日本版の沿革
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2004年(平成16年)4月8日 - KDDI「EZチャンネル」にて、初の天気チャンネル「ウェザーニュース」を配信開始した。このときは全国版のみ存在した。番組内の決め台詞「今日の『おはよう』の挨拶に添える天気の一言『おは天』は……」が、本コンテンツ名の由来である。スカパー・CATV向け動画番組にも自ら出演していた同社取締役の石橋知博と、現在も当番組の演出である村田泰謁が制作を手がけ、『予報士などが解説するのではなく、例えるなら近所のパン屋のお姉さんが天気を教えてくれるような親しみやすさで』(村田)という方向性から、大学4年生のインターン時に前述の動画番組に出演し、翌2000年にWNIに入社した田口裕美がキャスターを務めた。後にオーディションで第1期生が決定するまで、田口は毎日登場。以降も、2006年2月の2期生デビューまでキャスターを務めた。 7月 - さらに付加価値のある情報料有料チャンネルとして新たなスタートを切った。(実際には2004年8月末まで無料キャンペーンを実施したので、課金は2004年9月から) 2005年(平成17年)9月 - 「ウェザーニュース(全国版)」に加え、「ウェザーニュース(地域版)」が関東(東京/神奈川/千葉/埼玉/栃木/群馬/茨城)、中部(静岡/愛知/岐阜/三重/長野/山梨/石川/富山/福井/新潟)、近畿(大阪/兵庫/京都/奈良/和歌山/滋賀)の3エリアで展開されるようになった。このころ、2005年11月から出演するお天気キャスター公募制とするため、上記3地域から各2名ずつ募集した。 11月1日 - キャスター選考を通過した6名が第1期生として番組に出演を開始した。 11月7日 - JR東日本の山手線を走るE231系の車内モニターに表示されるコンテンツ「トレインチャンネル」で、関東版キャスターの顔が出るようになった。 2006年(平成18年)2月1日 - 1期生関東キャスターの長嶺加奈子が、番組内企画でサポーターから寄せられた詞を元に制作した楽曲を、東京・台場のライブハウス、ZEPP TOKYOにて披露。「100円ライブ」として、携帯各社公式サイトの有料加入者が入場できる(当時は105円コースのみだった)形式をとった。 2月14日 - 北日本版(北海道/青森/岩手/秋田/宮城/福島/山形)および西日本版(広島/岡山/山口/鳥取/島根/高知/愛媛/香川/徳島/福岡/佐賀/長崎/熊本/大分/宮崎/鹿児島/沖縄)の2エリアが創設され、第2期生は10名でデビューした。 6月1日 - 第3期生10名がデビューした。 9月4日 - 北日本版が北海道版と東北版に分割、また、西日本版が中国・四国版と九州・沖縄版に分割され、第4期生14名がデビューした。任期は2006年12月31日までで、この地域の枠組みは12期まで続いた。 9月21日 - 「EZチャンネルプラス」の情報バラエティ番組「EZ Today's ウォッチ プラス」にて、天気情報コーナー『おは天』を展開するようになった。「EZチャンネルプラス」では、「EZチャンネル」のように自分で受信したい地域の番組を登録するのではなく、その端末のある場所によってその地域の番組が自動的に配信されてくる仕組みとなった。 12月12日 - トレインチャンネルがJR新宿駅と渋谷駅の大型モニターでも流れるようになる。サービス開始セレモニーに関東版の宮島咲良キャスターとサポーターが参加した。 12月26日 - トレインチャンネルがJR東日本の中央線快速を主に走るE233系でも流れるようになった。 2007年(平成19年)1月1日 - 第5期生14名がデビューした。以降、4ヶ月毎に交代するサイクルが確立された。 2月22日 - この日から東北チャンネルに1名欠員が出たため、東北版おは天は2007年4月30日の任期終了まで13人全員で担当するようになった。 4月23日 - トレインチャンネルが埼玉高速鉄道の2000系や埼玉高速鉄道の駅に設置されている大型モニター「Sai-Net Vision」でも流れるようになった。 5月1日 - 第6期生14名がデビューした。 6月1日 - BSデジタル放送、ケーブルテレビにて放送されていた番組「お天気物語」にかわり、新しい動画天気番組「朝のウェザーニュース」「昼もウェザーニュース」「夜はウェザーニュース」放送開始。これら3番組は全国版であるが、7地域分割のショートコンテンツ「Weathernews Update」もスタート。こちらには現役おは天キャスターも出演している。 9月1日 - 第7期生13名がデビューした。なお、この期のキャスターを選出する一般投票の終了後に東北代表でデビューする予定だった1名が出演を辞退したため、最初から13人でスタートした。 12月3日 - 「EZ Today's ウォッチ プラス」の中のお天気番組が終了し、新たにEZチャンネルプラス内で「ウェザーニュース・おは天」がスタート。 12月22日 - トレインチャンネルがJR東日本の京浜東北線と根岸線を走るE233系1000番台でも流れるようになった。こちらは従来の番組(静止画)とは異なり、動画コンテンツである。 2008年(平成20年)1月1日 - 第8期生14名がデビューした。このころから関東のオーディション会場であるサンプル・ラボでも関東版の募集要項が掲示されるようになり、また、サンプル・ラボのweb会員から関東エリアの投票を受け付け、最終日に合算されるようになった。 5月1日 - 第9期生14名がデビューした。 9月1日 - 第10期生14名がデビューした。 12月16日 - キャスターの関東地区二次オーディションの、ネットによる完全ライブ中継を初めて実施。 2009年(平成21年)1月1日 - 第11期生14名がデビューした。 4月12日 - 全地域の二次オーディションのネットによる完全ライブ中継を初めて実施。 5月1日 - 第12期生14名がデビューした。 7月1日 - 今後はオーディションを不定期に開催することになった。 9月1日 - 第12期生の期間が終了。エリア分けをやめ「全国版おは天」として1番組のみ公開、従来通り前日午後に収録したものを配信している模様。引き続き7地区別となっている「Weathernews Update」と共に、SOLiVE24キャスターと、これまでのおは天キャスター卒業生から一部メンバーが出演している。 2010年(平成22年)7月1日 - トレインチャンネルが当日から運行開始した、JR東日本の京葉線を走るE233系5000番台でも流れるようになった。 2011年(平成23年)3月31日 - トレインチャンネルへの情報提供を終了。これは、翌4月1日からのコンテンツ提供元が日本気象協会となったことから。 2012年(平成24年)3月31日 - 同日更新分を以て、EZチャンネルへの配信を終了。これは、EZチャンネル自体のサービス終了に先駆けてのこと。翌4月1日からは、山岸キャスター出演の「番組終了告知」が毎日配信されている。
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