検索表とは? わかりやすく解説

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検索表

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/06/16 02:11 UTC 版)

検索表(けんさくひょう、:identification key)とは、生物の種などの分類群を同定する際に補助とするためのもので、普通は文章で示される二者択一の選択肢を選んで行けば、分類群を特定できるようになっている。英語では(Identification) Keyというが、未知や神秘を暴いたり説明したりするものに対してと言うことが生物学で流用されたものとされる。





検索表

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/15 10:22 UTC 版)

タニワタリノキ連」の記事における「検索表」の解説

最初に Ridsdale & Bakhuizen van den Brink (1975:543–544) における検索表のうち一部を、次いで Ridsdale (1978:320323) における検索表の全体を示す。見ての通りいずれもコリン・リズデイルが設定携わったのであるが、それぞれ対象とする属や地域範囲差異があるため、2種類の検索表を個別に示すこととする。 Ridsdale & Bakhuizen van den Brink (1975): アフリカおよびマダガスカルタニワタリノキ連他地域の種に関して考慮入れられている)。ただしこの時ヤマタマガサ属(Cephalanthus)・ミトラガイナ属Mitragyna)・カギカズラ属(Uncaria)の3属とそれ以外のもの(リズデイルのいう「狭義タニワタリノキ連」)とを区別する措置取られている。またこの時点ではヨヒンベノキ属Corynanthe; シノニム: Pausinystalia)はタニワタリノキ連には含まれていなかった。 1.1a. 2つ胎座隔壁様々な接し方をする; 上部3分の1接している場合は2本の短い上向きの腕と長い下向きの足でY字形となっているか、あるいは小さく短い倒卵状の突起である; 中間隔壁接している場合中央結合のある円盤状か、あるいは偏長形からわずかに2裂し枝分かれがない; 胎座の色は淡色である; 胎座ごとの胚珠種子下垂する(こちらの方が優勢)か、あるいは全方向にだだ広がり決し胎座全長沿って上向き重なり合う鱗状とはならない。小果が花托上で結合せず内果皮が下から上に向かって裂けるか、あるいは緩く結合して裂開性か、あるいは複数の子房と複数の小果が融合して疑似的な)集合果となる。花冠裂片が鱗状重なり合うアジアマレー群島区系では重なり合わないものもある)。……3. へ 1b. 2つ胎座隔壁に沿着するか、あるいは上部3分の1接し長く下垂し厚く暗褐色から黒色; 胎座ごとの胚珠種子胎座全体沿って上向き鱗状重なり合う。小果は花托上で結合せず果実内果皮は上から下に向かって裂ける。花冠裂片は互いに重ならずに接し合う敷石状である。……2. へ 2.2a. つる性で、短い花軸鉤爪となり、種子が翼(よく)つきで長い尾を有し、尾の一つ2つ分かれる。…… カギカズラ属 2b. 高木性で、短い花軸鉤爪とはならない; 種子に翼(よく)はあるが尾は長くなく、尾の一つには時に浅く刻み目がつく。…… ミトラガイナ属 3.3a. 胚珠単一で、珠柄しゅへい)によく発達した仮種皮見られる。…… Cephalanthus natalensis 3b. 胚珠単一から多数で、仮種皮存在しない。……「狭義タニワタリノキ連」 Ridsdale (1978): 全世界の「狭義タニワタリノキ連」 (Razafimandimbison & Bremer (2002) からヤマタマガサ属・ミトラガイナ属カギカズラ属・ヨヒンベノキ属除いたもの)。