刈谷日劇
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/10/09 10:09 UTC 版)
| 刈谷日劇 KARIYA NICHIGEKI |
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|---|---|
| 刈谷日劇がある愛三ビル |
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| 情報 | |
| 正式名称 | 刈谷日劇 |
| 完成 | 1954年5月 |
| 開館 | 1971年5月 |
| 閉館 | 2025年12月31日 |
| 客席数 | スクリーン1:77席、スクリーン2:55席 |
| 設備 | 2スクリーン(DS / DSR) |
| 用途 | 映画館 |
| 運営 | 有限会社プラザ知立 (代表:堀部俊仁[1]) |
| 所在地 | 〒448-0821 愛知県刈谷市御幸町4丁目208 |
| 位置 | 北緯34度59分2.54秒 東経136度59分35.718秒 / 北緯34.9840389度 東経136.99325500度座標: 北緯34度59分2.54秒 東経136度59分35.718秒 / 北緯34.9840389度 東経136.99325500度 |
| アクセス | 名鉄三河線 刈谷市駅から徒歩で約1分。 |
| 外部リンク | http://kariyanichigeki.com/ |
| 特記事項 | 略歴 1954年(昭和29年):開業 1971年(昭和46年):現在地へ移転 2001年(平成13年):2スクリーン化 2025年(令和7年):閉館(予定) |
刈谷日劇(かりやにちげき)は、愛知県刈谷市御幸町4丁目208にある映画館。
概要
1954年(昭和29年)に洋画専門映画館として開業し、1971年(昭和46年)5月に移転、2012年(平成24年)からは単館系ミニシアターとして営業している。
2012年(平成24年)8月末にデジタル映画の設備を導入した。2012年(平成24年)には近隣の大黒座が閉館し、刈谷日劇が刈谷市内に存在する唯一の映画館となった。
刈谷市や知立市でロケが行われ、2022年11月11日より公開された映画『わたしのお母さん』の製作委員会における幹事会社及び制作プロダクション[注 1]となっている。
沿革
- 1954年(昭和29年)5月 - 刈谷市広小路町に洋画専門館日本劇場として開館。当時は一週間単位で3本立ての上映スケジュールであった。当館開館時の刈谷市には、刈谷映画劇場と大黒座の2館があった[1][4]。
- 1971年(昭和46年)5月 - 現在地である刈谷市御幸町のアイサンビルに移転。当時のアイサンビルは1階がパチンコ店、2階が日劇、3階が日劇3と成人映画専門の刈谷小劇、5階がサウナだった[1]。
- 2001年(平成13年)5月 - リニューアル。1・2階をパチンコ店とし、サウナだった5階に映画館2館を移転。3階の日劇3を閉館とし、刈谷日劇、小劇の2館体制に変更。
- 2012年(平成24年)8月 - 2スクリーンで再スタート。
- 2014年(平成26年)
- 2015年(平成27年)
- 2016年(平成28年)
- 2017年(平成29年)
- 2018年(平成30年)
- 9月21日 - 上映機器の設備不良により上映が不可能となり、同日以降休業[10]。なお、10月5日に予定されていた『棘の中にある奇跡 〜笠間の栗の木下家〜』初日舞台挨拶は刈谷市産業振興センター小ホールで舞台挨拶付き上映会を行うことで対応した[11]。
- 11月3日 - 営業再開。
- 2025年(令和7年)
データ
- 所在地 : 愛知県刈谷市御幸町4丁目208番地 愛三ビル5階
- 休館日 : 不定期
- 割引[12] : 映画の日(毎月1日)、愛三ビルの日(毎月3・13・23・30・31日)、水曜レディースディ、朝一回目の上映、レイトショー
- 座席数 : スクリーン1 : 76席、スクリーン2 : 55席
特徴
洋画新作中心のスクリーン1と、邦画、洋画旧作、単館系作品を中心としたスクリーン2の2スクリーンで営業を行う。また、スクリーン2ではデジタル映写機での上映と並行し、アナログ映写機での上映も行う日本国内でも数少ない映画館となっている。スクリーン2は入退場自由の2本立てであり、スクリーン1とスクリーン2で料金が異なる。上映作品は昭和の邦画から最新の単館上映作品、また海外の名作まで多岐に渡る。
周辺
映画館の周辺は商店街になっている。鉄道でのアクセスは名鉄三河線 刈谷市駅から徒歩で約1分[13]、JR東海道本線 刈谷駅からは徒歩で約20分である。バスでは刈谷市公共施設連絡バス小垣江線「刈谷市駅」バス停下車、徒歩で約1分[13]。アイサンビルに隣接して無料駐車場があり、ビル全体で100台を収容できる[14]。
脚注
注釈
- ^ 幹事会社は『刈谷日劇』名義、制作プロダクションは運営会社の『プラザ知立』名義で表記されている。
- ^ 山下監督の『リンダ リンダ リンダ』(2005年)『天然コケッコー』(2007年)などに出演。
出典
- ^ a b c “刈谷日劇”. 港町キネマ通り (2012年9月). 2014年9月12日閲覧。
- ^ a b “愛知のミニシアター刈谷日劇、年内をもって閉館へ 70年以上の歴史に幕”. 映画ナタリー (2025年10月9日). 2025年10月9日閲覧。
- ^ a b “閉館のお知らせ”. KariyaNichigeki (2025年10月9日). 2025年10月9日閲覧。
- ^ 刈谷市・知立市の映画館[リンク切れ]「消えた映画館の記憶」を参照した。
- ^ 5つ数えれば君の夢 [@5YUME2014] (2014年7月31日). “☆あさって!山戸監督の地元で舞台挨拶です”. X(旧Twitter)より2014年9月12日閲覧.
{{cite web2}}: CS1メンテナンス: 数字を含む名前/author (カテゴリ)[リンク切れ] - ^ 放課後ロスト [@hokago_lost] (2014年9月5日). “本日より、刈谷日劇さんでお世話になります!”. X(旧Twitter)より2014年9月12日閲覧.
- ^ “山下敦弘監督 舞台あいさつのお知らせ”. 刈谷日劇ブログ (2015年3月25日). 2016年4月26日閲覧。
- ^ 早田明日香 (2016年11月18日). “刈谷日劇”. 飛び込みマイクレポーターブログ. 東海ラジオ放送. 2017年10月12日閲覧。
- ^ “鈴木まりやさん トークショー付き上映会のお知らせ”. 刈谷日劇ブログ (2017年7月14日). 2017年10月12日閲覧。
- ^ “おわび”. 刈谷日劇ブログ (2018年9月21日). 2018年10月17日閲覧。
- ^ “10/5「棘の中にある奇跡」刈谷市舞台挨拶付き上映会”. 刈谷日劇ブログ (2018年9月29日). 2018年10月17日閲覧。
- ^ “料金”. 刈谷日劇. 2015年1月1日閲覧。
- ^ a b “劇場情報・アクセス”. 刈谷日劇. 2015年1月1日閲覧。
- ^ “刈谷日劇の上映スケジュール・料金・設備”. Movie Walker. 2016年4月26日閲覧。
外部リンク
- 刈谷日劇のページへのリンク