1000試合連続出場
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/07 15:17 UTC 版)
2008年7月10日の横浜ベイスターズ戦においてホームゲームでの通算1000試合連続出場を達成した。足かけ15年をかけて達成した記録であり、球団マスコットとしては史上初の快挙であった。ゲーム中に宮本および青木から花束の贈呈がなされた他、球団からつば九郎に向けてヤクルト飲み放題券が贈られた。福地も個人的に健康グッズをプレゼントしている。記者会見でつば九郎は、「まだまだつうかてんです。2000しあいをめざします」と答え、さらなる記録の達成にむけての意欲を語った。 八重樫幸雄はつば九郎の記録達成時に、「あれ、もう?」という印象を受けたと語っている。 同様の感覚は、つば九郎自身にもあった模様。自身が900試合出場を達成した際に球団上層部から1000試合を達成したら表彰する事を告げられ、初めて自身がそれだけ出場していた事実に気づいたと語っている。 つば九郎曰く、この記録を支えたものは強靭な足腰であるとのこと。 記録達成後、両手に花束を掲げたつば九郎のシルエットを描いたエコバッグが製作され、球場を訪れたファンたちに配布された。 その後も出場を続けていたが、2022年4月21日、新型コロナウイルスの濃厚接触者と判定され活動を自粛する事が球団より発表され、通算2000試合連続出場は消滅してしまった。但し、通算2000試合出場の可能性は引き続き残されており、5月12日より特設サイトにてカウントダウンを開始。2022年5月時点で雨天中止による影響がない場合は、2022年7月23日の広島東洋カープ戦で達成予定となっていたが、7月上旬に阪神タイガースとの主催試合でチーム内に感染者が多数発生し2試合分延期となったほか、自らも新型コロナに感染した事が判明したため、記録達成は持ち越されている。 なお1000試合連続出場は阪急とオリックスに在籍した島野修がスーツアクターとして1996年に達成しているが、こちらはブレーブス時代のマスコットのブレービーと、その後を継いだブルーウェーブのマスコットのネッピーを合わせての記録である。
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