じゅう‐もう〔ジウ‐〕【柔毛】
読み方:じゅうもう
やわらかい毛。和毛(にこげ)。
柔毛
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/10 08:00 UTC 版)
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柔毛(じゅうもう)とは、小腸内壁の輪状ひだに存在する突起のこと。腸絨毛ともいう。柔毛の表面には更に小さな突起が無数に存在しており、これを微絨毛と言う。
俗に柔突起(じゅうとっき)とも呼ばれるが、これらは微絨毛を指す場合もある。中学校の教科書などでは、「柔毛」が採用されている。繊毛(せんもう)と混同しないよう注意。
腸絨毛参照のこと。
概要
栄養の効率を良くするため、小腸の表面積を増やす仕組み。大人一人あたり数百万~数千万存在すると言われる。
表面積を概算すると、平均的な体型の成人男性の場合でテニスコート一面とほぼ同じ面積になる。
柔毛(じゅうもう)は小腸内の突起だが、絨毛(じゅうもう)は、妊娠時に子宮内膜に胎児をくるむように存在する組織のことのようです。つまり、柔毛(じゅうもう)と絨毛(じゅうもう)は全く別のものである。
参考文献
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関連項目
外部リンク
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「柔毛」の例文・使い方・用例・文例
- 苔は、倒れた丸太や岩の上の繊細な緑の柔毛だと私は心の中で思う。
- 灰色の柔毛で覆われた耳と体毛を持つ、のろい尾のないオーストラリアの樹上に住む有袋類
- 体が白い柔毛に覆われたヨーロッパのガで、尾部には黄色い房がある
- 裂脚類の柔毛をもった肉食哺乳動物
- 水掻きと鈎爪のある足とこげ茶色の柔毛を持つ淡水肉食哺乳動物
- 華やかなこげ茶色の柔毛を持つ北アジアの森林にすむテン
- 爪の代わりに鈎爪を持つ、南米および中米の柔毛の小型ザル
- キツネ顔と長い柔毛の尾を持つ眼の大きな樹上性の原猿
- 黒と白と淡黄褐色の厚い絹のような柔毛を持つマダガスカル島産の尾の短い大型キツネザル
- 掌状に裂片のある柔毛質の葉と華やかな赤紫の花を持つ、本木のような多年生低木
- 植物の柔毛
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