快速・区間快速
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/30 02:51 UTC 版)
快速・区間快速は特急を補完する列車と位置付けられ、浅草駅 - 東武日光駅間と鬼怒川線・野岩鉄道線経由で会津鉄道線の会津田島駅間で運行され、定期列車の全便で6050系が使用された。 快速は1965年、専用車両となる6000系の登場により、従来の準快速と従前の(観光)快速を統合する形で運行を開始した。当初は一部有料の座席指定席が設けられていたが廃止された。 1997年3月25日に板倉東洋大前駅が開業するまでは、東武動物公園駅 - 新大平下駅間の40.1kmをノンストップで運転していた。これは一般列車がノンストップで運転される距離としては、関東私鉄では最長のものであった。 2006年3月18日からは昼間時以降の快速が廃止され、新設の区間快速(日光線内各駅停車)がこの時間帯に運行されるようになった。2013年3月16日からは区間快速の快速運転区間が新大平下駅以南までに拡大したが、2時間間隔の運行へと減便された。 運用上、始発駅基準で下りは17時以降、上りは19時以降に出発する列車はなかった。 下今市駅・鬼怒川公園駅・新藤原駅で編成の増解結が行われていた。時間帯によって多少異なるが、主な編成パターンは下記の通りになっていた。 快速・区間快速の編成パターン ← 浅草 東武日光・会津田島 → 号車6 5 4 3 2 1 行先東武日光 鬼怒川公園新藤原 会津田島会津高原尾瀬口 東武日光 新藤原 2009年6月5日までは下り列車の進行方向前寄りが東武日光行、後寄りが鬼怒川温泉方面行だった。 かつては下今市駅での分割・併合が行われず、鬼怒川線内も6両編成で運行する快速があった。当該列車は下今市駅で東武日光方面への快速連絡列車と接続したほか、大谷向駅・大桑駅・小佐越駅はホーム長が4両分のみであったため、当該駅では後ろ2両のドアを開けないようにする必要が生じた。このため、前から4両目にも車掌が乗務し、当該駅では前4両のみドア開閉を行っていた。 浅草 - 東武日光間の停車駅の変遷停車駅浅草とうきょうスカイツリー北千住春日部東武動物公園…南栗橋栗橋…板倉東洋大前…新大平下栃木新栃木…新鹿沼…下今市上今市東武日光備考快速1965年 ● ― ● ● ● ― × ― ― × ― ● ● ● ― ● ― ● ― ● 1997年 ● ― ● ● ● ― ― ― ― ● ― ● ● ● ― ● ― ● ― ● 板倉東洋大前駅開業 2006年 ● ― ● ● ● ― ○ ― ― ● ― ● ● ● ▲ ● ▲ ● ▲ ● 日中は全列車区間快速に格下げ 2013年 ▼ ▼ ▼ ▼ ▼ ― ○ ― ― ▼ ― ▼ ▼ ▼ ― ▼ ― ▼ ― ▼ とうきょうスカイツリー駅停車、上り定期列車廃止 急行2017年 = = = = = = ▼ ▼ ― ▼ ― ▼ ▼ ▼ ― ▼ ― ▼ ― ▼ 南栗橋以南の直通運行を廃止し、種別名を変更 2020年 = = = = = = ● ● ― ● ― ● ● ● ― ● ― ● ― ● 区間快速2006年 ● ― ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● 新設 2013年 ● ● ● ● ● ― ― ― ― ● ― ● ● ● ● ● ● ● ● ● とうきょうスカイツリー駅停車、新大平下まで快速運転化 区間急行2017年 = = = = = = ▲ ▲ ― ▲ ― ▲ ▲ ▲ ▲ ▲ ▲ ▲ ▲ ▲ 南栗橋以南の直通運行を廃止し、種別名を変更 2020年 = = = = = = ● ● ― ● ― ● ● ● ● ● ● ● ● ● 臨時2017年 ○ ○ ○ ○ ○ ― ○ ○ ― ○ ― ○ ○ ○ ― ○ ― ○ ― ○ 多客時のみ運行 凡例 ●:停車 ▼:下り列車のみ停車 ▲:上り列車のみ停車 ○:臨時列車のみ停車 ×:未開業 ―:通過 =:運行しない 東武動物公園駅は1981年3月15日まで杉戸駅と称した。 とうきょうスカイツリー駅は2012年3月16日まで業平橋駅と称した。
※この「快速・区間快速」の解説は、「東武日光線」の解説の一部です。
「快速・区間快速」を含む「東武日光線」の記事については、「東武日光線」の概要を参照ください。
快速・区間快速
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/31 16:03 UTC 版)
