1000番台化改造
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「国鉄ED73形電気機関車」の記事における「1000番台化改造」の解説
1968年10月1日のダイヤ改正で20系客車により運転されていた寝台特急列車は、ASブレーキに中継弁 (Relay valve) ・電磁給排弁 (Electro-pneumatic valve) ・ブレーキ率速度制御機能を付与したAREB増圧装置付き電磁指令式自動空気ブレーキへの改造を施工し110km/hでの、また10000系貨車による高速貨物列車は100km/hでの運転対応がされることになった。九州地区では本形式が牽引に充当されることになり対応する改造を1 - 12に施工した。 改造内容 応速度増圧ブレーキ装置を新設 電磁ブレーキ制御装置と引通しとなるKE72形ジャンパ連結器を新設 20系客車との連絡電話用KE59形ジャンパ連結器を新設 元空気ダメ管を新設 主変圧器・高圧タップ切換器等の主要電気機器を高速牽引に適した特性へ変更 未改造車と識別のため前面ナンバープレートを黄色に変更 車両番号を原番号+1000に変更 さらに13 - 22の10両も翌1969年に弾力的な運用に対応するため同様の改造を受け、22両すべてが1000番台となり基本番台は消滅した。 なお、20系客車による旅客列車でも本形式性能上の最高速度は100km/hである。
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1000番台化改造
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「国鉄EF70形電気機関車」の記事における「1000番台化改造」の解説
1968年10月1日のダイヤ改正で20系客車により運転されていた寝台特急列車は、ASブレーキに中継弁 (Relay valve) ・電磁給排弁 (Electro-pneumatic valve) ・ブレーキ率速度制御機能を付与したAREB増圧装置付き電磁指令式自動空気ブレーキへの改造を施工し110km/h運転対応されることになった。日本海縦貫線においても在来急行格上げで20系寝台特急「日本海」が設定されたことから、その牽引に充当される本形式にも対応する改造を松任工場(現・金沢総合車両所)で7両に施工した。 改造内容 応速度増圧ブレーキ装置を新設 電磁ブレーキ制御装置と引通しとなるKE72形ジャンパ連結器を新設 20系客車との連絡電話用KE59形ジャンパ連結器を新設 元空気ダメ管を新設 前面ナンバープレートをブロックタイプに変更 車両番号を1000番台に改番 EF70 22 - 28 → EF70 1001 - 1007
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