飛鳥池工房遺跡
飛鳥池工房遺跡
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飛鳥池工房遺跡(あすかいけこうぼういせき)は、奈良県明日香村大字飛鳥にある古代の工房遺跡。飛鳥寺の寺域の東南の谷あいにあり、江戸時代に築かれた溜池「飛鳥池」の下にあったことからこの名称がある。2001年国史跡指定。
- ^ 第二部 被葬者の迷宮
- ^ 飛鳥池遺跡出土木簡
- ^ 十川陽一「内匠寮について」(初出:『続日本紀研究』377号(2008年)/所収:十川『日本古代の国家と造営事業』(吉川弘文館、2013年) ISBN 978-4-642-04602-2)
- ^ 「刊行した」と16年間ウソ 「富本銭」出土の発掘調査報告書 奈文研 毎日新聞 2021年12月24日
- 1 飛鳥池工房遺跡とは
- 2 飛鳥池工房遺跡の概要
飛鳥池工房遺跡
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/01 11:28 UTC 版)
詳細は「飛鳥池工房遺跡」を参照 明日香村飛鳥小字古池に所在する飛鳥池は、近世につくられた溜池で、そこに1991年(平成3年)に産業廃棄物を埋める計画が持ち上がり、1996年(平成8年)予定が変更され、「万葉ミュージアム」を建設することになり、1997年(平成9年)から三カ年にわたる発掘調査が実施され、その結果、天武朝の大規模な官営工房遺構が検出された。 複合的な工房群が発見された飛鳥池工房遺跡では、1998年(平成10年)に「富本銭」の鋳造が確認された。鋳型やバリ銭、鋳棹などが出土している。2001年(平成13年)に国の史跡に指定された。
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