大阪市立東洋陶磁美術館
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大阪市立東洋陶磁美術館(おおさかしりつとうようとうじびじゅつかん)は、大阪市北区中之島一丁目にある美術館。住友グループから寄贈された安宅コレクション(あたかコレクション)と呼ばれる東洋陶磁コレクションを核として1982年(昭和57年)に設立。
注
- ^ 陶磁史・煎茶文化史が専門で、元・大阪市立美術館勤務
- ^ 譲渡は、山種美術館の運営母体である山種証券(現:SMBC日興証券)が所有していた吉祥寺の美濃部達吉邸跡の土地と安宅産業が所有する御舟コレクションを等価交換する手立てを執った。これによって、安宅産業側は取得した土地を直ちにマンション建設業者であった子会社の安宅興産に売却。同社は跡地にマンションを建設した[5]。
- ^ このスキームを利用すれば法人税法上、寄付をした全額を損金として処理できるため、この寄付に応じた各社にとっても税負担の圧縮等メリットがあった。
- ^ この時期の日本国内における長期プライムレートは6~7%であるため152億円の基金があれば建築資金を十分に賄えた。
出典
- ^ 『ザ・ラストバンカー 西川善文回顧録』p.96。
- ^ 『美の猟犬 安宅コレクション余聞』pp.17-19。
- ^ 『美の猟犬 安宅コレクション余聞』p.19。
- ^ 「大阪市立東洋陶磁美術館 館長インタビュー」- 伊藤郁太郎『「美の求道者・安宅英一の眼─安宅コレクション」展』図録。p.245。
- ^ 『美の猟犬 安宅コレクション余聞』p.31。
- ^ 『ザ・ラストバンカー 西川善文回顧録』p.97。
- ^ 『ザ・ラストバンカー 西川善文回顧録』pp.85-97。
- ^ 伊藤郁太郎 解説「ものとして 語らしむ─安宅英一の美学」-『「美の求道者・安宅英一の眼─安宅コレクション」展』図録。p.230。
- ^ 伊藤郁太郎「収集の系譜 - 館蔵品をめぐって - 」『東洋陶磁の展開 大阪市立東洋陶磁美術館 館蔵品選集』大阪市美術振興協会、1999(参照:PDF)
- ^ 原武史『昭和天皇御召列車全記録』新潮社、2016年9月30日、156頁。ISBN 978-4-10-320523-4。
- 1 大阪市立東洋陶磁美術館とは
- 2 大阪市立東洋陶磁美術館の概要
- 3 施設
- 4 脚注
固有名詞の分類
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