一部の属に関して今日では受容されていないものや、受容されていても構成種内訳今日受容されているものとは異なるものがある為、その都度注釈詳細な説明を行うこととする。 1.1a. 筒(英語版)や小果の集合癒合ていない参照: 右側果実の図、下段)。…… 8. へ 1b. 筒や小果の集合最初から癒合集合果となる(参照: 右側果実の図、上段2つ)か、花や若い果実段階癒合するか、もしくは結合して疑似的集合果為す参照: 右側果実の図、上段右2つおよび中段)。…… 2. へ 2.2a. 頭状花が必ず頂生する; 柱頭紡錘形あるいは球形である。大陸アフリカ大陸アジアマレー群島区系分布する。…… 4. へ 2b. 頭状花は必ず側生である; 柱頭棍棒形から球形である。マダガスカル分布。…… 3. へ 3.3a. 頂生生長円錐状である。頭状花強く結合する托葉囲まれ托葉帽子様で横周裂開性である。…… #Breonia属 3b. 頂生生長強く扁平である。頭状花緩く伏した卵形のような托葉囲まれ托葉は後に分離する。…… Breonia decaryana 4.4a. 頭状花あるいは若い果実序が擬似的集合果となり、子房壁隣接する節ではっきりと認められる柱頭紡錘形となる(Ochreinauclea属の場合)か球形となる。種子が翼(よく)つきで、時に長い尾が見られる。…… 7. へ 4b. 頭状花果実序は真正融合した集合果となるか、見かけそのようになり(Ochreinauclea属の場合)、子房壁隣接する節でははっきりとは認められない柱頭紡錘形である。種子は卵状から楕円状で、翼(よく)はついているものとそうでないものとがあり、長い尾は決し見られない。…… 5. へ 5.5a. 頂生生長角錐状から幾ばくか扁平である。托葉デルタ字(Δ)状か短く鈍角で、準宿存性である。胎座隔壁中心につき(右図参照)、幾ばくか円盤状である。アフリカ分布する。…… ナウクレア・ラティフォリア(Nauclea latifolia)およびシボ(Neuclea pobeguinii) 5b. 頂生生長扁平か、円錐状から角錐状(ただしこの場合アフリカには分布せず)である。托葉卵形楕円形もしくは倒卵形はたまた幾ばくか細く3角形アフリカには見られない)、脱落性か準宿存性である。胎座右図参照)は隔壁の上3分の1につき、Y字形か、あるいは隔壁中心に付き心臓形であるがアフリカには分布しない。大陸アジアマレー群島区系アフリカ分布する。…… 6. へ 6.6a. 頂生生長扁平で、まれに幾分か細く3角形強く竜骨状となり、見かけ幾ばくか円錐状となり、この場合托葉濃く細軟毛が見られる托葉においては伏しており、(細く楕円形から倒卵形、まれに幾ばくか細く3角形で、無毛から濃く細軟毛つきで、竜骨状となるものやならないものがあり、ふつう脱落性である。萼片短く鈍角かへら形で、宿存性である。種子は卵状から楕円状で、時にわずかに偏平で、翼(よく)はない。大陸アフリカ大陸アジアマレー群島区系分布。…… ナウクレア属 6b. 頂生生長円錐状から角錐状である。托葉において半跨状で、細く3角形から偏長形、無毛で、竜骨状にはならない萼片は偏長-3角状で、宿存性である。種子は翼(よく)を持つ。大陸アジアマレー群島区系分布。…… #Ochreinauclea属 7.7a. 頂生生長円錐状から角錐状である。托葉において半跨状で、細3角形から偏長形である。萼片が偏長形-3角状で、宿存性である。柱頭紡錘形である。胎座心臓形で、隔壁中心についている種子が翼(よく)を持つが長い尾は見られない。…… #Ochreinauclea属 7b. 頂生生長扁平托葉において伏しており、楕円形から卵形-偏長形(-披針形)である。萼片には棍棒形から倒円錐形脱落性先端部分認められる柱頭球形である。胎座小さな倒卵状の突起隔壁の上3分の1ついている種子は翼(よく)を持ち腹面の翼(よく)は長い尾つきで、最短でも中央部分長さの5倍はある。…… #Myrmeconauclea属 8.8a. 