初代(1990年-1999年)E31
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「BMW・8シリーズ」の記事における「初代(1990年-1999年)E31」の解説
E31は、ドイツの自動車メーカーBMWが生産するラグジュアリー・クーペモデルに付けられたコードネームである。 『世界一美しいクーペ』と評された6シリーズ(E24)の事実上の後継モデルであり、BMWのフラッグシップモデルとして、1989年のフランクフルトモーターショーで発表された。 M1以来のリトラクタブルヘッドライトが採用され、CSLを彷彿させるサイドビューをもつ。ボディはBピラーを持たないピラーレスハードトップであり、カブリオレの開発も進められていたが、コストパフォーマンスなどの面から市販化は実現しなかった。 当時、ワイドボディであるにもかかわらずゴルフバッグがトランクに積めないなど、日本人が好む価格に見合った価値を提供することができず、ライバルのメルセデス・ベンツ・SLクラスに対して販売面で大きく水を開けられた。 1999年3月、生産終了。 2003年9月9日、フランクフルトモーターショーで8シリーズ(E31)の事実上の後継モデル、6シリーズ(E63)がおよそ14年ぶりの復活を遂げた。
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