車両別概要とは? わかりやすく解説

車両別概要

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/05 03:01 UTC 版)

JR東日本E655系電車」の記事における「車両別概要」の解説

1号車:クロE654-101Tsc'-100定員22名の制御車床下ディーゼル発電機を2基搭載し電源車としての機能有する。この車両のみ客用出入口がない。運転台のほか、洋式トイレ男子小用トイレ洗面所が各1か所設置されている。 2号車:モロE655-101(M1s-100) 定員32名の電動車床下主変圧器主変換装置搭載する屋根上にシングルアーム式の主パンタグラフ(前位(ユニット外側設置)と予備パンタグラフ(後位(ユニット内側)設置)を各1基搭載し中央本線身延線などにある狭小トンネル区間への入線にも考慮し屋根の高さはパンタグラフ搭載車よりも低くされている。後位寄り洋式トイレ男子小用トイレ洗面所が各1か所設置されている。 3号車:モロE654-101(M2s-100) 定員9名の電動車床下主変換装置電車として自力走行する際のサービス機器類の電源である静止形インバータSIV)、電動空気圧縮機CP)を搭載する。他の「ハイグレード車両」の座席が布張りであるのに対し本車両のみ本革張りとなっている。後位寄り個室型のVIPとなっているほか、VIP専用身体障害者対応トイレ専用パウダールームを、車両中央部にはギャレー給仕室)、多目的スペース設置されている。VIP室にはソファ(4人分)とテーブルテレビなど配置されている。 特別車両:E655-1TR特別車両として皇族国賓利用する際のみ、3号車4号車の間に連結される定員18名の付随車。「サイ」「サロ」などの記号付されていない3号車寄り車端に出入台があり、次室特別室<御座所>、休憩室<御休憩室>、トイレ<御厠>と続く(< >内は1号御料車の名称)。特別室は、壁・天井テーブル大分県産の高級材を用いた内装柄の絹織物張ったソファ設け、床には9種類伝統文様配した手織り絨毯敷いている。特別室の窓の天地寸法は950 mmと他の箇所より大きく中央部の窓は幅2,200 mm電動昇降となっている。1号御料車設けられていた御化粧室機能休憩室統合されベッドにもなるソファ三面鏡付き化粧台設置している。外装特別室窓下に金帯がなく、広幅窓下中央菊の御紋取り付けるための窪みがある。空調装置床下集中式のAU303形で、屋根上には休憩室付近アンテナ2本(用途公表)以外に何もない車両番号妻面標記されている。付随車ながら空車重量は40.5 tある。 E257系E653系E657系組み込んで走行することも可能な構造になっており、各車両使用した試運転行なわれている。 4号車:モロE655-201(M1s-200) 定員27名の電動車2号車同じく床下主変圧器主変換装置を、屋根上に主パンタグラフ予備パンタグラフを1基ずつ搭載しており、屋根高さも低くされている。車内後位寄りギャレー給仕室)と多目的スペース設置されている。 5号車:クモロE654-101(M2sc-100) 定員17名の制御電動車床下主変換装置SIVCP搭載する運転台のほか、身体障害者対応トイレ男子小用トイレ多目的室車椅子対応座席設置されている。 1号車:クロE654-101 2号車:モロE655-101 3号車:モロE654-101 特別車両:E655-1 4号車:モロE655-201 5号車:クモロE654-101

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車両別概要

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/20 15:49 UTC 版)

