刈谷市美術館とは? わかりやすく解説

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刈谷市美術館

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/09/17 06:44 UTC 版)

刈谷市美術館
Kariya City Art Museum
愛知県内の位置
施設情報
正式名称 刈谷市美術館
収蔵作品数 2,977点
管理運営 刈谷市
建物設計 株式会社大建設計名古屋事務所[1]
延床面積 2346.92m2[1]
開館 1983年昭和58年)6月11日[1]
所在地 448-0852
愛知県刈谷市住吉町4丁目5番地[1]
位置 北緯34度59分8秒 東経137度0分20秒 / 北緯34.98556度 東経137.00556度 / 34.98556; 137.00556座標: 北緯34度59分8秒 東経137度0分20秒 / 北緯34.98556度 東経137.00556度 / 34.98556; 137.00556
外部リンク 刈谷市美術館HP
プロジェクト:GLAM
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佐喜知庵
2013年に開催された「刈谷城築城480年記念展」

刈谷市美術館(かりやしびじゅつかん)は、愛知県刈谷市住吉町にある市立の美術館である。

歴史

1983年昭和58年)に開館。郷土作家や郷土ゆかりの作家の作品のほか、戦後の日本美術、現在活動中の作家の作品、絵本原画などを中心に2,977点(2015年平成27年)4月現在)を収蔵している。[2]。また、開館にあわせてトヨタグループ各社の寄付を受け建築された茶室佐喜知庵を併設している[3]

主な事業は常設展や企画展など美術品の展示のほか、主に子供向けのワークショップの開催、展示室・研修室・茶室の貸出なども行っている。

茶室

茶室「佐喜知庵」は、美術館の開館に合わせ、市内に本社のあるトヨタグループ各社から寄付を受けて併設された。豊田紡織創業者の豊田佐吉から「佐」を、トヨタ自工創業者の豊田喜一郎から「喜」を、そして、知識の「知」から一字ずつ拝借し命名されている。京都の北山杉をふんだんに使って建てられている。本格的茶室と、お点前のできる10畳の和室が3室ある。茶会や茶道の稽古のための貸し切り利用も可能。

  • 一般呈茶
    • 利用時間:午後1時 - 午後3時30分
    • 呈茶料:一服300円
    • 季節にあわせたお菓子だけでなく、企画展の内容にあわせたオリジナルの和菓子が楽しめる。

収蔵品

  • 愛知をはじめ当地域で生まれた作家、または在住した作家の作品など地元に所縁のある「郷土の美術」
  • 郷土の重要作家をより深く理解できるようにするために収集した大正から戦前期の「近代の美術」
  • 戦後に前衛的な活動を繰り広げた作家たちの「戦後の美術」
  • 当館と同時代性のある優れた作家たちの「現代の美術」
  • 「原画-絵本・雑誌、広告、ポスター等」

を収集方針に、117作家、2,977点の作品を収蔵している。(2015年(平成27年)4月現在)[4]

アクセス

周辺

脚注

  1. ^ a b c d 刈谷市美術館について”. 刈谷市美術館. 2015年3月6日閲覧。
  2. ^ 刈谷市美術館のコレクション”. 刈谷市美術館. 2015年3月6日閲覧。
  3. ^ 茶室・佐喜知庵”. 刈谷市美術館. 2015年3月6日閲覧。
  4. ^ 刈谷市美術館 所蔵品データベース

関連項目

外部リンク





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