初代E14#型とは? わかりやすく解説

初代(シリーズ通算10代目)E14#型(2006年 - 2012年)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/19 06:09 UTC 版)

トヨタ・カローラアクシオ」の記事における「初代シリーズ通算10代目)E14#型(2006年 - 2012年)」の解説

キャッチコピーは『新し尺度。』。この代より国外仕様カローラと袂を分かち、更にプラットフォーム異な車種となり、日本国内向けセダンはこの代よりサブネームが付いたカローラ アクシオ」となる。"Axio"は「品質」「価値」を意味するギリシア語の「AXIAアクシア)」に由来する造語である。国内向けワゴン9代目続きカローラ フィールダー」の名称を継続する全長、および全幅ホイールベースに関して後期型E120型セダンとまったく同じ寸法据え置かれており、外観先代のE120型のイメージ踏襲しつつ、よりスタイリッシュにアレンジしたデザインとなったボディCd値先代のE120型同様、0.29。アクシオフィールダー先代120型カローラプラットフォーム改良の上流用国内目標月間販売台数は6,000台(フィールダー合わせて12,000台)と発表エンジン今回からすべてローラーロッカーアーム式に統一された1.5L車用の1NZ-FE型(VVT-i対応、110PS(四輪駆動車は105PS))エンジン継続され、1.8L車用には新開発の2ZR-FE型(DUAL VVT-i対応、136PS(四輪駆動車は125PS))エンジン搭載パワーステアリング前輪駆動車四輪駆動車問わず全車電動式パワーステアリング採用されオートマチックトランスミッション全車Super CVT iが採用された。このうち、1.8L車には7速のスポーツシーケンシャルシフトマチック付のSuper CVT iが採用されるまた、1.5Lモデル前輪駆動車5速MT用意される四輪駆動車アクシオ最上級グレードの「1.8 LUXEL αエディション」を除く全てのグレード設定されている。これにより「平成17年基準排出ガス75%低減レベルSU-LEV(☆☆☆☆))」を全車達成するとともに1.5Lの前輪駆動CVT車に限り平成22年度燃費基準+10%」を同時に達成した発売当初法人向けの「1.5 X ビジネスパッケージ」を除き全車にカラーバックモニター機能付5.8インチ液晶ディスプレイCDオーディオ前後ドアスピーカー(1.5L車は4スピーカー、1.8L車は6スピーカー)が標準装備されていた。メーカーオプションHDDナビゲーションシステムは、バックモニター機能6.5インチ液晶ディスプレイとなる。アクシオ場合車体製造に関して高岡工場のほか、今回より関東自動車工業(現・トヨタ自動車東日本)に代わりセントラル自動車(現・トヨタ自動車東日本)が車体製造担当また、国内専用のカローラシリーズはこの代よりフィールダーから先行開発されることとなり、事実上フィールダーの逆派生車扱いとなる。 販売終了前月までの新車登録台数累計フィールダー合算して548858台。 2006年10月10日 - モデルチェンジCMキャラクター明石家さんま浅田美代子2007年8月22日 - 「1.5 Xベース特別仕様車1.5 X HID SELECTION」を発売プロジェクターディスチャージヘッドランプタコメーター、ドライブモニター、サイドドアミラー内蔵LEDターンシグナルランプ特別装備した。 2007年10月1日 - E140型アクシオグッドデザイン賞受賞2008年4月24日 - 「1.5 Xベース特別仕様車1.5 X Special Edition」を発売プロジェクターディスチャージヘッドランプタコメーター、ドライブモニター、インパネクラスター用木目調ベゼル、ドアスイッチベース用木目調ベゼル特別装備した。 2008年10月28日 - マイナーチェンジ四輪駆動車4WDデカール貼り付け位置変更。「1.8 LUXEL αエディション」を除く全車にオーディオレス仕様グレード拡大、特に法人向け1.5 X ビジネスパッケージ」および個人向け中堅グレード1.5 G」の主要装備それぞれ大きく厳選され、「1.5 X」のドアスピーカーが前期型の4スピーカー前後ドア)から一転し、2スピーカー(前ドアのみ)に変更された。事実上希望小売価格が「1.8 LUXEL αエディション」を除く各グレード数千円(「1.5 X前輪駆動5速MT車) - 数万円(「1.5 G前輪駆動CVT車)程度値下げされた形となったCMキャラクター山本寛斎未來親子2009年1月14日 - 「1.5 X」の前輪駆動車5MT仕様ベースとしたTRDオリジナルコンプリートカーカローラアクシオ "GT"(TRD Turbo)』を追加同年2月9日より販売開始タコメーター、ドライブモニター、本革巻き3本スポークステアリング、エアロパーツ、215/45R17 87Wラジアルタイヤ17インチアルミホイール、15インチ対応フロント大径ディスクブレーキローター、専用スポーツサスペンションなどを追加装備インタークーラーおよび専用ECUIHIターボチャージャーなどが装着され1NZ-FEエンジン搭載した車体色スーパーホワイトIIシルバーメタリック、ブラックマイカの計3色のみの設定で、内装色はグレーのみの設定となる。なお、ワンメイクN2レースカローラアクシオGT同時に発売された。 2009年10月5日 - 一部改良。1.5L・前輪駆動CVT車において、エンジン・トランスミッション・オルタネーターの制御改良し燃費を向上(0.4km/L向上)。これにより「平成22年度燃費基準+15%」を達成。 「1.5 G」には新たにサイドドアミラー内蔵LEDターンシグナルランプ加え木目調のセンタークラスター・パワーウインドウスイッチベース、本革巻き木目調の4本スポークステアリングホイールおよびシフトノブ採用し高級感をさらに高めた。 