相鉄3000系電車」の記事における「車両別概要」の解説

モハ3001 - 3003・3006、クハ3501 - 3503モハ3006とクハ3503は同一車両) 元は東京急行電鉄大東急)が小田原線向けに割り当て受けた63系払い下げ車の1800形である。このうちデハ1803-クハ1853 - デハ1808-クハ1858の2両編成6本が厚木線東急委託時代二俣川駅 - 海老名駅間用として転属してきた。1947年昭和22年)の委託解除により、そのうち1806 - 1856から1808 - 1858までの3本東急時代同一車両番号相鉄譲渡された。これらは1951年昭和26年)にモハ3001 - クハ3501からモハ3003 - クハ3503までの車両番号改められた。また、モハ3001 - 3003に関して昭和20年代後半当初装備していた128kW級の主電動機モワ1形およびED10形に転用して、100kW級の主電動機換装された。後述様にのちに再び主電動機の換装が行われ、最終的には142kW級の東洋電機製造製TDK-544-1/Aを搭載した1960年昭和35年)には2両編成3000系3両編成化するにあたり、3503を電装方向転換しモハ3006とした。1964年昭和39年)から1965年昭和40年)にかけて機器台枠流用して3010系に更新され車両番号は原番号+10とされた。 モハ3004 元はモハ1300形1300・1303 - 1306と同時に払い下げ受けた20m級の戦災焼失国電で、種車モハ60形である。1949年昭和24年)に本田工業所で車体修理しモハ1300形の続番である1307として復旧した種車の関係で側面63系払い下げ車と異なり片側3扉である。1951年改番モハ3004となったが、1965年の3010系への更新の際には機器のみがモハ3014に流用され、車体台枠解体された。 モハ3005 元は国鉄サハ48形事故廃車車体払い下げ受けたのである1953年昭和28年)に浦田車両側面3扉化・電装化・両運転台化の工事を受け、モハ3005となった。この車両1966年昭和41年)の3010系への更新の際には機器のみがモハ3015に流用されている。 クハ3504 元は3001 - 3003・3501 - 3503と同じ63系だが、事故廃車となったモハ63056の車体1952年昭和27年)にカテツ交通復旧したのである復旧際し前面切妻から曲線雨樋のある平妻にされている。また、当初よりベンチレーター形状63系標準グローブではなくガーランド型とされ、側面窓は2段であった1965年に3010系に更新されクハ3513となった

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車両別概要

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/17 03:53 UTC 版)

近鉄21000系電車」の記事における「車両別概要」の解説

モ21100形(Mc) 定員48名のレギュラーカー連結寄り端部喫煙コーナー設置されている。この部分は元客室座席4脚分(8名分)が撤去された。喫煙コーナー屋根上には21020系同形空調装置設置され客室空調分離した空調機器新設部分パンタグラフが1基撤去された。 モ21200形(M) 定員54名のレギュラーカー大阪寄り端部21020系準じた車椅子対応兼多目的型ベビーベッド設置)のトイレ洗面室男性トイレ設置された。また、乗降扉も折戸から幅広プラグドア変更され車椅子利用者に配慮したデッキ客室連絡する扉は両開き式となり、デッキ寄り座席左右1脚タイプで、これも車椅子対応とした。名古屋寄り端部車内販売準備室または控室撤去して客室となった。この変更によって側窓は両側小窓となった定員は4名減となった化粧室部分側板には「Urban Liner plus」のロゴタイプ貼り付けられた。 モ21304形(M) 定員56名のレギュラーカー名古屋寄り和式トイレ洋式化し併せて女性専用トイレ別に設置した。これによって座席1列分(4名分)が撤去された。男性小用トイレ残されている。名古屋寄りパンタグラフ1基は撤去された。 モ21404形(M) 定員56名のレギュラーカー大阪寄り端部喫煙コーナー設置した名古屋寄り端部車内販売基地業務用引戸撤去のうえ座席2列(8名分)を増設し自動販売機および公衆電話設置した簡易運転台電話の裏側にある。 モ21700形(Mc) 定員56名のレギュラーカー正規運転台を持つ増結車両。更新前と比べて座席以外の変化少なく定員変化はない。 モ21800形(Mc) 定員52名のレギュラーカー正規運転台を持つ増結車両。大阪寄り端部デッキ併設する形で喫煙コーナー設置された。また、名古屋寄り車内販売準備室業務用ドア撤去して客室拡充した。 モ21500形(M) 定員56名のレギュラーカーデラックスシートレギュラーシート置き換えデッキマガジンラック撤去のうえ、男性トイレ新設した。外観上の目だった変化はない。パンタグラフも2基のままであるモ21600形(Mc) 定員36名のデラックスカー大阪寄り端部喫煙コーナー設置された。車端部公衆電話モ21404形移設されたが、小部屋自体そのまま残されている。座席は2列分が撤去された。

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