柱頭球形か倒卵状から(倒卵-)棍棒形(まれに幾分3角状)で、時に尾根がある。胎座右図参照)は短い倒卵状の突起隔壁の上3分の1ついている種子扁平で、3角の突起があるか翼(よく)があり、時に長い尾が見られる。…… 11. へ 8b. 柱頭紡錘形である。胎座右図参照)は心臓形から線-偏長形からわずかに2裂し、隔壁中心に接するか沿着する; あるいは胎座は「┤」の形かY字状で隔壁の上3分の1ついている種子は卵状から楕円状、3角状あるいは扁平で翼(よく)つきである。…… 9. へ 9.9a. 胎座心臓形であり、細いにより隔壁中心についている筒や小果が擬似的集合果形成し、小果は落ちた果実では分裂している。種子扁平で、翼(よく)つきである。大陸アジアおよびマレー群島区系分布。…… #Ochreinauclea属 9b. 胎座線形-偏長形からわずかに2裂し隔壁中心部に沿着するアフリカ産、あるいは胎座は「┤」の形かY字形隔壁の上3分の1接すアジアもしくはマレー群島区系産である。小果は非裂開性である。種子は卵状から楕円状あるいは3角状で、翼(よく)はない。…… 10. へ 10.10a. 頂生生長円錐状; 托葉においては半跨状で、細3角形である。子房の上部が4室で洞があり、白く軟骨質構造を持つ(右の胎座図版の上段を参照); あるいは子房は2室で全体わたって4つ固形ガラス質構造を持つ。大陸アジアおよびマレー群島区系分布。…… #クビナガタマバナノキ属 10b. 頂生生長扁平; 托葉においては伏しており、卵形である。子房は2室で、太くなった構造物持たないアフリカ分布。…… Nauclea nyasica 11.11a. 頭状花絶対に側生であるか、側生優勢であり、時に短め若枝上に頂生する。…… 23. へ 11b. 頭状花絶対に頂生である。…… 12. へ 12.12a. 花同士の間に小存在する。…… 16. へ 12b. 花同士の間に小存在しない。…… 13. へ 13.13a. 頂生生長強く扁平である; 托葉楕円形から卵倒形である。…… 15. へ 13b. 頂生生長円錐状である; 托葉は細3角形から長披針形である。…… 14. へ 14.14a. 頭状花がふつう6個以上; 複数直径(3-)5-8複数花冠直径10-15ミリメートル柱頭縦方向尾根つきで、必ず大量花粉覆われる萼片楕円-披針形から剣状もしくはへら状となり、先端部分脱落性あるいは半宿存性で、若い頭状花の際は未熟な花冠よりも短い。ボルネオフィリピン分布。…… #Ludekia属 14b. 頭状花1-3(-5)個; 複数直径は8ミリメートル超え複数花冠直径15ミリメートル超える柱頭平滑で、さほど大量花粉覆われてはいない。萼片ははっきり膨れた倒3角状からへら状もしくは幾ばくか棍棒状で先端部分脱落性、若い頭状花の際は未熟な花冠よりも長く花冠覆い隠すニューギニアモルッカ諸島分布。…… #マルバハナダマ属 15.15a. 筒や小果が絶対に癒合しない。種子腹面の翼(よく)が中央部分長さの3倍以下である。低木高木で、時に流水生育する。…… #マルバハナダマ属 15b. 筒は癒合せず、若い果実段階緩く合着しだして疑似的集合果形成し熟した小果は互いを繋ぐ繊維腐敗により分離していく。種子腹面の翼(よく)は中央部分長さの5倍を超える大半流水生育し時に高木性である。…… Myrmeconauclea属 16.16a. 花同士の間の小糸状から糸-棍棒形からへら形である。…… 18. へ 16b. 花同士の間の小円錐状、光沢があり、無毛である。…… 17. へ 17.17a. 萼片長い倒3角状からへら状もしくは幾ばくか棍棒形の脱落性先端部分を持つ。スリランカには分布しない。…… #マルバハナダマ属 17b. 萼片楕円-偏長形で、脱落性先端部分持たないスリランカ分布。…… #Diyaminauclea属 18.18a. 頂生生長強く扁平はならず角錐状から円錐状となるか、あるいは曖昧な形となり、托葉緩く囲われる(ヘツカニガキには見られない)。托葉全縁浅く刻み目つきから深く2裂となる。