快速・各駅停車
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/31 03:07 UTC 版)
すべて片側4ドアの車両であり、京葉線用車両は10両編成、武蔵野線からの乗り入れ車両は8両編成である。 京葉線用ステンレス車両はラインカラーであるワインレッド(■ 赤14号)の帯を巻いている。2011年まで運用されていた201系や2005年まで運用されていた103系の車体色は、京浜東北線と同様のスカイブルー(■ 青22号)だった。これは東京湾の海の色をイメージしたことと、同線に最初に投入された103系の半数以上が京浜東北線からの転入車だったこと、101系を使用したワインレッドの試験塗装が思わしくなかったためである。新木場開業の頃には、習志野電車区から借り入れた黄5号の103系も運用されていたことがある。 武蔵野線から乗り入れる車両はオレンジ色と茶色(■ ■)の帯を巻いている。かつて運用されていた103・201系はオレンジ一色であった。 E233系5000番台(10両編成・6両編成+4両編成) 2010年7月1日より運用が開始された現在の主力車両である。投入初期は10連貫通編成のみだったが、増備途中で6両+4両分割編成が製作され2011年3月7日より分割運用にも投入された。なお、E233系投入により、201系と205系の一部は廃車となり、209系500番台の一部は武蔵野線に転用された。 209系500番台(10両・8両編成) 2008年10月より、京浜東北線・根岸線にE233系1000番台が導入されるのに伴い、同線用209系500番台のうち4編成が京葉線に順次転入、2008年12月1日より運行を開始した。2010年3月から205系の東京延伸時から在籍している編成と共通運用になり、外房線千葉駅 - 上総一ノ宮駅間、内房線蘇我駅 - 上総湊駅間にも乗り入れる。 E233系投入により3編成が8両編成として武蔵野線用に転用され、直通電車として京葉線に乗り入れている。 2018年からは中央・総武線各駅停車から、武蔵野線用として209系500番台が8編成転入した。 E231系0番台・900番台(8両編成) 山手線へのE235系投入に伴うE231系500番台の中央・総武線各駅停車への転属に伴い、同線用E231系0番台の一部が武蔵野線に転入し、2017年11月1日から運行を開始した。 2020年7月9日に、三鷹車両センター所属の試作編成の900番台が、大宮総合車両センターにて8両編成化及び転用改造の上転入した。 京葉線 E233系5000番台 京葉線 209系500番台 武蔵野線 E231系0番台 武蔵野線 209系500番台
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快速・各駅停車
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快速・各駅停車として、以下の車両が使用されていた。 103系(10両編成・8両編成・6両編成・4両編成) 1986年3月の旅客営業開始当初、4両編成と6両編成を併結した編成が京浜東北線と横浜線より青22号に揃えて津田沼電車区に転入、日中6両編成、朝夕ラッシュ時10両編成で運行され、車両は同区所属で津田沼電車区新習志野派出に常駐していた。同年9月から日中は4両編成化され、1988年12月の新木場・蘇我延伸開業から再び日中は6両編成に戻り、1990年3月の東京延伸開業時以降もその運用状態は変わらなかった。その後、1993年12月より京葉線内限定運用の編成は終日10両編成化された。 原則として京葉線内限定運用であったが、201系投入までは6両+4両分割編成による京葉線から外房線勝浦と外房線経由で東金線成東に向かう分割併合運用も担当していた。 津田沼電車区→習志野電車区配置の中央・総武緩行線用103系にも京葉線対応工事が施工された編成が存在し、東京開業までの間京葉線で営業運転を行うこともあった。 京葉線向けの水色の車両は、2005年11月18日をもって同線の定期運用を終了した。 武蔵野線直通電車は当初6両編成であったが、1991年12月から1996年12月にかけて8両編成化された。 