製織とは? わかりやすく解説

せい‐しょく【製織】

読み方:せいしょく

機械織物織り上げること。


製織

読み方:せいしょく
分類:加工

畳表を織ること。

紡績

(製織 から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/07/31 20:55 UTC 版)

紡績(ぼうせき、: spinning)とは、(比較的短い)繊維の状態にすること。たとえば綿花羊毛蚕糸の「屑」、化学繊維のステープルなど、比較的短い繊維から糸を作ること[1]。大和言葉では「つむぎ」とも。


  1. ^ 平凡社『百科事典マイペディア』「紡績」
  2. ^ う・む【▽績む】
  3. ^ 績む、ってなあに?
  4. ^ 引く・繰る・紡ぐ・績む
  5. ^ 化学繊維の用語集 | よくわかる化学せんい | 日本化学繊維協会(化繊協会)”. 日本化学繊維協会(化繊協会)/Japan Chemical Fibers Association(JCFA). 2017年11月1日閲覧。
  6. ^ Barber, Women's Work, 42-45.
  7. ^ a b c Watson, Textiles and Clothing, p. 3-14
  8. ^ 現代物理学用語で言うと、慣性モーメントが増した、ということである。
  9. ^ Barber, Women's Work, 37.
  10. ^ ロータ式オープンエンド精紡機”. 日本機械工学学会. 2023年7月31日閲覧。
  11. ^ (世界) ITMF、紡績関連の統計を発表”. 日本化学繊維学会 (2021年4月20日). 2023年7月31日閲覧。


「紡績」の続きの解説一覧

製織

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/12 10:46 UTC 版)

藤織り」の記事における「製織」の解説

平織 ……反物にされる、いわゆる藤布は、多く平織である。代表的な産地に、京都府宮津市の上世屋地区丹後藤織り)がある。 もじ織 ……明治時代中頃まで、漁網としてさかんに製織された。代表的な産地に、鳥取県及び島根県出雲藤布習俗)がある。なお、佐賀県では秋月藩士族授産盛んに製織された。 藤織り工程一部地域の例)手順丹後藤織り現代出雲藤布習俗山形県関川福島県相馬地方東京都奥多摩地方神奈川県藤野町愛知県津具村滋賀県湖西地方長野県清内路村長野県安曇村開田村長野県南信濃村上村1.採集3~4月と秋 採集3~4月 採集3~4月 採集 採集 採集4~5月 採集 採集4月中旬 採集4~5月 採集 採集4月 2.皮剥皮剥皮剥皮剥皮剥皮剥皮剥水浸後、皮剥皮剥皮剥皮剥ぎ 3.乾燥 乾燥 乾燥乾燥数日陰干し) - 乾燥 乾燥 - - - 4.水浸 水浸 水浸 水浸(4~5日水浸一晩水浸(1~2カ月) - - - - - 5.木灰石灰入れ4時煮沸(pH14度) 木灰入れて煮沸 木灰入れて煮沸 木灰入れて煮沸 木灰入れて煮沸 木灰入れて煮沸 木灰入れて煮沸 木灰入れる 灰を入れて煮沸 木灰で煮る 木灰半日煮る 6.水洗後、川で扱ぐ水洗 水洗 水洗 水洗 水洗 水洗 水洗 水洗 水洗 水洗 使用道具コウバシ(シノベタケ製)-----コキバシ煤竹製)コキバシ-おかき板包丁竹べら7.米糠入れた50の湯につける。 米のとぎ汁揉みほぐす米糠入れて煮沸 米糠入れて煮沸 米糠入れた湯に浸し、はたく。 - 米糠をかけて揉む。 米のとぎ汁1日浸ける。 - - - 8.乾燥 乾燥 乾燥 乾燥 - - 乾燥 乾燥 日蔭乾燥 - - 9.積み 積み 積み 積み 積み 積み 積み 積み 灰を手に付けながら撚り玉結びで繋ぐ。 - 積み 10.糸車撚る 撚る 撚る 撚る 紡錘駒と千代木撚る 撚る 撚る 撚る 糸車撚る糸車撚る 11- - - - - - - - 染色 - - 12.整経 整経 整経 整経 整経 整経 整経 整経 整経 経糸は麻を使用 整経 13.そば粉くず米混ぜた糊をつけながら、織る。 織る 織る 織る 織る 織る 織る 織る 織る 織る 織る 14.- 染色衣類のみ) - - - - - - - - - (-は他と比較して工程省略、または記録欠如である。以下の写真記録は、「丹後藤織り」の作業工程である。) 1.乾燥させて保管しておいた中皮を、浸ける。 2.を吸わせた中皮に、たっぷりと木灰石灰混ぜる。灰はあらかじめふるいにかけ、不純物取り除いておく。 3.アクダキ準備。アクダキ中に鍋をかき混ぜたり、藤蔓ひっくり返したりするために用い藤蔓ナベシキという)を曲げ入れる。 4.沸騰させた浸るくらいの灰汁4時間煮る。途中で一度上下返す。(アクダキ) 5.アクダキ直後中皮アルカリ度高くなっているので、しっかり水洗いをする。 6.水洗い後の中皮を、川の流れ晒しながらよく扱く。(フジコキ) 7.米ぬか溶いた湯に、藤蔓くぐらせることで、糸のあたりが柔らかくなる。(ノシイレ) 8.ノシイレ後の藤蔓。よく見ると、米ぬか付着している。 9.ノシイレ後の乾燥。(湿気がわずかでも残っていると、保管中にカビが生える。) 10.繊維2本の先端2つ裂き重ねて撚る結び目作らず繊維を繋ぐ手法。(フジウミ) 11.フジウミした糸(ヨリカケ前)。 12.強度上げるため、糸車撚りをかける。(ヨリカケ) 13.ヨリカケされた糸(糸の完成品)。 14.ヘバタ前の糸の準備である枠取り。 15.枠取りした糸が絡まないように1本ずつ輪に通して誘引する。 16.誘引した糸をまとめて整経巻いていき、長さ本数揃える。(ヘバタ) 16(2).整経(ヘバタ)中のアゼトリ。タテ糸の上、下と交互になるように畦を取りまっすぐなるように引き揃える作業整経に糸を巻く作業1周ごとに行う。 16(3).ヘバタ(この写真では、12本の糸を1周5メートル整経台に25巻き300本の経糸揃え作業行っている。) 17.巻き終えた糸の一カ所を切断する。「丹後藤織り保存会」では伝承者包丁用いていたため、そのやり方踏襲している。 18.整経巻き終えた糸をばらばらにならないように紐で硬く縛って1カ所を切断し巻き取りながらから外す。 19.機上げ。(ハタニオワセル) 19(2).経糸強く引きながら機にセットしていく。(ハタニオワセル) 19(3).薄く割った竹を挟みながら機に巻き取る。(ハタニオワセル) 20.綜絖の綜目に経糸を通す。(ハタニオワセル) 20(2).綜絖の綜目に経糸を通す。(ハタニオワセル) 21.ハタオリ藤織りの製織) 21(2).ハタオリ藤織りの製織)。

※この「製織」の解説は、「藤織り」の解説の一部です。
「製織」を含む「藤織り」の記事については、「藤織り」の概要を参照ください。

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製織

出典:『Wiktionary』 (2021/08/14 01:25 UTC 版)

名詞

せいしょく

  1. 織物製造すること。

関連語

発音(?)

せ↗ーしょく

翻訳


「製織」の例文・使い方・用例・文例

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