花冠裂片が重なり合わない敷石状で、時に先端が(半)鱗状となって重なり合う。…… 20. へ 18b. 頂生生長強く扁平となる。托葉全縁花冠裂片は重なり合う鱗状重なり合わない敷石状で、先端部分的に重なり合う鱗状である。…… 19. へ 19.19a. 萼片極めて短く鈍角である。花冠裂片が重なり合う鱗状である。北東インドビルマ分布。…… #Khasiaclunea属 19b. 萼片楕円-偏長形。花冠裂片は重なり合わない敷石状であるが、先端部分的に重なり合う鱗状である。モルッカ諸島分布。…… Adina fagifolia (Teijsm. & Binn. ex Havil.) Valeton ex Merr. 20.20a. 頂生生長曖昧な形で、緩く托葉囲われる。托葉長さ3分の2超えて深く2裂する。頭状花単一で、まれに7個以下のものもあり、単密錐花序様となる。胚珠が各室につき4個以下である。…… タニワタリノキ属 20b. 頂生生長は(知られている限りでは)角錐状から円錐状。托葉デルタ字状から細3角形か偏長形、時に先端に浅い刻み目見られる花序多数頭状花持ち概して7個よりも多い。胚珠は各室につき4-12個。…… 21. へ 21.21a. 萼片短く鈍角で、濃く柔毛生える。花冠筒にも濃く軟毛が生える。頭状花(1-)3-9(-13)個で、花の側軸が分枝しない。日本台湾中国横断してビルマタイ北東部分布する。…… ヘツカニガキ 21b. 萼片デルタ字状から楕円-偏長形、長柔毛はさほど濃く生えない花冠筒の軟毛もさほど濃くはなく、まれに粗粉のように軟毛が生えるものもあるが、その場分布タイ半島部、モルッカ諸島ニューギニアである。…… 22. へ 22.22a. 頭状花多数つき、概して10個以上で、花の側軸は分枝し数個頭状花をつける。…… Adina trichotoma (Zoll. & Moritzi) Benth. & Hook.f. ex B.D.Jacks. 22b. 頭状花は1(-3)個である。…… Adina eurhyncha (Miq.) Å.Krüger & Löfstrand、A. metcalfii Merr. ex H.L.Li、A. malaccensis (Ridsdale) Å.Krüger & Löfstrand、A. multifolia Havil. 23.23a. 花同士の間に小存在する。…… 24. へ 23b. 花同士の間に小存在しない。…… 27. へ 24.24a. が、少なくとも複数主軸にあるものは3あるいは4の輪生となる。大陸アフリカマダガスカル分布。…… Breonadia属 24b. 全て対となる。大陸アジアマレー群島区系分布。…… 25. へ 25.25a. 頂生生長扁平托葉全縁、軟毛、竜骨状、においては伏す大陸アジア分布。…… ハルドゥ 25b. 頂生生長扁平はならず円錐状か曖昧な形状であり、緩く托葉囲われる。托葉においては半跨状で全縁あるいは2裂、多かれ少なかれにおいては互いに離れている。大陸アジアおよびマレー群島区系分布。…… 26. へ 26.26a. 頂生生長緩く托葉囲われる。托葉深く2裂し、幾ばくか宿存性で、においては多かれ少なかれ互いに離れている。胚珠が各室につき4個以下である。…… タニワタリノキ属 26b. 頂生生長円錐状。托葉半跨状で、上部3分の1時に糸状に2裂するか全縁胚珠(2-)4-10個である。…… Adina eurhyncha (Miq.) Å.Krüger & Löfstrand、A. metcalfii Merr. ex H.L.Li、A. malaccensis (Ridsdale) Å.Krüger & Löfstrand、A. multifolia Havil. 27.27a. 頂生生長円錐状であり、superobvoluteな托葉を伴う…… Gyrostipula属 27b. 頂生生長強く扁平であり、伏した托葉を伴う…… Janotia属

