新たなスタート
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/10 00:50 UTC 版)
2014-15シーズンからはサイクルを終えたロナルド・クーマンに代わり、フレット・ルッテンが監督に就任。7年ぶりにUEFAヨーロッパリーグの予選を突破してグループステージに進出し、11月27日にセビージャFCを2-0で破るなどホームで3勝をあげて10年ぶりの冬越えも達成した。グラツィアーノ・ペッレの移籍でチャンスを決めることに苦労するも、11月には公式戦5試合で無失点など守備面の改善が顕著で、スフェン・ファン・ベーク、テレンス・コンゴロの若いCBデュオに新加入GKケネト・フェルメールの守備ブロックは"ロッテルダム・ザイトの壁"と名付けられた。しかしシーズン後半戦は大きく失速し、PSVとのホームゲーム (2-1) 、AZとのアウエーゲーム (1-4) にアナス・アチャバールらの活躍で連勝した後の残り5試合で2分け3敗と、目前だった3位を逃してルッテンを解任、来シーズンから監督就任が決まっていたジョヴァンニ・ファン・ブロンクホルストが前倒しで監督に就任して欧州戦を賭けたPOへ進んだが、第1ラウンドでSCヘーレンフェーンの前に敗退と失望のシーズンに。しかし財政面では売上高 (6100万ユーロ超) と収支 (+1360万ユーロ) で共にクラブ史上最高額を記録。移籍市場での大きな収入と欧州戦での成功、adidasとの衣類スポンサー契約で大きく成功した。 2015-16シーズンは夏の移籍市場で久しぶりに積極的な補強を行ったものの目に見える大きな成果は得られず、ウィンターストップ明けのリーグ戦7連敗などでまたしてもカンピューンスハップを終盤まで争う目標は果たせずに終わった。しかし、カップ戦では第3ラウンドにアヤックスをデ・カイプで延長の末に破るなど、全6ラウンドでエールディヴィジのクラブに勝利する大会初記録を樹立。2016年4月24日にデ・カイプにおいてFCユトレヒトを2-1で下してクラブ史上12回目のKNVBカップを優勝し、8年ぶりのタイトルとなった。その後、uefaヨーロッパカンファレンスリーグで決勝に進出するが、ASローマに1-0と惜敗し、優勝を逃した。
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