空気調和設備
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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/09/23 05:10 UTC 版)
空気調和設備(くうきちょうわせつび)は、空気調和(温度・湿度・空気清浄度などの室内環境の調整)をするための建築設備である。一般に、空調設備(くうちょうせつび)と呼ばれ、さらに人に対しての空気調和を保健空調(対人空調)、物品に対しては、産業(プロセス)空調と呼ばれる。
- 1 空気調和設備とは
- 2 空気調和設備の概要
- 3 熱輸送方式による分類
- 4 構成要素
空調機器
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/16 22:45 UTC 版)
エア・コンディショナー - 静岡製作所にて製造、「霧ヶ峰」の愛称で知られる。毎年パナソニック、ダイキン工業とトップシェア争いを展開している。萩本欽一や小泉今日子、西田ひかる、藤原紀香などの有名なタレントがCM出演していたことから知名度が上がり、さらに「ムーブアイ」などが搭載されCMには宮里藍が出演したことで一層知名度が上がった。霧ヶ峰は長野県に実在する地名であるが、知らない人も多く、広告に一役買ったということで、長野県諏訪市からは、同社に感謝状が送られた。三菱電機のルームエアコン第1号機は1954年に発売を開始したが、「霧ヶ峰」という愛称が付いたのは1967年からで、当時は壁掛けセパレート形エアコンのみを指す名称だった。床置形は「志賀」「上高地」、窓用が「軽井沢」という愛称が付いていた。ラインフローファンや上吸い込み下吹き出し方式など他社製品にも採用されている技術のうち、三菱電機が初めて採用したものも少なくない。なお、床置形に関しては後に「霧ヶ峰」のラインナップに移行して復活しており、住宅設備用のKシリーズと「ズバ暖霧ヶ峰」HKシリーズの2種類がある。 1988年からの「霧ヶ峰」に代わるエアコンの愛称として「エオリア」を検討していたが、既に松下電器産業(現:パナソニック)によって商標登録されていたため使用できなかった。他の愛称への変更も検討されたが費用対効果の問題があると判断し、そのまま「霧ヶ峰」を採用し続けている。 「霧ヶ峰」は一般用のほかに、住宅設備用もラインナップしているほか、寒冷地向けに暖房能力を強化した「ズバ暖霧ヶ峰」もラインナップする(ズバ暖霧ヶ峰は壁掛形・床置形・住宅設備用1方向天井カセット形の3形状があり、全部で6シリーズがある)特に、ZシリーズはLDKやワイドリビングなどの広い部屋や高天井・西向き窓・ハイサッシ・最上階など実際の畳数以上の能力が必要な部屋に対応できるように大容量サイズを強化しており、2013年モデルでは他社に先駆けて冷房能力8.0kWタイプ(26畳用)を新設し、2014年モデルでは家庭用ルームエアコンで初の冷房能力9.0kWタイプ(29畳用、MSZ-ZW904S/ZXV904S)を新設した(なお、大容量化することで、室外機が1台で済み、ブレーカー容量を抑えられるメリットもある)。 2015年度モデルでは、一般用Lシリーズ(Wシリーズ後継)と住宅設備用BXVシリーズにおいて、天井面とのスペースが狭い場合でも効率よく空気を吸い込み、カーテンレールの奥行寸法も考慮されたフラップ位置によって風路設計を最適化したことで、幅寸法799mm・高さ寸法250mmを実現し、最上位シリーズのZシリーズと同一デザインとしたコンパクトサイズの室内機を開発した。 2016年度モデルは新シリーズを立ち上げ、2015年10月には「霧ヶ峰ADVANCE」FZシリーズ、2016年3月には「霧ヶ峰Style」FLシリーズを順次発売した。「霧ヶ峰ADVANCE」FZシリーズはファンを半世紀ぶりに一新し、高効率プロペラファンに静翼部を組み合わせたファンを左右2ヶ所に配置することで左右独立駆動を可能にした、家庭用エアコン室内機では世界初の「パーソナルツインフロー」を搭載し、熱交換器もW字型に配置することで搭載量をアップしたLDK向け新世代モデル。「霧ヶ峰Style」FLシリーズは上下に二分割された横長の正面形状と奥行の対比を強調し、透明パネルの裏面から塗装してヘアライン加工を施した室外機を採用し、カラーは白系のパウダースノウに加え、エアコンでは珍しい赤系のボルドーレッドの2色展開とし、リモコンも室内機と同色のヘアライン柄「スタイリッシュリモコン」を採用。最上位モデルのZシリーズ同様に「匠フラップ」や「ムーヴアイ極(きわみ)」を搭載するが、「匠フラップ」は正面から吹出し口が見えない格納式フラップ構造を、「ムーヴアイ極」は運転停止時に本体ボディへ格納する構造を採用。「はずせるボディ」も運転停止中にリモコン操作でフラップが自動で開く「お掃除アシスト」を追加し、デザインと機能・性能を両立したスタイリッシュモデルである。 ルームエアコンは2015年度モデルから新ロゴマークとなっている。 換気扇 - 中津川製作所にて製造、日本国内最大シェア。小口径パイプファンから大規模施設用までをラインアップしている。 衣類乾燥除湿機 - 三菱電機ホーム機器:「霧ヶ峰」のセンサー技術を応用し、洗濯物の位置と量を見分ける独自の「部屋干し3Dムーブアイ」搭載モデル(MJ-100LX/120LX)と家庭用除湿機でトップクラスの約18L/日(60Hz時)を実現したハイパワータイプ(MJ-180LX)の3機種をラインナップしている。衣類乾燥除湿機は2014年モデルのJX品番から新ロゴマークに変更。全機種国内生産である。
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