国立工芸館とは? わかりやすく解説

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こくりつ‐こうげいかん〔‐コウゲイクワン〕【国立工芸館】


国立工芸館

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/03/31 08:15 UTC 版)

国立工芸館
National Crafts Museum
旧陸軍第九師団司令部庁舎(写真左)と旧陸軍金沢偕行社(写真右)
国立工芸館の位置
国立工芸館 (金沢市)
施設情報
正式名称 国立工芸館
愛称 NCM
専門分野 工芸
収蔵作品数 約1,900点
館長 唐澤昌宏[報道 1]
管理運営 独立行政法人国立美術館
開館 2020年10月25日
所在地 920-0963
石川県金沢市出羽町3-2
位置 北緯36度33分33秒 東経136度39分42.5秒 / 北緯36.55917度 東経136.661806度 / 36.55917; 136.661806座標: 北緯36度33分33秒 東経136度39分42.5秒 / 北緯36.55917度 東経136.661806度 / 36.55917; 136.661806
外部リンク https://www.momat.go.jp/craft-museum/
プロジェクト:GLAM
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国立工芸館(こくりつこうげいかん、英称:National Crafts Museum)は、石川県金沢市にある、独立行政法人国立美術館が運営する美術館である。

概要

日本海側初の国立美術館として[新聞 1][新聞 2][新聞 3]2020年令和2年)10月25日、石川県金沢市に開館した。移転開館当初の正式名称は「東京国立近代美術館工芸館」で[新聞 1][新聞 2]、「国立工芸館」はその通称としての位置だった[報道 2]東京都千代田区にあった従前の東京国立近代美術館工芸館から、収蔵されている美術工芸作品のうち1,900点以上が移転する[新聞 1][新聞 2][新聞 4][新聞 3]

東京国立近代美術館工芸館の金沢市への移転は、日本政府が掲げる地方創生政策の中で、政府関係機関の地方移転の一環として行われるものであり[新聞 4]、その政策趣旨を明確にするため、金沢市に移転後も施設の正式名称は「東京国立近代美術館工芸館」であったが[報道 2]、2021年(令和3年)4月1日より「国立工芸館」が正式な名称となった[報道 3]。また、対外的な情報発信を担う名誉館長職には元サッカー選手(元日本代表)の中田英寿が就任した[新聞 1][新聞 2][新聞 4][新聞 3][報道 1]

施設について

兼六園南側にある、石川県営の都市公園である本多の森公園内に位置する[その他 1]登録有形文化財として登録されている旧陸軍第九師団司令部庁舎(南東側)と旧陸軍金沢偕行社(北西側)の2つの建物を移築して再利用している[新聞 2][新聞 3]。なお、展示室部分はRC造による新築である[報道 1]。施設整備に係る費用約33億7,000万円は石川県と金沢市が負担した[新聞 3]

文化財

今回の移転で、明治以降の工芸作品やデザイン作品約3,900点のうち、およそ1,900点を金沢に移す。この中には重要文化財として指定されている鈴木長吉の「十二の鷹」などが含まれる[新聞 1]

脚注

記事本文

出典

報道発表資料
新聞記事
その他

外部リンク


国立工芸館

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/20 05:32 UTC 版)

東京国立近代美術館」の記事における「国立工芸館」の解説

詳細は「国立工芸館」を参照 2020年令和2年10月25日東京都千代田区北の丸公園にあった旧工芸館が、金沢市本多の森公園内の石川県立美術館いしかわ赤レンガミュージアムの間(石川県立歴史博物館加賀本多博物館の間)に移転して通称「国立工芸館(National Crafts Museum)」として再開館した。この際正式名称東京国立近代美術館工芸館のままとされた。新しい建物は旧第九師団司令部庁舎と金偕行社移築・復原してものである開館当たっては、旧工芸館所蔵作品のうち工芸品中心に約1,900点が移転され残り工業デザイングラフィックデザイン中心とした作品群引き続き東京本館保管続ける。名誉館長は元サッカー選手中田英寿2021年令和3年4月1日よりそれまで通称だった「国立工芸館」が正式な名称となった

※この「国立工芸館」の解説は、「東京国立近代美術館」の解説の一部です。
「国立工芸館」を含む「東京国立近代美術館」の記事については、「東京国立近代美術館」の概要を参照ください。

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