初代E24とは? わかりやすく解説

初代(1977年-1989年)E24

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/04/22 16:04 UTC 版)

BMW・6シリーズ」の記事における「初代1977年-1989年E24」の解説

E24は、ドイツ自動車メーカーBMW生産するラグジュアリー・クーペモデルに付けられたコードネームである。 当時BMWのフラッグシップクーペであり、『世界一美しクーペ』と評され今なお愛好家が多い。 1976年ジュネーヴモーターショーで630CSと633CSiが発表された。 1978年、635CSiが発表された。専用3.5Lエンジン搭載しトランスミッション5速MT採用された。エクステリアではフロントスポイラーリアスポイラーサイドストライプ標準装備された。 1979年小変更を行いキャブレター仕様の630CSがライン落ちし、インジェクター仕様の628CSiに入れ替わったエンジンは528iから流用された。 1982年、初の大規模マイナーチェンジが行われた。これはベースモデル5シリーズフルモデルチェンジ行った為で、サスペンションなどが一新された。また、635CSiについてはエンジン一新された。内装では5シリーズ準じたドライバー定期点検促すSI(サービスインターバル)メーターや、瞬間燃費計が追加された。5シリーズモデルチェンジと同様、エクステリア大きな変化見られなかった。 1987年最後マイナーチェンジ行い新型735i(E32)で採用され第3世代DME(デジタル・モーター・エレクトロニクス)制御のビッグシックスエンジンを採用したこれに伴い、主に米国日本向けだった触媒付き仕様出力大幅に向上した(185hpから211hpに)。さらに、衝撃吸収バンパー装着米国仕様では発売当初から装備)、エアロ標準装備によりエクステリア大きく変化した。このいわゆる後期型の635CSiAには賛否両論があり、それゆえ1987年以前中期型はアイアンバンパーと呼ばれ、6シリーズの本来の美しさを持つ最後モデルとして好む人も多い。 1989年生産終了同年開催されフランクフルトモーターショーで6シリーズE24)の事実上後継モデル、8シリーズE31)が発表された。 日本仕様車昭和50年代の厳重化され排ガス規制により、ほぼ全年式にわたり米国仕様車ベースとしていた。ただし、全グレードMT選択できた米国違い日本仕様車はM6を除き全車ATを装備していた点が大きく異なる。

※この「初代(1977年-1989年)E24」の解説は、「BMW・6シリーズ」の解説の一部です。
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