。しかし現代語では断崖(だんがい)[1][2][4]ということが多い。懸崖(けんがい)[1][2][4]絶崖(ぜつがい)[1][2][4]ともいう。また、これらの同義語として、切り立った状態をに譬えた絶壁(ぜっぺき)[1][2][4]があり、断崖に絶壁を合わせて断崖絶壁という強調表現もある。


注釈

  1. ^ 宅地造成等規制法施行令1条2項[5]、各都道府県の建築基準法施行条例(例えば、「がけ・擁壁について」(千葉県船橋市、図解入り)[6]を参照
  2. ^ 平均海水面を基準とする「標高」とは異なる。

出典

  1. ^ a b c d e f g h i j k l 広辞苑
  2. ^ a b c d e f g h 大辞泉
  3. ^ ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典』
  4. ^ a b c d e f g h i j 大辞林』第3版
  5. ^ 宅地造成等規制法施行令”. e-Gov法令検索. 総務省行政管理局. 2006年8月26日閲覧。
  6. ^ がけ・擁壁について”. 建築・開発の手続き. 船橋市. 2006年8月26日閲覧。
  7. ^ 濱田誠一. “北海道沿岸の海岸地形堆積物の分類と分布(その2)”. 北海道地質研究所報告第75号(2004年). 2020年12月7日閲覧。
  8. ^ Highest Cliffs”. ギネス世界記録. 2005年11月27日時点のオリジナルよりアーカイブ。2006年8月27日閲覧。
  9. ^ a b 大辞林 第三版. “”. コトバンク. 2018年10月29日閲覧。
  10. ^ 鏡味完二『日本の地名』角川書店、1964年、12頁。 
  11. ^ 地名の由来(野毛・上野毛・中町)”. 世田谷区. 2009年12月17日閲覧。


「崖」の続きの解説一覧

がけ

出典:『Wiktionary』 (2021/10/10 15:03 UTC 版)

名詞

がけ

  1. 山や岸の切り立って険しくなっている所。

発音

関連語

翻訳

接尾辞

がけけ】

  1. その動作途中に何かが行われることを表す語。
  2. それを賭けることを表す語。
  3. ある事を中に抱いていることを表す語。
  4. それを身に付けていることを表す語。
  5. その人数だけ腰掛けられることを表す語。
  6. 漢語数詞付いてその数の割合であることを表す助数詞
  7. 和語数詞付いてその数の倍数であることを表す助数詞






崿

崿
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