捜査関係者
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/01/03 01:15 UTC 版)
八木沼 了一(やぎぬま りょういち) 声 - 原田友貴 警察庁の警視(後に警視正)。管理官として警視庁捜査一課に出向中。相変わらず傲慢で嫌味な性格だが、警察組織内で目立つポストに就き始めたことから、以前のような犯罪紛いの無茶な捜査はしなくなっている。また止むに止まれぬ事情によって犯罪を犯してしまった者には、罪が軽減されるような供述の仕方を教唆するなど、情けをかけることもある。姉を手厚く看護してくれていた朽木病院には並々ならぬ恩義を感じている。 自身が幼少時に姉と共に虐待を受けた経験から、事情のある女性や子供には不器用な優しさを見せる。織部殺害の容疑で雪子が拘束された際には、心神喪失を認めさせるか、いっそ正当防衛をでっち上げて彼女の罪を軽減させようという考えであることを仄めかした。 高城 夏目(たかしろ なつめ) 声 - 一色ヒカル 通称「夏目さん」。監察医。玲人とは彼が警官だった頃からの友人。「高城医院」という個人病院を構えているが、医院の看板は「城」の字が消えてしまって「高 医院」になっている。玲人曰く「入った患者は生きて出て来ない病院」。性欲の権化のような女性だが、今作ではその痴態を見ることは出来ない。高城 秋五(たかしろ しゅうご) 夏目の弟で、七七の兄。元警官の探偵で、玲人とは警察時代の元同僚・友人である。現在は妻・和菜の実家である逗子の上月家で妻子共に暮らしているが、過去に関わった因縁浅からぬ「千里教」事件について調査を続けている。友人たちへの娘自慢が度を超して酷い。電話口での声のみで登場、クレジットは無し。 高城 七七(たかしろ なな) 夏目と秋五の妹。現在は日本全国を放浪しつつあちこちの事件に首を突っ込み、探偵紛いのことをしているが、事件を解決しても何故かほとんど感謝されないらしい。電話口での声のみで登場、クレジットは無し。 蒼木 冬史(あおき とうじ) 声 - 森井花音 上野に事務所を構えるジャーナリスト。かつては上野を縄張りとする暴力組織「死の腕」の幹部であったが、裏稼業からは足を洗っている。いくつかの新聞社で働いたこともあるが、現在はフリーである。ジャーナリストと称してはいるものの、やっていることはほとんど探偵である。八木沼の依頼で「天恵会」について調査しており、玲人と協力する。事務所の壁には友人の高城和菜が主演した舞台『椿姫』のポスターが貼ってある。味噌には一家言ある。
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