2017年4月21日のダイヤ改正で廃止された種別である。快速・区間快速の停車駅は日光線内で違いがあるが、伊勢崎線(東武スカイツリーライン)内では同じである(下記参照)。東武動物公園駅から日光線・鬼怒川線・野岩鉄道会津鬼怒川線・会津鉄道会津線を経由して、栃木県の東武日光駅および福島県の会津田島駅に至る長距離列車であった。シンボルカラーは、以前は赤・オレンジであったが、区間快速設定後は快速が青■、区間快速が水色■。伊勢崎線内の停車駅は急行より少なかった。詳細は「東武日光線快速・区間快速」を参照のこと。廃止直前では6050系が充当されており、多客時には1800系が使用されることもあった。 前述した同じ「区間」のつく「区間急行」と「区間準急」は浅草駅 - 北千住駅間は各駅に停車するが、「区間快速」は浅草駅 - 北千住駅間では途中とうきょうスカイツリー駅のみ停車する。当初は2012年3月17日に業平橋駅から改称したとうきょうスカイツリー駅にも同日から一部の特急が停車していたが、快速や区間快速は通過していた。2013年3月16日より快速や区間快速とともに停車駅となったが、日中の運転本数が1時間に1本から2時間に1本に削減された。 この列車は、関東の大手私鉄の料金不要列車では唯一関東外の地域(福島県)まで乗り入れていた。浅草と日光および福島を結ぶ料金不要の長距離列車として50年以上走り続けてきたが、2017年4月21日の特急「リバティ」運行開始に伴い廃止された。ダイヤ改正直後のゴールデンウィークは、かつての快速停車駅に加えて日光線の南栗橋駅と栗橋駅に停車する臨時列車として運転された。 快速・区間快速停車駅(廃止直前のダイヤ) 浅草駅 - とうきょうスカイツリー駅 - 北千住駅 - 春日部駅 - 東武動物公園駅 - 板倉東洋大前駅 - 新大平下駅 - 栃木駅 - 新栃木駅 - 新鹿沼駅 - 下今市駅 - 東武日光駅区間快速は新大平下駅から各駅停車
※この「快速・区間快速」の解説は、「東武伊勢崎線」の解説の一部です。
「快速・区間快速」を含む「東武伊勢崎線」の記事については、「東武伊勢崎線」の概要を参照ください。
快速・区間快速
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/23 04:30 UTC 版)
詳細は「東武日光線#快速・区間快速」を参照 浅草駅発着で運転され、一部を除き野岩鉄道会津鬼怒川線会津高原尾瀬口駅・会津鉄道会津線会津田島駅まで直通運転を行っていた。これは東京方面 - 南会津方面を直通運転する唯一の一般列車であった。また、快速・区間快速とも鬼怒川線内は各駅に停車し、当線内の各駅停車列車の役割も果たしていた。廃止時時点では、快速は浅草駅 - 新藤原駅間を2時間30分程度、区間快速で2時間45分程度の所要時間であった。2017年(平成29年)4月21日ダイヤ改正で廃止となり、南栗橋駅着の区間急行、下今市駅発着の普通などに置き換えられた。これにより、東京方面から当路線に直通する特急料金不要の列車が消滅した。
※この「快速・区間快速」の解説は、「東武鬼怒川線」の解説の一部です。
「快速・区間快速」を含む「東武鬼怒川線」の記事については、「東武鬼怒川線」の概要を参照ください。
快速・区間快速(東武線からの直通)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/15 16:57 UTC 版)
「野岩鉄道会津鬼怒川線」の記事における「快速・区間快速(東武線からの直通)」の解説
早朝夜間を除いて東武鬼怒川線からの列車が直通(または新藤原駅で接続)し、さらに会津高原尾瀬口駅から会津線会津田島駅まで直通していた。両種別とも、当線内はすべて各駅に停車していた。かつては東武鉄道所有の3扉・4扉通勤電車(東武8000系・5050系・3070系等)も使用されていたが、後にすべて6050系で運転されるようになった。2017年4月20日限りで快速・区間快速は廃止され、乗車券のみ・乗り換えなしで東京へ直結する列車は廃止となった。
※この「快速・区間快速(東武線からの直通)」の解説は、「野岩鉄道会津鬼怒川線」の解説の一部です。
「快速・区間快速(東武線からの直通)」を含む「野岩鉄道会津鬼怒川線」の記事については、「野岩鉄道会津鬼怒川線」の概要を参照ください。
- 快速・区間快速のページへのリンク