断見とは? わかりやすく解説

だん‐けん【断見】

読み方:だんけん

仏語。生は現世限りのものであるとし、因果理法善悪業果無視する誤った見解。→常見


断見

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/21 05:51 UTC 版)

断見(だんけん)とは、因果の法則を無視して、人が一度死ねば、断滅してしまい二度と生まれることがないとする見解で、断滅論者(ucchedavādā)ともされ、邪見のひとつ[1]。反対語は常見(じょうけん)。


  1. ^ パーリ仏典中部大四十経, 「現世は存在せず、来世は存在しない。..(中略)..比丘たちよ、これが邪見である。」
  2. ^ パーリ仏典 無記相応,アーナンダ経


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