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検索表

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/08 02:10 UTC 版)

ミトラガイナ属」の記事における「検索表」の解説

以下は Ridsdale (1978a:5859) で設定された、本属構成種10種すべてを網羅した検索表である。リズデイルが扱った10はいずれキュー植物園データベース World Checklist of Selected Plant Families(Govaerts et al. (2021))において独立種として認められている。 1.1a. 花冠裂片に小さく頂生無毛付属物があり、外側毛深い直立し花冠筒からは突出しないか、突出したとしても部分的である。柱頭卵形-切形(せっけい)からほぼ球形で、表面全体わたって乳頭毛が見られるアフリカ産でHallea属に分類されことがある…… 8. へ 1b. 花冠裂片に付属物見られず、外側無毛である。直立あるいはだだ広がり花冠筒から顕著に突出する柱頭僧帽状から細長い形-棍棒形で、乳頭毛が見られるのは先端(ただし時に基部も)のみである。分布アフリカアジアマレー群島区系ニューギニアを含む]のいずれか。…… 2. へ 2.2a. 花同士の間の小筒の長さの2倍を超え、若い頭状花中の花冠や小果の集合よりも高い位置見られるアフリカ産。…… Mitragyna inermis 2b. 花同士の間の小筒の長さの2倍未満であり、若い頭状花中の花冠や小果の集合よりも相当低い位置見られる分布アジアマレー群島区系[ニューギニアを含む]…… 3. へ 3.3a. 萼片線形から線-へら状で、長さ1.5ミリメートル超える(#図版参照)。…… M. hirsuta 3b. 萼片鈍角から浅く波状縁、あるいは3角形で、長さ1.5ミリメートル以下である…… 4. へ 4.4a. が長管状長さ2.5ミリメートル超え実った小果上にも残る宿存萼である。南インドおよびスリランカ分布。…… M. tubulosa 4b. は短管状あるいは漏斗状から鐘状長さ2.5ミリメートル未満で、早落性あるいはやや宿存性である…… 5. へ 5.5a. が花同士の間にある小の柄の中間の高さに位置し、若い頭状花では小隠れる。花冠管が最短でも花冠裂片の長さの2倍はあるか、ない場合側脈(9-)11-15となっている; 喉(開口部)が無毛あるいは有毛である。…… 6. へ 5b. は柄の中間よりも高い位置にあり、およそ花同士の間にある小先端部分の高さか、少し高いか、わずかに低く、若い頭状花では小隠れるか小の上突出する花冠管は必ず花冠裂片の2倍未満で、喉は有毛である。側脈5-10対である。…… 7. へ 6.6a. 花冠筒が最短でも花冠裂片の長さの2倍はあり、喉が無毛でまばらに毛が生えているものもあるがその場合に毛は突出しない。花同士の間の小密に細かく繊毛生えているか、あるいは無毛からまばらに繊毛生えている(インド北東部産、ビルマ産)ものの場合葉の形状が多様で、概して8×4センチメートル以下、側脈5-8対である。大陸アジア産。…… M. parvifolia 6b. 花冠筒は花冠裂片の2倍未満であり、喉は有毛で、毛は顕著に突出する。花同士の間の小無毛からまばらに繊毛生えている。卵形から楕円形で、概して8×4センチメートル超え側脈(9-)11-15対である。ビルマタイ栽培品)、マレー群島区系[ニューギニアを含む]に分布する…… アヘンボク (M. speciosa) 7.7a. 長さがほぼ筒の長さ等しい; 萼片がふつう花同士の間にある小先端部分よりも高い位置にあるため、若い頭状花中にははっきりと視認できる; 花同士の間にある小がふつう無毛で、繊毛見られるのは例外的な事例である。成熟した平均6-14×3-9センチメートルで、側脈中肋から(55-)60-75度の角度伸びるビルマタイラオスカンボジアベトナムマレー群島区系産。…… M. diversifolia 7b. 長さ筒の長さ半分にも満たない; 萼片は花同士の間にある小先端と同じ高さかわずかに低い位置にあり、若い頭状花では小隠れる; 花同士の間にある小は縁に繊毛見られる成熟した平均14-25×10-20センチメートルで、側脈中肋から35-60度の角度伸びるアッサムビルマアンダマン諸島タイラオスカンボジアベトナム雲南分布…… M. rotundifolia 8.8a. には明瞭に分かれた裂片がついており、萼片は細楕円形あるいは3角形長さ(1-)1.25-2ミリメートルである; 総苞がふつう存在する先端はふつう先鋭形である。…… M. rubrostipulata 8b. 幾分か杯状で、萼片基部まで明瞭に分かれておらず、切形から波状縁形、時に歯状からわずかにデルタ字(Δ)状である。先端はふつう円形である…… 9. へ 9.9a. 萼片が切形から波状縁形で、縁は無毛、花同士の間の小と同じ高さに位置するかあるいそれよりわずかに短めで、若芽中には視認できないにつく頭状花の数がふつう10未満である…… M. stipulosa 9b. 萼片は短い小歯状からわずかにデルタ字状で、縁に繊毛があり、花同士の間の小よりも高い位置にあり、若い頭状花中にははっきりと視認できる。につく頭状花の数はふつう10超える…… バイヤ (M. ledermannii)

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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/11/22 06:55 UTC 版)

同定」の記事における「検索表」の解説

検索表は、生物形質1つ1つ調べることで同定を行うための仕組みである。生物群をある形質違いによって2つグループ分け、さらにそれぞれのグループをまた別の違いによって2つグループ分けるという作業繰り返しでできたもので、形質1つ1つ調べて進んでいくことで同定することができる。しかし、専門家以外が検索表を用いるのは、現実には難しいことが多い。たとえば、ある部位が「大きい」か「小さい」かが判定基準になっているような場合その分類群のことをよく知ってなければ目の前にある標本が「大きい」のかどうか判断できない。この問題識別点の図を付すことで緩和できる。 また検索表は通常特定の上位分類群(たとえば科)の中の種を同定するように作られているため、上位分類群所属不明な何のかわからない)場合には使えない。さらに、出発点が一か所で、ある種にたどり着く経路1つしかないという検索表の構造的な問題もある。始めのうちに識別難し形質出てきた場合初心者それ以上に進むことができなくなってしまうのである進んでいったとしても、1度でも間違えると決し正し答え出せないため、独力で使いこなすのは困難である。 図鑑に検索表を併せて掲載した検索図鑑呼ばれるものも出版されている。

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