他の根拠とは? わかりやすく解説

他の根拠

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/20 06:54 UTC 版)

朝木明代」の記事における「他の根拠」の解説

他に、矢野らは、以下のような新たな証拠他殺あるいは創価学会関与を示すものと主張し著書東村山の闇』・広報紙東村山市新聞』やウェブサイト喧伝し、それらのごく一部のみを民事訴訟での主張の根拠とした。 鈴木松美による事件直前朝木明代からの電話音声鑑定書(上記TBS報道番組同趣旨)に「極度緊張状態」とある。 矢野らが作成した店長共同記者会見テープ反訳」によると、ハンバーガー店店長問いかけ対し明代は「大丈夫ですか?」「大丈夫です」「飛び降りたのか」「飛び降りてはない」と自殺否認した反訳会見途中までで中断しており、店員問いかけに対して明代救急車断った部分(自殺根拠1つとされた)は含まれていない。なお、転落死直後新聞報道では、救急車断ったことを記述しているものも、いないものもある。乙骨正生によると、朝木直子店員接触して警察から圧力受けていたことを聞き出したというが、裁判での主張含め矢野らがこのことに言及したことはない。 朝木明代鍵束は、後になって階段2階踊り場付近焼肉店裏の使用済みお絞り紛れ込んだ状態で発見された。矢野らによると、鍵束があった場所の詳細事件15年捜査関係者隠匿しており、東村山副署長西村修平訴えた裁判露見した。ただし、事件2ヶ月後に第134回国会 衆議院宗教法人に関する特別委員会(1995年11月)で警察庁刑事局長が「階段二階踊り場の(中略)焼肉店のいつもお絞り入れているケースの中から発見された」と答弁している。矢野らは、国会質疑直後、「国会東村山警察副署長らを厳しく追及」と『東村山市新聞71号トップ大々的報じていた。 転落死事件当時事件担当検事及び担当検事指揮に当たる東京地検八王子支部長は、ともに創価学会であった。両検事事件書類送検(1995年12月)後に人事異動転出し別の検事捜査進めて他殺確証なし」として終結した月刊誌『潮』の記事矢野らが提訴した裁判地裁判決に「(自殺と見る余地十分になるが)なお亡明代自殺したとの事実真実であると認めるには足りず、他にこれを認めるに足り証拠はない」というくだりがある。矢野らによると、上記文章自殺可能性否定して他殺認定している。 『潮』裁判(上記)において、東村山副署長証言一箇所(朝木明代らがアリバイ工作をした疑いがあることを広報たかどうか)について「この点に関する供述信用することができない」と認定された。矢野によれば、これは裁判所による副署長人物評価であり、裁判所が「副署長主張全て信用できない」「副署長虚言癖を持つ」と認定したことに等しい。 事件1ヶ月半前(7月16日)に、矢野が、多数目撃者の前で創価学会員から襲撃され暴行を受ける事件起き、『週刊新潮』でも報道された。9月21日矢野襲撃犯少年(当時)を見つけ警察通報、『週刊新潮』の取材により少年身元突き止めて3年後損害賠償請求した。矢野記憶以外に証拠がなく、刑事は不訴追民事訴訟棄却された。 矢野によると、朝木明代が4人の人物によってビル連れ込まれるのを見たという証言ある 朝直子選挙公報記載した殺された母・朝木明代遺志を継ぐ」を宇留嶋瑞郎らが「虚偽記載」として告発したが、不起訴となった(1999年8月31日) 『週刊現代』の記事夫と娘激白!『明代創価学会殺された』」を名誉毀損として創価学会講談社朝木直子らを告発した不起訴となった(1998年7月) 矢野がたまたま耳にしたという「創価学会側が事件関与した疑い否定できないということで、不起訴(前項)の処分をきめたんですよ」という検察官発言矢野記憶以外に裏付けがなく、発言相手とされた弁護士も、矢野が『潮』『創価新報』の記述に対して提訴した裁判において発言存在否定する陳述書提出した(『フォーラム21名誉毀損訴訟においても言及された)。)矢野陳述書によって「虚偽事実主張し裁判所欺罔する人物との事実摘示」されたとして弁護士名誉毀損提訴した棄却された。矢野は、記述中に検察処分日付間違いがあるため陳述書全体信用できない主張したが、容れられなかった。不起訴直後の『東村山市新聞97号(98年9月)では、検察官発言を「創価関係者が、朝木議員殺害までに至る事件嫌がらせ関与した疑惑否定できない」と報じたが、後の矢野証言では、同じ発言が「創価学会側が(謀殺事件関与(以下略)」に変わった矢野らの解釈によると、創価学会が『FORUM21』掲載記事提訴した裁判において最高裁他殺説認めた国会タイムズ』誌が、創価学会幹部暴力団組長学会批判者(「死亡(自殺?)したA氏」を含む5名)の暗殺依頼(1人20億円)をした場面隠し撮りビデオ存在する、という噂を「真偽不明だが」と注釈しつつ報じた(1997年5月)。また、月刊現代』(2004年2月号)の魚住昭執筆記事でも「村上正邦の元側近」が類似内容証言をしている(ただし、5名ではなく亀井静香ら4名」とあった)。両記事引用してA氏朝木明代当てはまる」とする記事を『FORUM21』が掲載した。なお、上記暴力団組長2010年5月出版した自伝の中で「ビデオ撮られていたことは後になって聞いた」「会話内容は憶えていない」「ビデオ行方伝聞でしか知らない」と言及した矢野らによると、以上の経緯は「朝木明代らの殺害依頼した暗殺依頼密会ビデオ』の存在いくつかのメディアで報道されていた」「著書の中で、このビデオ存在したという事実に言及している箇所がある」と要約され謀殺決定づける証拠である。また、矢野らは、上記の『FORUM21』記事について「同誌の別記事を提訴した創価学会がこの記事提訴しなかったのは、事件関与認めているようなもの」としている。 2006年2月5日早朝に、中年の男が朝木直子宅のサンルームガラス中年男怒鳴りながら繰り返して蹴った(ガラス等に被害はなかった)。男は通報駆けつけ警官現行犯逮捕されたが、泥酔の上偶発的犯行とされて不起訴となった矢野らは、この事件朝木直子狙った計画的犯行であると主張しウェブサイト・『東村山市新聞』・多摩レイクサイドFMで「これではきりした十一年前朝木明代議員殺害事件真相」など大々的取り上げ平成18年東村山市議会3月定例会(2006年3月3日)の一般質問でも脈絡なくこの事件紹介した計画的犯行とする根拠は、パトカー連行されところを目撃した矢野の「とても酔っ払いには見えない」とする証言である。 創価学会は、懸命に他殺否定したり、自殺主張している。矢野らによると、殺害無関係であれば殺害への関与ほのめかされたとしても無関心を保つはずである。 矢野らによると、謀殺説に反論する者、矢野朝木直子らの言説や行為を批判する者は「創価御用ライター」ないし「親創価ネット族」「創価ネット族」であると推定される矢野らは、これらの根拠によってすでに他殺確定した、としており『東村山市新聞』などで懸賞金1000万を出すとして犯人逮捕につながる情報の提供を募集していたのを「実行犯絞り込み進んでいる」として2008年12月終了している。なお、上述のように、矢野朝木直子は、「創価学会捏造謀殺関与した」という表現避け意図不明な反復の多い錯綜した構文によって、事実摘示意見論評線引きつながりあいまいにしつつ、創価学会関与ぎりぎりまで示唆するようにしている。

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