世田谷美術館とは? わかりやすく解説

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世田谷美術館

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/04/01 05:44 UTC 版)

世田谷美術館
SETAGAYA ART MUSEUM
施設情報
正式名称 世田谷区立世田谷美術館[1]
事業主体 世田谷区
管理運営 財団法人せたがや文化財団(1985年、世田谷区が「財団法人世田谷区美術振興財団」として設立)
建物設計 建築:内井昭蔵建築設計事務所
構造:松井源吾
開館 1986年(昭和61年)3月30日[2]
所在地 157-0075
東京都世田谷区砧公園1-2
位置 北緯35度37分53.72秒 東経139度37分18.83秒 / 北緯35.6315889度 東経139.6218972度 / 35.6315889; 139.6218972座標: 北緯35度37分53.72秒 東経139度37分18.83秒 / 北緯35.6315889度 東経139.6218972度 / 35.6315889; 139.6218972
アクセス (本館)東急田園都市線用賀駅から東急バス「美術館」下車、小田急小田原線千歳船橋駅から東急バス「美術館入口」下車
外部リンク http://www.setagayaartmuseum.or.jp/
プロジェクト:GLAM
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アンリ・ルソー 『フリュマンス・ビッシュの肖像』 1893年頃

世田谷美術館(せたがやびじゅつかん)は、東京都世田谷区砧公園のなかにある美術館である。

沿革

1986年に開館し、当初から素朴芸術やアウトサイダー・アートと呼ばれる、正規の美術教育を受けていない非専門家による作品を収集してきた[3]。それは世田谷という暮らしと密接した地域だからこその、身近に親しまれる芸術を志向したことによる[3]。開館当初に「芸術と素朴」展を開催した(素朴派[4]

隣接する世田谷清掃工場のゴミ処理の余熱を館内の熱供給に再利用している[要出典]

コレクション

建築概要

パーゴラ。この正三角形のモティーフが建物各所に用いられている。
サンクンガーデンおよび渡り廊下。

1986年(昭和61年)3月30日開館[2]砧公園の一角に位置する。竣工は1985年、延床面積は8,223m2、建築面積は4,882m2鉄筋コンクリート造

第13回(2013年度)日本建築家協会25年賞受賞[5]

建築家内井昭蔵の作品であり(代表作とされることもある[6])、内井はこの作品で毎日芸術賞日本芸術院賞を受賞している[7][8]

地下1階・地上2階で、公園の背の高い木々に埋まるように有機的な平面形状で展開される建築物である。統一された正方形の凹凸でコンクリートに表情を造り、正三角形のトラス状の柱を全体の共通モチーフとして多用するなどの特徴的なディテール設計についても評価が高い。[要出典]

主な設備

  • 収蔵品展示室
  • 企画展示室
  • 区民ギャラリー
  • 創作室
  • 講堂
  • ミュージアムショップ
  • レストラン・フランス料理 ル・ジャルダン
  • カフェ セタビカフェ(旧ボーシャン)
  • ライブラリー

分館

区内に住んでいた画家の住まいを美術館としたもの。

  • 向井潤吉アトリエ館(世田谷区弦巻2-5-1)
  • 清川泰次記念ギャラリー(世田谷区成城2-22-17)

老朽化したアトリエを解体、新築したもの。

出典

主な関係者

館長

  • 大島清次 - 初代館長(1985年~2003年3月)
  • 酒井忠康 - 二代目館長(2004年4月~2024年3月)
  • 橋本善八(2024年4月より館長)

学芸員

関連項目

外部リンク





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