110 km/h 運転対応
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/01 14:02 UTC 版)
「国鉄キハ183系気動車」の記事における「110 km/h 運転対応」の解説
1985年(昭和60年)6月以降、試作車(900番台)・量産車(基本番台)を対象に、最高速度を 100 km/h から 110 km/h に向上するための対応が行われた。機関出力の増強とブレーキの強化が主で、キハ183形・キハ184形では定格出力が 220 PS→250 PS に、キハ182形・キロ182形では 440 PS→500 PS に向上された。機関形式の変更はない。ブレーキ装置はブレーキシリンダを強化とともに焼結合金製制輪子への交換、台車周りでは車輪の保守限界の引き上げ(直径が小さくなれば既定値以上でも輪軸を交換)を実施している。
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