エキスポライナー
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エキスポライナー
- 1985年〈昭和60年〉開催の国際科学技術博覧会(つくば博)において、日本国有鉄道(国鉄)が運行した臨時快速列車。「つくば科学万博の交通」の項目を参照。
- 2025年〈令和7年〉開催の2025年日本国際博覧会(大阪・関西万博)において、西日本旅客鉄道(JR西日本)が新大阪駅 - 桜島駅間で運行中の臨時快速列車。途中、大阪駅、ユニバーサルシティ駅に停車する。「桜島線#エキスポライナー」の項目を参照。
エキスポライナー号
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/13 08:27 UTC 版)
「つくば科学万博の交通」の記事における「エキスポライナー号」の解説
「エキスポライナー」3態キハ58系(上)415系電車(中)EF81 18+12系客車 上野駅・我孫子駅・取手駅・大宮駅 - 万博中央駅・土浦駅間に、下り7時 - 16時台・上り12時 - 22時台に臨時快速列車「エキスポライナー」が設定された。 運転区間の途中となる取手駅 - 藤代駅間に直流電化と交流電化の接点であるデッドセクションが存在するため、同列車に使用できる電車はさほど数の多くない交直流電車に限定された。 停車駅(上野駅・我孫子駅・取手駅発着列車) 上野駅 - (日暮里駅) - (北千住駅) - (松戸駅) - (柏駅) - 我孫子駅 - 取手駅 - 万博中央駅 - 土浦駅( )は一部の上野駅発着列車は通過。 停車駅(大宮駅発着列車) 大宮駅 - 我孫子駅 - 取手駅 - 万博中央駅 開催直前の1985年3月のダイヤ改正で、急行列車・寝台列車の削減による余剰捻出車も多数投入した。原則としてすべての列車に博覧会のキャラクターである「コスモ星丸」を描いたヘッドマークが掲出された。 20系客車・583系電車に見られる寝台車の座席車扱いやキハ58系気動車による列車も存在した。またグリーン車は料金を徴収しない普通車開放扱いとなった。 寝台車については、座席になっている寝台の組み立てを行うことが横行し、車内アナウンスで「寝台を組み立てないでください」と再三の注意喚起が行われた。 20系や12系などの客車の牽引に対しては、EF81形の増備で余剰となったEF80形が充てられた。EF80形は万博終了後に用途廃止となり翌年までに廃車となった。 上野駅のホームに余裕がないことから、非上野発着列車は我孫子駅・取手駅のいずれかで上野・大手町方面の定期列車(快速・各駅停車)と「エキスポライナー」を接続させた。 元々需要に反して列車本数が少なかった取手駅 - 土浦駅間の利用客にとってエキスポライナーの運転は日常の需要に応える結果となり、利用率が良かった列車については博覧会終了後も毎日運転の予定臨時列車を経て定期列車化された。
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