「"GT"(TRD Turbo)」には新たにプロジェクターディスチャージヘッドランプ採用されたほか、発売当初の215/45R17 87Wラジアルタイヤ17インチアルミホイールから195/55R16 87Vラジアルタイヤ16インチアルミホイールに変更され、ターボチャージャーレス(自然吸気エンジン仕様の「カローラアクシオ "GT"(TRD Sportsパック)」も架装メーカーオプション選択可能となった同時に1.5 Xベース特別仕様車1.5 X HID Limited」も発売された。プロジェクターディスチャージヘッドランプタコメーター、ドライブモニター、花粉除去モードオートエアコンプッシュ式ヒーターコントロールパネル、コンライト運転席/助手席バニティミラー付サンバイザー、4スピーカー前後ドアスピーカー)などを特別装備した。 2010年4月26日 - 一部改良。1.5L・前輪駆動車CVT車においてエンジントランスミッション最適化また、1.8L車は新世代エンジン動弁機構バルブマチック」を搭載した2ZR-FAE型に置き換え燃費を向上(1.5L・前輪駆動CVT車と1.8L・前輪駆動車は1.4km/L、1.8L・四輪駆動車は1.2km/Lそれぞれ向上)。これにより、1.5L・前輪駆動車CVT車は「平成22年度燃費基準+25%」、1.8L・前輪駆動車は「平成22年度燃費基準+15%」、1.8L・四輪駆動車は「平成22年度燃費基準+20%」をそれぞれ達成した特別仕様車1.5 X HID Limited」、および法人向け1.5 X ビジネスパッケージ」を含む1.5L・前輪駆動車全てのタイヤおよびホイール、フロントディスクブレーキローターの各サイズ15インチ統一され、1.8L車にはステアリングオーディオスイッチを追加し操作性を向上させた。 本改良に伴い、1.8L・前輪駆動車ベースに吸排気系足回りチューニングした架装車両Sports M」は廃止された。 2011年3月29日 - セントラル自動車相模原工場でのE140型カローラアクシオ生産終了同工場の閉鎖後後述セントラル自動車大衡工場全て移管となる。 2011年4月下旬 - セントラル自動車大衡工場(現・トヨタ自動車東日本大衡工場本社))でのE140型カローラアクシオ生産開始2011年5月20日 - トヨタカローラ店チャネル創立50周年記念した特別仕様車1.5G"Classico(クラシコ)"」を発表6月14日販売開始)。本仕様は「1.5G」をベースに、プロジェクターディスチャージヘッドランプ(ロービーム・オートレベリング機能コンライトライト自動点灯消灯システム)付)と運転席適温シート装備し本革巻き+専用木目調加飾の4本スポークステアリングホイールとシフトノブ専用木目調加飾パネルセンタークラスター&パワーウインドウスイッチベース、ジャカードモケット・ブラウンパイピング入り専用シート表皮採用し充実装備上質感を備えたボディカラー専用色のグレイッシュブルーメタリックを含む5色設定トランスミッション前輪駆動四輪駆動共にSuper CVT iのみの設定2011年10月12日 - 「1.5Xベース特別仕様車「X"HID Extra Limited"」を発売プロジェクターディスチャージヘッドランプ(ロービーム・オートレベリング機能コンライトライト自動点灯消灯システム)付)を特別装備するとともにスマートエントリー&スタートシステム、盗難防止システム(エンジンイモビライザーシステム)、花粉除去モードオートエアコン&プッシュ式ヒーターコントロールパネル、運転席助手席バニティミラー付サンバイザー運転席チケットホルダー付)を採用し利便性快適性能を向上。さらに、外気温などを確認できるドライブメーター、タコメーター、フロントパーソナルランプなどを装備したボディカラー専用色のダークグレーマイカを含む5色設定先述特別仕様車の「1.5G"Classico"」同様、トランスミッション前輪駆動四輪駆動共にSuper CVT iのみの設定となる。 2012年3月 - 「"GT"(TRD Turbo)」の受注終了2012年5月10日 - フルモデルチェンジに伴い国内向けのE140型カローラアクシオ販売終了(ただし1.5L 前輪駆動CVT車のみ同年6月10日販売終了)。 2006年1.5 X四輪駆動後面2008年型(一部改良前)1.5 X(NZE141) 2008年型(一部改良前)1.5 X後面2006年1.8 LUXEL(ZRE142) 2006年1.8 LUXEL後面

※この「初代(シリーズ通算10代目)E14#型(2006年 - 2012年)」の解説は、「トヨタ・カローラアクシオ」の解説の一部です。
「初代(シリーズ通算10代目)E14#型(2006年 - 2012年)」を含む「トヨタ・カローラアクシオ」の記事については、「トヨタ・カローラアクシオ」の概要を参照ください。

ウィキペディア小見出し辞書の「初代E14#型」の項目はプログラムで機械的に意味や本文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。 お問い合わせ



英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

初代E14#型のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



初代E14#型のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
Text is available under GNU Free Documentation License (GFDL).
Weblio辞書に掲載されている「ウィキペディア小見出し辞書」の記事は、Wikipediaのトヨタ・カローラアクシオ (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS