六十二見とは? わかりやすく解説

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六十二見

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/07/26 16:44 UTC 版)

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六十二見(ろくじゅうにけん)とは、仏教において外道とされる(ディッティ)、すなわち邪見を62種類にまとめたもの。

パーリ仏典長部第1経の『梵網経』等で、典型的に説明されている。

内容

以下のように分類できる[1]

  • 過去に関する説 (本劫本見) 18種
    • 自我と世界を常住とする説 4種
    • 自我と世界の一部を常住とする説 4種
    • 世界の有限無限に関する説 4種
    • 詭弁論 4種
    • 無因論 2種
  • 未来に関する説 (末劫末見) 44種
    • 死後有想論 16種
    • 死後無想論 8種
    • 死後非想論(有想でも無想でもないとする説)8種
    • 死後断滅論 7種
    • 現生涅槃論 5種

脚注・出典

関連項目




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