8両編成の武蔵野線直通用に使用されていたE38編成が西日本旅客鉄道(JR西日本)に、E20 - 22・27編成のうちの各4両の計16両がインドネシアの鉄道会社(PT Kereta Api、KRLジャボタベックで使用)に売却されたほかは全廃された。 10両編成の京葉線内限定運用のクハ103-713の車体は一部をカットして鉄道博物館で展示されている。 165系改造車3両編成(快速「シャトル・マイハマ」) 東京開業からしばらくの間、東京ディズニーランドへの連絡輸送を目的とする快速列車「シャトルマイハマ」として東京駅 - 西船橋駅間で運行していたこともある。また、休日などごくわずかに内房線や外房線からも運行した。内装はディズニーをイメージしたものになっていた。1995年に上沼垂運転区(現在の新潟車両センター)に転出し、「アルファ」と改称され主に新潟地区で運用されたが、2001年に廃車された。 201系(10両編成・6両編成+4両編成) 103系置き換え用として中央・総武緩行線から転入した車両が在籍していた。2007年には205系の転出分の穴埋めで中央線快速からも2本(元T32・T130編成)が改造の上で転入したが、209系500番台に置き換えられ非分割編成2本とともに2009年2月までに長野総合車両センターに廃車回送された。また、試作車の900番台も京葉線で使用されていたが、こちらは山手線から転入した205系に置き換えられ2005年に廃車された。 車両分割のある外房線・東金線直通運用では分割併合に対応した「51 - 54」+「K1 - K4」編成が最後まで残っていたが、2011年6月20日をもって運用を離脱した。 205系(10両編成) 1990年の東京延伸開業にあわせ京葉線用に製作された先頭車前面の形状が従来と違うスタイルの編成と、後年103系置き換え用として中央・総武緩行線・山手線(量産先行車の4編成含む)からそれぞれ転入した車両が存在していた。なお、外房線・内房線直通列車は、原則として110km/h運転対応の、東京延伸時からの在籍車である先頭車の前面形状が違う編成が使用されていた。E233系投入により順次運用から離脱、2011年7月25日をもって同線での定期運用を終了した。一部は4両編成に短縮、トイレ設置などの改造がなされ小山車両センター(東北本線(宇都宮線)・日光線)へ転出した。また一部は3両編成に短縮の上、富士急行に譲渡され6000系となり同社線で使用されている。 205系(0・5000番台)(8両編成) 武蔵野線用は8両編成が運用されていた。この8両編成は、当初から武蔵野線用に製作された先頭車前面の形状が従来と違うスタイルの編成と、後年中央・総武緩行線・山手線・南武線・埼京線からそれぞれ転入した車両が存在していた。また、他線区から京葉線に転入後、再度武蔵野線に転用された車両もあった。山手線へのE235系投入で余剰となった、中央・総武線各駅停車用の209系500番台とE231系の転属により、2020年10月19日を以って営業運転を終了した。全編成がインドネシアに譲渡された。 E331系(14両編成) 試験的に投入された連接車両で、1編成のみ存在した。14両編成で通常の列車の10両編成分と同じ長さである。 2007年3月18日のダイヤ改正から土曜・休日のみの運用として営業運転を開始したが、後に部品の一部について改良が必要と判明し同年4月に営業運転から暫定的に離脱した。改良後、何度かの試運転を経て2008年12月23日より改めて土休日ダイヤでの営業運転を再開した。 ドアの位置が既存車両と異なるため、本系列独自の乗車口マークが各ホームに設置されたほか、発車標や一部駅の時刻表では本系列運用時に「14両」と表記された。 E233系への置き換え対象からは唯一外れE233系導入後も継続して京葉線で使用するとされたが、2011年10月1日の運用改訂で再度運用から外れた(実際には改訂以前より他車種による代走となっていた)。2014年4月2日付で廃車。 京葉線 103系 京葉線 165系「シャトル・マイハマ」 京葉線 201系 京葉線 205系(新製導入車) 京葉線 205系(山手線からの転入車) 京葉線 E331系 武蔵野線 205系0番台 武蔵野線 205系5000番台
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